ウィンカーLED化(自作レギュレータ)その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
レギュレータ設置場所はストラット上部にしました。ここはヒューズボックスやボディアース端子にも近いです。100均で買ったトレイを固定して、この上にリピートタイプの結束バンドで固定するつもり。左右のフロントウィンカーからの分岐ラインも準備OKです。
2
バッテリーに回生するには、ヒューズボックスで常時12Vラインを見つける必要がありますが、ボックス内右下の使われていない端子が常時12Vでした。他にもありそうですが、ここに平形端子で接続しました。
3
ボックス横にドリルで穴を開けて線を引き込みました。
4
ボディアースはここに共締めしました。
5
設置後、最初にバッテリー回生出力電圧を調整します。回生端子を外しておき、ウィンカー端子に常時12Vを入力します。その状態で出力電圧(回路図のメーター1、写真左側)が16Vになるよう昇圧コンバータのVRを調整します。なぜ16Vかというと、バッテリーは通常12Vですが、オルタネータ(ハイブリッドの場合はメインバッテリーからの充電?)が駆動すると、14.5Vに跳ね上がるので、それより高くしておかないとオルタネータ稼働中は回生できず、ハイフラになってしまいます。という訳で、出力電圧は余裕をもって16Vとしました(回路図には15Vと書きましたが)。バッテリーの規格では充電電圧は最高15Vらしいのですが、1Vくらい高くても短時間、断続的な小電流なので大丈夫でしょう。多分。
6
次に回生端子を常時12Vに接続し、ウィンカー端子にも常時12Vを入力します。すると、左側のメーター1には回路で消費された電流が、右側のメーター2には回生電流が表示されます。左右の電流計の合計がウィンカーから吸い込む電流値です。ここで、電流の合計が3Aになるよう定電流回路のVRを調整します。純正アンバー球は21Wなので、12Vだと1.75A、前後合計で3.5A。車のウィンカー制御部から見れば3.5A流れていれば正常と見なすでしょう。でも、このたび購入したLEDバルブは消費電力3.1W、電流は0.26Aしか流れません。1球あたり約1.5A足りないのです。そこで、前後ウィンカーの不足分3Aを吸い込むように設定すると、制御部から見た消費電流は純正アンバー球に近いというわけです。
調整が終わり、接続を確認して、LEDバルブの交換も無事終了。メインスイッチをオンにして、ウィンカーをONに。
いきなりハイフラ発生!!
何で・・・??
(その3へ続く)
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