
前回、バンパー周りの絵を掲っけておいて、もったいぶった事を書きましたが、実際ナニをやったかというと・・・全然大したことはやってなくて、HIDフォグの気になる箇所の対応と、ついでにバラスト・バルブとも交換したというワケです。
←この絵は取付後ではなく、車載状態でHIDバルブとアルミ製シェードをカラ焼きしてる絵。だらーんwww
丁度1年ほど前にフォグをHID化したのに、何故今回さらに手を加えたかというと、通常のON/OFFでの使用ではワーニングも出ず問題ありませんでしたが、エンジン始動直後のフラッシングとオートライトポジションで使用した場合は、HIDの点灯が不安定になったり、場合によりワーニングが出てしまってました。こいつを一気に解消する事と共に、3000Kバルブと今後弄らなくて良いように、ハイワッテージのバラストも突っ込んでしまったというわけです。
交換したHIDキット(いずれも某オク品)
5段階調整式 55W→50W→45W→40W→35W
フィリップス 6000K→3000K(黄色) バルブ遮光板組付け
キャンセラーの内容
左右独立式でバラストの手前に以下のセットを組んでます
・ 1000μFキャパシター+固定抵抗(トータル9.75Ω)
→ 平滑回路及び球切れワーニングキャンセラー
・ MosFET式遅延リレー → フラッシングキャンセラー
・ 左右独立機械式リレー
○cccessさんにお願いした作業内容は、バラストがフロントバンパー内に取り付けられていて、バンパーを外さないとバラストを交換することができなかったため、事前に準備した未完成キャンセラーと、新規バラストを持ち込み配線含む取付の施工をしていただきました。
加えて、今度のは明るさ切替用のスイッチパネルも組込たかったので、配線の車内への引きこみもお願いしました。残念ながら、光量切替スイッチの絵撮り忘れましたんで、後日絵は追加します。
ショップで取り付けた直後は、HIDの点灯は問題ありませんでしたが、ワーニングキャンセラーはきっちりテストが済んでおらず、施工後の先週土曜に、自力で抵抗値のマッチングを取り、ヒートシンクに組込んでテストを実施しました。
これで、オートポジションでも問題なく使えて、パルスによるフラッシングも無く、普通にワーニングも出ない領域に持ち込みました。加えて、3000KにHIDバルブの輝度を変更した事で見易さもバツグン。やっぱフォグは黄色が良い。遮光範囲が分かりやすく視界は良好になりました。
既存のは6000Kで見た目の色ではヘッドライトとのマッチングは取れてましたが、光が白く散ってしまう感じで、聊か実用度は疑問でした。加えてフォグをHID化すると、リフレクター・レンズの形状としても、ハロゲンでマッチングを取っているため、光の拡散が上部にも及んでしまい、
特に今回常用しないものの55Wとハイワッテージのバラストに交換したため、無闇に光が拡散し対向車に対する配慮も無いのも、頂けないと考え某オク製のシェードも装備し、遮光範囲も上方向への拡散を抑えた形になりました。
□ 途中過程での様子
・ HID H11バルブに某オク・アルミ製 遮光板(シェード)を取り付けた様子
・ シェード取付後、空焼きしている様子。

不純物を燃焼させる目的で10~15分程度空焼きする必要あり。空焼き開始から3~5分程で煙が出始め、10分程経過した時の様子です。はっきり煙噴出してますねwww
空焼きしないまま付けると、レンズの内側が曇ったりするのもうなずけます。
・ フォグランプユニットに取り付けた絵
・ キャンセラー前段の抵抗部分
元のHIDフォグでは、純正フォグハーネスに直接HIDバラストを接続してましたが、今回は55Wバラストを取り付けているので、配線は純正フォグのハーネスではゲージ的にも安定度でも不安が出るので、単純にスイッチON/OFFのトリガーとして使用し、バラストにはバッテリー直のハーネスをリレーを介して別途引きこんでいます。
ただ、元のフォグ用ハーネスに、市販の汎用キャンセラーでも、不適合となり、ある程度の電流が流さないと球切れワーニングが点灯してしまいます。今回は手っ取り早く固定抵抗でダミーロードを取り付けてます。
とはいえ、これは必要悪で単に無駄な電流を流して回避する方法でしかなく、他に良い方法があるかもしれません。当初ここの抵抗値は発熱と無駄な消費を抑えるべく、なるべく高くしたかったんですが、39Ω約5Wの電力で解決できないかと実験しましたがダメでした。その後抵抗値を段階的に減らし消費電力を増やしていき、落ち着いたところが、39Ω 4パラでトータルインピーダンス 9.75Ωで決着。
この状態で約20W程を消費。実際には10Ωで良いと思います。。
まぁこの方法は自慢できる解決方法でもなく、20W分(左右の計40W)を固定抵抗で熱エネルギーに変換して捨ててるわけなので、放熱にヒートシンクに取り付け、シーリング材で防水処理を施し、組みつけてます。この状態で1時間ほど付けっぱなしにして、手で触れないほどでも無かったので50~60℃程度だと思いますので、この種のダミーロードとしてはまだマシかもしれません。
使用した抵抗はセメント抵抗は 39Ω20W耐圧のものを4パラ、発熱を考慮して1本あたり耐圧の1/4程度の余裕のある状態で使用します。とにかく耐圧ギリギリ流すとどうなるか・・・実際やてみるとわかりますが、恐ろしいほど熱くなり、コップの水の中に抵抗を放り込んでおくとお湯が沸くほどで、今回は20W耐圧4発トータル80W(そこまで実際には流せません)と余裕を持った使い方としました。
今回は安いセメント抵抗で、20W耐圧品で1個 80円。これを4パラで片側320円。左右で640円
50Wのメタルグラッドは1個700円くらいしますが。メタルグラッドとはいえ50W単独使用では、ちょっと発熱量的に不安もあるので信頼性を考慮すると、メタルグラッド20Ω 50W耐圧品を2パラの10Ωにして付け替えるほうが安心かもしれません。
いずれにしても、今回の改造でフォグのHIDもどんな使用方法でもワーニングも出ず、フラッシングも無いものになりました。ついでに、シェードで配光の調整と、今度は3000Kなので色調的にも車検OKでしょう。
取り付けた後、ありこち走り回りましたが、やっぱフォグは実用性にプライオリティーを置くと黄色でしょう。
あくまで好みのもんだいではありますが、蒼白系と比較すると、照射範囲が明確で非常に見やすいですし、雨が降ろうが霧だろうが悪天候時には威力を発揮するでしょう。
特に55Wの威力も凄まじく。明るすぎて市街地では使えません。光モンはこれで終わりかなぁ・・・
あとは、EDCか・・・(ボソっ
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Posted at
2010/12/07 01:28:01