リトラライトカバー補修
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
右のリトラライトカバーが浮いてきたため、定期点検の際に見てもらったところ、リトラライトカバーを固定する後ろ側の樹脂に部分的に亀裂が入って浮いているとのこと。
RX-7ではよくあることだそうで、左も右ほどではないものの、わずかに浮き上がっています。
修理の見積もりを取ってもらうと、リトラライトカバーが左右各6480円、塗装が左右で3万円強、工賃が約6500円、合計5万円以上とのことでした。
ネジ(普通の+ネジ)を4本外すだけでOKで、自分でもできるとのことだったので、考えてみることにしました。
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家に帰ってから「みんカラ」を含めてネットでいろいろと調べてみると、「アイエスオート」で塗装済みの新品が左右各1万4800円、送料1300円、で買えるということが分かり、これなら自分で交換すれば3万2000円ほどで済みます。
もっとも、強力な接着剤「ボンドEセット」(エキポシ樹脂系化学反応形接着剤)も持っていて、ほとんどタダでできるので、とりあえずやってみることにしました。
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【手順1】
ボンネットを開け、ヘッドライトを上げて、ライトレンズ枠を外します。オレンジの楕円で囲んである左右4ヵ所のネジを外せば、簡単に外せます。
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【手順2】
リトラライトカバーは、オレンジの楕円で囲んである前2ヵ所、後ろ2ヵ所、全4ヵ所のネジに逆U字型でまたがった状態で固定されています。この全4ヵ所のネジを緩めれば外すことができます。
ただし、後ろ側のネジは、ライトを下ろさないと緩めることができません。
リトラライトカバーを外したら、それを固定しているネジを少しだけ締め、ライトレンズ枠を元に戻し、ボンネットを閉めます。
つまり、リトラライトカバーだけがない状態で、リトラライトカバー以外はネジも含めてクルマに装着しておきます。
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【手順3】
リトラライトカバーの裏側は以下のようになっていて、写真で手前に見えるのが後ろ側で、私の場合は前側は問題なく、後ろ側だけが割れて浮いていました。
特に、右側がひどく、車体の中央側から外側にかけて75%ぐらいは浮いていました。また、三角形の補強パーツも車体中央側は欠損、真ん中はチェック中に欠けてしまいました。
左側は、これといった欠損はないものの、車体の中央側から50%近くが浮いた状態です。
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【手順4】
浮いている箇所を、強力な接着剤「ボンドEセット」(エキポシ樹脂系化学反応形接着剤)で接着し、欠けたパーツも接着しました。
この接着剤は、90分で硬化開始し、8時間以上固定し、10時間で実用強度になり、24時間で最終の接着強さになります。
そこで、固定した状態で、プロ専用の総合建材店で欠損した車体中央側の三角形の補強パーツの代わりになるものはないかと探したところ、マサル工業の「ニュー・エフモール付属品マガリ0号ブラウン」(86円)が使えそうなので買ってみました。
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【手順5】
「ニュー・エフモール付属品マガリ0号ブラウン」は、はさみとカッターナイフで手軽に加工することができるため、どこにも干渉せず、なおかつしっかりと固定できるように加工してみました。
予想以上にしっかりと接着でき、乾いたところ、どちらもぐらつくことがありません。
これを含め、再度、すべてに接着剤を上塗りし、しっかりと固定することができました。当分は、安心できそうです。
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【手順6】
リトラライトカバーを外したのと逆の順番で取り付けていきます。
若干、固い場合があるので、接着部が割れたり外れたりしないように、慎重に取り付けます。
面倒なのが、チリ合わせです。リトラライトカバーの前側はライトを下ろし、後ろ側はボンネットを閉めないと、チリ合わせができません。
そのため、いちいちライト前方と運転席を行き来して、ライトを上げ下げし、ボンネットを開け閉めする必要があります。
両方のリトラライトカバーのチリ合わせをするため、20往復前後はしなければならないと思います。誰かヘルパーが頼めれば、運転席に座って操作してもらうと、かなり楽になります。
私は1人でやりましたが、根気良くやった甲斐あって、なかなかうまくできたと思います。
これで当分は大丈夫だと思いますが、どれだけ持ってくれるでしょうか?
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