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2025年10月03日 イイね!

最近のアレコレ

最近のアレコレようやく暑さも和らいできましたが、クルマも古くなってきたし、酷暑の間も色々ありました。









先ず冷却水漏れがダダ洩れ
8月の前半、突然警告が付いたので、仕方なくタンクに水をおおよそ3Lほど補充し様子見したが、また直ぐに警告が出る始末。ディーラーまで走るのも心もとなく、下手をするとオーバーヒートしてしまう。仕方なく任意保険のロードサービスのお世話になる事になった。
Dぃラーで水漏れの原因を調べてもらったところ、ラジエターのアッパーホースが抜けそうになっており、ストッパーピンが収まっておらず、ココから漏れていたとの事・・・orz

事の発端は、昨年秋にインタークーラーを載せ替えましたが、F90用のインタークーラーはサイズが一回り大きく、エンジン本体の冷却ホースの経路を変更せねばならず、アッパーホース部分のPS3カップラーとL字型シリコンホースにこの箇所のみ交換した。
BMWのラジエターホースの接続箇所は、NORMA製のPS3コネクターが使用されており、私の勘違いのものを入手してしまい、少し形状の異なるものを無理やり取り付けていたのだ。冷却水系のコネクターは、安易には抜けないように、ストッパーピンがついているのだが、微細な形状の違いによりストッパーピンが本来の位置に収まらず、ラジエターの口元の溝を拡張する形でどうにか留めているつもりだったが、ラジエター付近の温度が特に上がる夏場に、コネクター内部が熱変変形を起こし、抜けかけており、ここから大量に熱で気化したクーラントが漏れてしまっていたのだ。

ここは純正部品と異なる改造が施されており、これ以上うちでは治せません。と。
カップラーを押し込み、圧力テストを実施し、その場で漏れる事はなかったとの事。しかし、しばらく乗ってたら、また同じ症状でクーラント漏れ。

Dーでも治してもらえんって、そりゃそうだ。自分で非純正パーツを取りよせて、組んだもので、当然自己責任だわなぁ。

取付ていたのは左の方。

微細な差だが、90度曲がっているRの曲がり方も異なるが、そこは問題ないのだが、画像の2つのコネクターでは、ストッパーピンの収まる方向が90度異なっている。

このカップラーはNORMA製のコネクターで、NW32-90というパーツなのだが、日本での入手は難しく、検索するもなかなか見つからない。

今回は物の図面PDFも確認し、右側のRの短いを取り寄せた。

その後、漏れたコネクターを外してみたら・・・

こらアカン。熱変形しとるやんかぇ・・・
オレンジ色のパッキンは、個人的に耐熱性の高いシリコン製のに交換して取り付けており問題なかったが、本体の内部が歪んだらアカンわなぁ。

考えてみたら、入手性の悪さから適当にググって探したパーツで、得体のしれない物だったのかもしれん。

今回ようやく、ドイツ本国のここからNORMA製の正規もんの扱っているパーツショップを見つけたので、取り寄せた。
だが、送料は€75,00・・・高っっ!コネクタは€15,36。1個だけでは流石に送料が勿体ないので、予備ととそれ以外の箇所に利用できそうな、NW16 90 2個の同時に入手しておいた。

いずれにせよ、この箇所は熱化も圧力も高い箇所で、これ以外選択肢は無いわな。

アリエクで無理やり探すと安くて、似たようなのは出てくるがやめといたほうが良い。NORMA製の素材は RA66-GF30と刻印されており、グラファイト繊維配合のポリアミドで、強度も高く耐熱性は200℃以上と高いものだ。

クーラント漏れは、ショップで作業するかとも考えたが、今回は自走するしかないので、道中で再び大量に水漏れしたら・・・作業するにもクーラントの温度が高いままでは出来ないし。

いずれにせよ、この箇所は取付がかなりトリッキーであり、ギリギリのスペースしかなく、カップラーを抜く事が出来なかったらどうするか。その場合はやはりインタークーラーも外さないと作業が出来ないのだろう。
悩ましい。ちょっと悩んだが、とりあえず自力でやってみる事にした。

もし外せなかったら、元に戻して、漏れ出たクーラントを補充してショップに持っていく事にしよう。
事前にどう抜き取るかパターンをシュミレート。
カプラーを抜きつつ、ホースを無理やりコジって抜く事が出来た。かなり力ずく。外れさえしたら、取付は反対の手順でコネクター収める事ができる。

後はホースクランプを固定するだけだ。上手くいった。

今回仕入れたカップラーは、ストッパーピンの位置も正しく収まり、パチンと固定され、強引に抜こうとしてもびくともしない。

こいつを交換するには、当然クーラントもダダ洩れになる。極力漏らさないよに厚手のビニール袋で養生し、漏れを最小限に留め、多少地面に流れてしまったクーラントも綺麗に流して掃除しておいた。

かなり憂鬱な作業だったが、マンションの駐車場で近隣住民はみんなに見られている。あの人いつもなにかってんの?って話(笑)
いずれにせよ、冷却水漏れのクルマには安心して乗っていられないので、これで一安心。なんだか治せてほっとした。


次に、シートの補修

ドライバーシートの背もたれの角が残念な事になってきており、こちらはシート補修専門のショップにお願いした。


シートの補修は今回で2度目だ。色合わせはばっちりだった。

しかし、補修用のレザー塗料は水性ウレタン塗料でやわらかく、直ぐに傷がついてしまう。
2液ウレタンか何かの堅牢なトップコートクリアーを塗装したいところで、どうするか考え中。


あと、整備手帳にも書いたが、ドラレコも壊れたので交換した。

カメラ部がグルグル回る。駐車監視機能が強いタイプ。

試しに駐車監視してる際に、クルマをコンコン叩くと赤いランプが点灯し、カメラが作動。同時にレンズ部が回転しこっちを向きやがる(笑)画質も良い。


トップの画像は先週出掛けた、鴨川の中屋って老舗宿。
料理もサービスも良かった。

そして、残暑厳しい折、8月後半に忍びで出かけた安曇野の休暇村リトリート。

信州は涼しかろうと、出かけたが、今年は違った。


いずれにせよ、10年乗ると色々壊れる。弄り壊しという話も周りから言われつつ。半ば意地ですな。

まだ各所のセンサーの類の交換他、未決作業もある。
ようやくトラブルも収まったので、次のステップの作業に進もう。




Posted at 2025/10/03 14:41:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月10日 イイね!

ドーピングの纏め。

ドーピングの纏め。3月末、駆け込みで10年目のX6Mに最終系のドーピングネタを注入しだ。

アップグレードターボチャージャーと高圧燃料ポンプだ。




パワーが上がると駆動系のトラブルが発生率が上がる。
壊れる可能性の高い、フロントドライブシャフトも強化した。車の下に潜り込み自力で交換した。

とは言え、まぁまぁな出費も嵩んだことで、大した効果が出ないと困るw

交換した直後にはDMEの再調整は作業時間の都合で後日となったが、DME未調整の状態でも、乗った感じどうなのか?

実際、ターボチャージャーと高圧ポンプを交換すると風量は増えるし、燃料の供給能力も上がっている。BMWの場合BoschのDMEで制御されているのだが、タービンや高圧ポンプを交換しても、DME未調整では実装のピークパワーはそほど上がらない。
しかし、回転上昇の過程でのトルクの出方が随分違うもので、フィーリングがとても良くなった。これはうれしい誤算。
コンプレッサー、タービンホイール共に一回り大きいので立ち上がりが悪そうだが、回転バランスが良いのと、ベアリングもジャーナルのままだが強化されているのが良い方向に働き、純正タービンより立ち上がりが良いくらいだ。

実際、アップグレードターボ取り付けてDMEの調整なしでしばらく乗る事になったわけだが、これは大丈夫なのか懸念したが、DME側でピークトルクが制御され、ブースト圧も抑制が入るので、全く害は無い事も今回初めて分かった。

というわけで、まだ桜も満開を保ってるし、先週の休日に、北関東あたりまで、ドライブ良いって来た。

往復400km程だったが、週末以前にも横浜のショップさん界隈と、近所周りを300kmほど走ったので、計700kmほどと。
タービン奈良氏(?)にもいいころ加減だと思う。

久々の遠出でもあるので、出掛ける前にメンテ。
ホイールナットの増し締め。



このクルマは2.4トンあって、M14のホイールボルト5本で止まっているが、季節が変わり温度の上昇と共にボルトの金属も伸びる。なのでホイールボルトも増し締め。メーカー指定では140Nmだが、ちょい増しの143Nmくらいで締めておいた。ブレーキローターがフローティングタイプで、遊びもあり、少しでも緩むとコーナリング時に、カチャカチャノイズが出やすい。

今回、タービン交換の際にO2センサーも新品に交換したが、インチキOEM品を入れたせいで、初期不良があり、アイドリングがパンチングしまくりで使えす。
仕方ないので、元の純正O2センサーをスロットルボディー系のクリーナーで内部も入念に洗浄して、取り付けたところ不調だったアイドリングも正常化した。
(画像の1と2)

いずれにしても、空燃比をDME側で判断するのにとても重要な役割のセンサーだ。

今回洗浄したところ、かなり燃費が向上し、安定感が増したのにたのには驚いた。小まめに洗浄しておくべきだ。

さて、ターボチャージャーの交換しただけの状態で、完全に能力を発揮している以前でのインプレだが、それでもトルクの出方が気持ちよくて、踏めば即座に加速する感じは今まで以上だった。今後DMEの再調整を行えば・・・と期待が高まる。

交換直後にショップを出て角を曲がった瞬間感じたが、立ち上がりが良い。

どこから踏んでも速くなった。これは良いかも。
タービンホイールの軽量化と、完全バランスされた事が効いているのだろうか。

今回、同時に高圧燃料ポンプも交換したが、純正のポンプより圧は上がってる。これも上記の高フィールにも関係しているのだろうか。
高圧ポンプもアップグレードして、DMEのコーディング等必要ないのか?これも気になり、色々調べてみたが、未調整のままでも問題ないようだ。燃圧は上がるが、実際の燃料噴射量を制御しているのか高圧ポンプの下流の、インジェクターで行っており、妙なエラーも出ない。

その後、10日ほど経過し、時間も出来たので、未決だったDMEをショップに持ち込んで再調整してきた。

いつもお願いしている、ECUの神

とても親切丁寧で、嘘偽りのない方だ。本当に助かっている。

予めトルクの上限値どのあたりにするか、ターボチャージャーのアップグレードを依頼したMuchBoostに、加工したターボチャージャーの最大風量から換算した絶対トルクを問合せし、そのあたりを参考にどこまでパワーを出すか決定し調整いただだく事にした。

ホントは、もうちょい出せなくもないが、パワーを出し切り出せば壊れるリスクが増える。

エンジン本体の強化や駆動系のモディは最小だからなぁ。とにかく壊れちゃ困るし、乗ったフィールとパワー感が好ましければ良い。

DMEを上書きし、試走したところ・・・ちょっと怪しいところもあったので、上書きがスキップされてる懸念もあり、上書きを再実行。

これで良くなった。更にデータ上からもうちょい点火系に調整を加えたらもっと良くなるとの事で、更に上書き。


貴重な実車合わせに立ち会えたというわけです。楽しい!

最終的に、パワーメーターでのトルクは900Nmまで一気に駆け上がるようになり、maxパワーは750~780hpくらいだろう。
800hp弱まで振れて、この辺りでリミットとなっているようだが、メッチャくちゃ早い。これで十分。

踏んだ瞬間。ぶっ飛ぶ。

トルクのリニアリティーも良好。

ったく、アホな車にしてしまったもんだ。

壊さないように、今後はそのあたりの補強を考えよう。

Posted at 2025/04/10 15:23:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | エンジン・チューニング | 日記
2025年03月31日 イイね!

禁断のアップグレードターボ投入

禁断のアップグレードターボ投入ずいぶん前から気になって仕方がなかった、ハイブリットアップグレードターボチャージャ。
要はコンプレッサーとタービン、ベアリング箇所のいずれも外装ケースはノーマルを利用し、ケースは内部の切開加工して、大径のタービンとコンプレッサーの羽を完全バランス取を行ったものと、軸受けのベアリングに関しても、より大容量に耐えられる構造に強化したものに改造したターボチャージャだ。

今回はポーランドのMuchBoostというビルダーに依頼した。事前に色々問い合わせたが回答が明確でレスポンスも早く、価格もリーズナブルだった。

対応は非常に親切で出来上がってきたブツの品質も良く、信頼できるビルダーだと感じた。

eBayでポチッタお古。ビフォアーはこれ。


アフターはこんな。Stage2のアップグレード。
コンプレッサ、タービン共に加工が施されてるブツ。




汚れ、錆あり、アクチュエーター軸もガタガタだった。

内部加工と共に、外装も綺麗で、アクチュエーター軸やフラップも刷新されて戻ってきた。

2月10日頃に発送し、戻ってきたのが1か月後だったが、ようやく時間も取れるようになり、先週末にいつも、無理をお願いしている港北のショップに無理なお願いをして、アッシも作業者として加わる条件(笑)での施工。



14時ごろに作業を開始し、あれやこれやと試しつつ、ついでに高圧燃料ポンプも交換。

F90 M5用。これを左右バンクに2機。ポン付け出来ると思ていたが甘かった。
高圧側の金属パイプの位置が数ミリ単位でズレており、押したり引いたりこじったり、まぁ大変。

タービンとハイプレッシャー燃料ポンプ交換の作業が終わったのが22時間ごろ。

その後、エンジン始動し無事エンジンはかかったものの、HPFPも交換してるので、しばらくアイドリング状態を維持しつつ、燃料漏れ排気漏れを確認し、エラーをチェック。タービンの交換の際に漏れ出たクーラントを補充。

これなら動かせると、思える状態になったのは深夜の0時を過ぎてしまった。

作業はたとても楽しかったし、いい勉強になった。
もう一回やったらかなり時間を短縮できると思う。もうやらんけど(笑)

翌日も同ショップにお邪魔して、この日はドライブトレイン系のフロントプロペラシャフトも交換。

これとて、本来マフラーを下して作業すれば楽なものを、そのまま最小限のバラシで施工した。まぁ知恵の輪のごとく、トリッキーでギリギリで収まるには収まったった。

すっとクルマの下に寝転んで潜ったまま、1時間以上もアレコレと、大汗かいて、ゲロ吐きそうになったわ。とは言えこれで安心。

残念ながら、メインドライブシャフトのセンターベアリングの施工は、やはりリフトが無いと難しく、時間切れで断念。
これはリフトを持ってる他のショップにお願いしようと思う。

いつものショップにはシャシーダイナモはあるが、リフトが無い(笑)

タービン交換後に200kmほど乗った。

先ず、ショップを出てひと踏みで、違いは顕著。

交換直後なので、全開は避けつつも、結構踏み気味に入ってみたが、交換前には大径タービンの悪癖で常用域が犠牲になりドッカンターボになってないか、気になったが、今回選択したタービンオプションが正解で心配は無用だった。

ハーフスロットル程度でも、一気にトルクが立ち上がり、パワーメーターで800Nmを超える。VSRバランスされたコンプレッサーとタービンなので、純正よりも軽量なのかもしれん。とにかくスプールが素早い。

現段階ではDMEは既存のまま。許容トルクも元のままで未調整だが、普通に前よりパワフル。これでもすでに元より随分早い。

しかし、この後今回お願いしたショップの得意分野でDMEも再調整いただく。
ついでにATFも交換する予定。

やはり、折角Stage2ターボと燃料ポンプも強化したので、最大トルク値を上げたセッティングに変更いただく。
但し、どこまでのアップいただくかは、とても悩ましい。
やり過ぎると、先ず最も弱い箇所としてトランスファーボックスが壊れる。その次にエンジン本体のセンターベアリングが弱点のようなので、パワーを求めすぎるとぶっ壊れるリスクは高まる。

いずれにせよ、ターボチャージャーのアップグレードは、能力を全面的に発揮させるには、ECU(DME)のチューニングも不可決だが、アッシのクルマの場合、一旦ノーマルタービンで上限を超える800Nmあたりまでのチューニングが施されおり、DMEは既存ままでもそれなりに、バランス取りされた大容量タービンの違いがはっきりわかる。
しかし、ターボの風量の余地はまだある。どうするか、やはり悩ましい。




Posted at 2025/04/01 00:48:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン・チューニング | 日記
2025年02月28日 イイね!

大好物な動力系モディ

あっちゅ~間に、2月も末日。

今は繁忙期。これがひと段落したら、去年からの動力系モディ続きをやろうとたくらんでおりんす。

昨秋にインタークーラーのアップグレードを行った。ただ、それはターボチャージャ本体のアップグレードを後でやろうと密かに考えていた。
そして、昨年の後半には出物の中古のターボをeBayで見つけたので、ポチってしまった。ポチッたからにはもう逃れられん状況で、やらなければただのゴミを買った事になる。

この先、化石燃料車もいつまで乗れるものか分からんし、それにもましてここまで弄る事もなかろう。どうせやるなら、最後まで弄り壊そうじゃないですか!

という分けで、ターボ本体の加工、販売しているところを見渡していたが、最終的にいきついたのは、ポーランドのMuchBoostというターボ本体やATのクラッチなどに特化したビルダーを見つけた。

ポーランドってどこらへん?全然ピンと来なかったが、ポーランドと言えば、フレデリック・ショパンの生誕の地で古い歴史もあり、地図で見ると、ウクライナの西側に隣接している国で、同時にドイツの東側にも位置している。
国民性はよくがわからないが、価格が円安の今日この頃にあって、非常に手頃だった。
不安もあったので、事前にメールでやり取りをして、アレやコレやと翻訳アプリを駆使し、疑問点を聞き倒した。そうしたところ、非常に真摯にやり取りもできたし、価格も手ごろ。
当初はStrage1@790Hp仕様でいいかと考えていた。€1584,64と手頃なんだよなぁ。送料も片道€99ほど。手頃だわなぁ~
Stage2だとエンジンやATを破壊するんでねーの?と、Stage1をポチる寸前までいったが、先方もやはり、タービン側にも加工が入り径は大きいが、軽量化もあって、効果の大きいStage2を強くお勧めてくる。

はて、どうするか・・・と、迷い始めた。変化がわかりにくくて、後悔するのもイヤなもんだし、どうせこんなモディするのは今回が最後だろうとも思える。
そこで、ダメ元でMuchBoostのエンジニア兼サービス担当の方に、Stage2も良いと思うが、何かお得な情報くれるならStage2に速攻で決めるヨ!ってメールしてみた。そしたら、10%のクーポンコードをプレゼントしてくれたのだ。

それならばと約束どおりStage2を速攻ポチッた。
日本人は嘘はつかないのだ。

Stage2 BMW X6M F86 Stage2 €2397,65 - €239,76 。
あと送料€99でトータル €2256,89 となった。


先方も気を良くしたのか、オーダー後にWebオーダーには掲載されていない、オプションを提案してくれたのだ。
Srage2でもタービンとコンプレッサー の外径を変更できますよ。どうします?
これは面白い。
再び考えた。純正は中低速域はそれこそ小さめのタービンで立ち上がりが良く、街乗りでは何の不満も無く、対排気量NAのごとく立ち上がる。
それなのに、大径コンプレッサーやタービンを選択すると、ピークパワーとトレードオフにスプールも鈍くラグが目立つことになるでは?
おまけに絶対トルク値も上がるので、AT他駆動系が壊れるリスクも上がる。

これは欲張ってはダメかなぁ。と控えめなサイズでピークパワーよりも、スプールとターボラグが小さくなるようなサイズのものを選択した。

ノーマル比では5mmほど、口径の大きいコンプレッサー、タービンも数ミリ大きいだけしかし、当然ハウジングの内部を加工し、直径の少しだけ大きいコンプッサーやタービンが収まるようVSRバランスされ、ベアリングも強化されたものに組み替えられて戻って来るはずだ。

それ以外にも、今回ハイプレッシャー燃料ポンプも注文した。


BMW F90 M5用の高圧ポンプだ。
BOSCH OEM 13517852361 HDP-6 BMW No 0261520522

F86のHPFPよりピストンサイズが一回り大きく、こっちのが流量も増加させられるそうで、”S63TU-N63TU/F1X 搭載の BMW で約 750WHP 以上の出力を目指す場合、純正の HPFP はそれらのレベルでは流量が不足し、これにより出力を上げるための余裕が大幅に増え、750HP の出力に適応する。
実際欧州のチューニングショップでも、F1X、F8X用のアップグレード品として、売ってる。まぁまぁお高いがポチっておいた。
届くのは3月中旬以降とのと。

あと、駆動系もマストなところは、強化する事にした。

ドライブシャフト、センターベアリング
JXB Driveshaft Center Support Bearing Carrier Upgrade

こんな感じにリア用のドライブシャフト用だが、純正のドライブシャフトベアリングは、ヤワでガタやブレは出やすい。これでシャフトのセンターをなるべく保持する。



あと、強化フロントドライブシャフト

画像の上が純正で下か強化品。
強化ジョイントを使用してるのとトランスファーモジュール@センターデフにぶっ刺さる、左側のギア形状の箇所が倍近く長く取られており、強度がかなり上がっているようだ。

これは、米国のX5M F85オーナーで、個人的に販売してるのを見つけ、メールオーダーしておいた。何人かまとまったら、発注するそうで、もうじき出来て来ると思う。たぶん。てか、まだ代金払ってないが、支払いは完成後にPaypalで出来るとのことだ。シャフト本体 $790。送料別途で$100くらい。

いずれにせよ、S63搭載のX5M F85,X6M 86、あとF15、16等のM 50Disel等のトルクの大きい車種では、フロントドライブシャフトが壊れるトラブルが多いのだとか。

ジョント部分が破損した場合、単純に脱落すればまだ良いが、最悪の場合、片側がのみ残留し回転し続けたら、AF8ATに隣接していたりで、シャフトが暴れATや周囲まで破壊してしまうトラブルもあるそうな。

まぁアレコレと、揃うのは3月の中旬くらいかなぁ。

いずれにしても、あと2~3週間は繁忙期が続き、乗り切らにゃならん。

楽しみはその後で(笑







Posted at 2025/02/28 03:08:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月12日 イイね!

10月のあれこれ

11月に入ってようやく、秋から冬の気配。

先月前半にインタークラー交換したが、安易に考えていたが、交換直後は良かったものの、時間の経過と共にアイドリング不調に悩まされ、原因の特定にかなりの時間を要してしまいました。

交換直後はアイドリングから、ややラフだなぁと思っていて、学習すれば治るのかとも思ってた。チェックランプの点灯も無かったので、乗っていればそのうち治ると考えていたが、そうでは無かった。

断片的には整備手帳に書いたが時系列を追って整理するると・・・

先ず、エラーコード102002 エアマスが片側バンク低すぎるエラーの点灯。
まず疑ったのが、インテークボックスの裏側を加工したことによりエアーの流れが損なわれ、穴を塞げば治るか?と考え、大穴をあけたまんま乗り続けるつもりも無かったので、先ずは大穴を塞いだ。

でも症状は変わらず。

同時に接合カ所からのエアー漏れを疑い、各所を目視するとともに、エンジンをかけた状態でブレーキクリーナを吹きかけてみて、アイドリングに変化が出るか否か、だが変化も無く、エア漏れも無さそう。

さらに時間が経過すると、悪化の一途をたどることに。

ディフェクトをBimmer Codeで消し、エンジン始動後は良いが、暖気が終わると、エラーコード102002。次に140010 ミスファイアー、そのまま走っていると、再数的にドライブトレインエラー!

この警告が出るとどうなるか。途端に片側バンクの燃料噴射と点火を止めてしまい、セーフモード突入する。
片側バンクのみの走行なので、V8→ アンバランスな4気筒。速度も60km以上出ないように制限され、Dぃーラーに行けと警告も出る。
とても乗れたもんじゃ無い・・・orz

次に、エアマスセンサーが故障しているのか?と考え、FCP Euroから取り寄せて交換。だが、症状は変わらず。
センサーに接続されてるケーブルの断線も疑い、センサーからの電圧を見るも正常値。

困った。流石にこの状態では自力で手に負えず、ショップに持ち込んでエラーコードや各センサーのパラメーターをチェックしてもらった。

この状況では、ミスファイアーしてるのが最も疑わしく、スパークプラグとイグニッションコイルを全交換することに。
要は通常ミスファイアの原因となりえる要素を取り除き様子を見る以外に無いって話。



プラグは交換しようと考えており、すでに手元にあったので、イグニッションコイルをECS Tuningにオーダーし両方とも同時に交換。

だが、状況は少し変化したものの根本は変わらず。

この状態で、分かった事はエアマスセンサーのカプラーを引っこ抜くと、失火によるエラーは記録されなくなり、少しだけラフだが、乗れないことも無く踏めば普通に早い。アイドリング時だけ多少ラフなだけ。

最悪このままでも良いか、と思ったが、この状態では車検が通らない・・・orz.

今月から車検場ではOBDポートに機材を接続され、何某かの警告が出ていないかを確認されるそうで、エアマスセンサーが接続されていない警告は残ったまんま。

点火系が正常。その他のセンサーも疑い、プレッシャーセンサーも交換したが、変わらず、次に伺うのは負圧コントロール系で、バキュームコントローラーの根っこに付いてる、弁の不具合で、アイドリングが乱れる事があるとの事から、その箇所をチェック。ついでに交換。


これでもダメ。

次に、インテークボックスのエアマスセンサーの手前に空気の流れを抑制する網が付いている。これが起因してるのか?エアマスが不足という事は、これ取れば空気もセンサーにドバっと当たるんでは?


インテークを分解し、整流用の網を取っ払て様子を見る事に。
という事でインテーク破壊(爆)


施工後のエアマスセンサーと、例の網。

目の荒いアルミ製の網を入れてみて、様子見するが、これでも症状は変わらず・・・orz


またしても八方ふさがりで、混沌としていたが、不具合発生時に極端にアイドリング回転が下がる傾向にあり、アイドリング回転数を上げられるか?ショップに確認したところ、やってみましょうという事で、ノーマルの680rpm→780rpmと、実験的な対策を実施。
すると、エアマス不足のエラーも、失火も軽くなった。
しかし、完全に復調したのでもなさそうで、アイドリングが上がって、胡麻化されてる感じで、エラーは出ないまでも完全に失火が収まってるわけではなさそう。

ここで、ショップの代表が、ひょっとしてコレが起因してるのでは?
いちどホースを抜いて、入口を塞いでみましょう。

疑いもしなかったが、イコライゼーションパイプだ。


今回取り付けたインタークラーに装備されていて、元のインタークラーには付いて無いもの。要は取付の前後で変化している箇所だ。

試しに連結しているパイプを外し、連結口をガムテーで塞ぎ、ここから吸気しないようにして、アイドリング状態を確認。

なんと、なんと、一切失火が見られず安定したアイドリングになっているではないか!

その後、この箇所をシリコン製の蓋で完全に密封し、フルブーストがかかっても抜けないようにし、試してみた。


アイドリングは完全に落ち着き、症状も全く出なくなった。

原因解明!

という分けで、完全に原因を特定するまでに1か月近くを要してしまった。

イコライゼーションパイプは、左右のインタークーラのエアーを連結するもの。
恐らく、大きな負荷がかかった状態では、左右バンクの加給圧が均等化され、パワーの均質化という観点から、無いよりはあった方がパワーも出るのだろう。
しかし、F86にはこれに最適化されたDMEの制御が入っていない。
アイドリング回転域で、瞬間的に左右バンクの負圧の差が生じそれを感知してしまい失火原因になっていたのだと思う。

今回作業をお願いしたのは、ビークルエンジニアリングさん。
こちらは、ECUチューニングをお願いしたショップで、このような不具合の分析能力には非常に長けており、意味不明のエラーの解析と解決には大変尽力いただき、結局は自力で抜け出せない原因の解明もやっていただけた。

恐らく、このような改造に関しては、ディーラーでも取り合ってもらえないだろうし、思い付きで海外に取付例があるからと、安易に考えていたが、なかなかどうして・・・
下手したら、原因不明のままノーマルに戻す羽目になるところだったが、不具合が出ている場合、必ず無いがしかの原因があるものだ。あきらめずにつぶしていけばどうにかなる。だが、かなり厄介ではあった。

結論としては、来月の車検はエラーの一切出ない現状の状態で受けて、その後その後で考えよう。結局、点火系のプラグもコイルも各センサーも取り換え、ついでにOILも交換したので、エラーが取れた後の調子がすこぶる良い、パワーもモリモリ。

これで、やっとやっと次のステップに進めるが、年の瀬も近く、本業も繁忙期してしまった。
車検までに、破壊したインテークを接着剤で現状復帰するとして、その続きは来年(笑)


Posted at 2024/11/12 03:31:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #X6M 70mai Dash Cam 4K Omni取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/614048/car/2010534/8386621/note.aspx
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初、メルセデス。
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2003年?購入だったか。。狭いところに出かけるとき用。 地味ですが、キビキビ走り曲がり ...
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