純正オートエアコン化改造④ 動作チェック編

990S を純正フルオートエアコンにしましょう！

今回は動作チェック編です。

オートエアコン化改造後に一通りの動作を確認しましょう。

※検索エンジンから来た方へ
NDロードスター マニュアルエアコン車を純正フルオートエアコンに改造する記事です。
全体作業は【まとめ記事】を参照ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/615186/car/3285399/7266064/note.aspx

FORScanがあると結構しっかりした確認ができておすすめです。

入手・セットアップ方法を紹介しておきます。

FORScan(診断機) 購入編
https://minkara.carview.co.jp/userid/615186/car/3285399/7158459/note.aspx

FORScan(診断機) 初期設定編①
https://minkara.carview.co.jp/userid/615186/car/3285399/7159955/note.aspx


※2023/9/5追記
EATCはMS-CAN接続のため、MS-CAN非対応アダプタでは診断ができません。初めての一本にはOBDLinkEXをおすすめします。

【診断機がある場合】
キーオンしてセルフテストを行います。
FORScanでは左の画像の所からテストを開始できます。

https://www.mx5manual.com/page.html?p=workshop&s=SC3332&docid=SM353257

実施後、EATCにエラーコードが出ていなければOK

さらにデータモニターでEATCの全部のチャンネルを表示。

表示値が適切に変わることを一通り確認します。

例：
適当にスイッチをいじって値が反応する。
日照センサを隠して値が変わる。
内気温センサの温度値がそれっぽく出る。
など…

エラーコードが出たり、データモニター値の動きが変な場合、関連個所を点検しましょう。
カプラーオンハーネスの結線もチェックです。

例として、左の画像では室内温度センサが断線している場合を表示しています。
B1A61:13 Cabin Temperature Sensor - Circuit Open

エラーコード対応表はこちら
https://www.mx5manual.com/page.html?p=workshop&s=SC3332&docid=SM353259

普通のトラブルシュートですね。

【診断機がない場合】
ダイヤルいじって一通りの動作確認をしましょう。
なんとなくオートっぽく動いてればOKです。特に診断基準はない模様。

以上です。

動作確認に満足したら内装を組み立てましょう。