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ゆてんの愛車 [トヨタ RAV4ハイブリッド]

整備手帳

作業日:2020年3月15日

ウィンカーLED化(自作レギュレータ)その3

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以上
1
消灯時のフロントLEDバルブ。ステルス性はなくはないですが、何となくナツメ球のように見えます。個人的にはもう少しリフレクターと同化してほしかった。

本題です。レギュレータを装着しても止まらないハイフラには参りました。電流計の電源を入れてみると、ハイフラの小刻みな電流で読み取れませんが、レギュレータは動作しているようです。仕方なくフロントバルブだけ純正アンバー球に戻しましたが、それでもハイフラは止まらず。ウィンカーの吸い込み電流がフロント、リア2個分のままであったのを思い出して、1個分の1.5Aに下げてみてもダメでした。フロントを純正に戻したのにハイフラになるということは、リアバルブか、レギュレータに問題があるということ・・・ここまで来てやっと原因が分かりました。ウィンカーの配線はフロント、リアが並列だから、フロントから分岐すればリアの分の電流も吸い込めるという思い込みが、大きな間違いだったのです。テスターで調べた結果、RAV4の場合はフロント、リアが別系統でした。ウィンカー制御部はフロント、リア個別に電流を監視していたのです。RAV4のウィンカーLED化については下調べをしたつもりですが、抵抗内蔵バルブの装着例しか見つけられなかったので、これには気付きませんでした。
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しばらくの間、吸い込み電流を下げて、フロントのみのLED化で走行していましたが、やっぱりリアもLED化したい。でも問題はリアの電流をどこから吸い込むかです。リアはもう外付け抵抗で良いんじゃね?とも思いましたが、ここは初志貫徹、レギュレータでいくことに決めました。

ところで、ハイフラ発生のしきい値について興味があったので、実験をしてみました。定電流回路の出力を最小にしても吸い込み電流は1A程度あり、ハイフラは発生しませんでした。逆に電流が多少オーバーしてもハイフラにはならず、さらにオーバーするとヒューズではなくポリスイッチが作動するようで、1分くらいウィンカーが操作不能になります(実験時に経験済み。最初、ヒューズを飛ばしたかなと思ってヒューズを探したが、ウィンカーのヒューズが見当たらない。とてもアセったが、そのうち復活した)。
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リアウィンカー行きのハーネスはスピードメータ裏の基盤から出ているらしく、ここから分岐できればベストですが、とてもハードルが高そうです。やはりリアバルブから分岐してフロントにもってくるのが確実です。でも次に問題になるのは、リアの吸い込み電流をフロントとミックスしてレギュレータに入力しても、フロント、リア均等に吸い込んでくれる保証がないことです。レギュレータは3A吸い込んでも、フロント1.5Aリア1.5Aになるとは限りません。ということで、ここは仕方なく余っている部品でリア用レギュレータを作りました(写真)。調整はテスターで最初に一度行えば良いので、電流計を省略。ヒートシンクも小型化しました。
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リアのダイオードはバルブ分岐口に入れました。
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ケーブルはリアドア上部に引き出して左右合流。コネクター部分はバスコークで防水処理しています。
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ケーブルはルーフモールの溝→フロントガラスの溝→エンジンルームという経路にしました。室内に取り込むことも考えましたが、またエンジンルームに出す必要があるのでやめました。その代わり、ケーブルの材質にはこだわりました。ケーブルの被覆は紫外線の影響をほとんど受けないシリコンゴムで、とても柔軟性があり使用温度も-60~180℃と問題なし。溝に這わせたので小石などの飛来物の被害も少ないはず。1.25sqのものをオヤイデ電気で購入。ケーブルの色はボディ同色の赤にしました。
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リア用レギュレータはこの位置にタイラップで固定しました。付け足し感があって見栄えがいまいちですが、これで無事にハイフラが収まりました。
今回作成したレギュレータの回生効率は58%程度。抵抗で処理していれば熱になったものが58%回収できたということ。もともとウィンカーの消費電力など電装品全体から見ればわずかなものですが、ウィンカーを点灯するたびにレギュレータの効果を想像して自己満足しています(*^_^*)。
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最後に最近の抵抗入りバルブについて一言。抵抗入りLEDバルブはポン付け可能なので、信頼のある製品ならばLED化の最良の選択肢だと思います。今まで抵抗入りバルブなど、発熱の影響がソケットやハウジングに及ぶのではと思いましたが、純正で使われている電球について調べたところ、光エネルギーになるのは10%程度で、残りはすべて熱になるらしく、発熱量は抵抗入りバルブとあまり変わらないのです。だから車体側はもともと熱対策されています。問題は、LEDが発熱に耐えられるかということです。その辺の対策がしっかりしている製品を選ぶのがポイントだと思います。商品説明に「長時間の点灯は避けてください」と書かれているものは、やめた方がいいでしょう。ウィンカーを点灯するタイミング、場所は法令で決まっています。長時間でも点灯しなければならない場合もあります。ユーザーが発熱を気にしてウィンカーの点灯時間をコントロールするなど本末転倒です。直前ウィンカーは迷惑です。私の場合キレの良いLEDウィンカーを見せたくて、早めの点灯になりました(*^_^*)

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2020/03/23 14:15:47

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