ブレーキホース・リヤ交換（社外・Ate）

以前より認識はあったものの，今回は車検で指摘された為，リヤブレーキホースを新品に交換としました。


画像は左後ろ側で，触るのは赤矢印部のみです。

画像は右後ろ側

必要工具は，11mm＆13mmフレアナットレンチ＆9mmレンチかフレアナットレンチです。

トルクレンチの都合で準備します。

今回指摘されたヒビ割れ箇所

一度交換してある可能性があります。

ブレーキ・ライン側から取り外します。

赤矢印部を11mmレンチで取り外します。
ホールディング・スプリングが間に入っています。

ブレーキ・ホース固定用のブラケットは星状に刻みが有り，取り付け時は先にキャリパ側を付け，捻れない位置になるようブラケットに取り付けます。

純正品番　：　A 210 428 00 35
変更品番　：　A 171 428 00 35

部品番号　：　24 5123 0281 3
メーカ　：　Ate
価格　　：　3,012 円
個数　　：　2本


対策品番な為なのか，ブレーキ・ライン側にゴムが付いています。

ラベル部

ブレーキホースを調べたところ，MEYLEかAte製が選べました。
このモデルのブレーキシステムは，Ate製ですから，迷わずAteを選択。
Ateはドイツの会社ですが，ホースはFlexitech製（三菱商事系）でイタリア製でした。

今回はAmazonのJO-YAさんで注文しました。

MB純正ブレーキ・オイル

純正品番　：　A 000 989 56 05 11
メーカ　　：　Mercedes-Benz
価格　　　：　2,970 円
個数　　　：　1本

認定　　　：　MB331.0
交換サイクル　：　2年

純正ブレーキ・オイルには有効期限が設定されています。

W203のブレーキフルード全量は，0.45~0.60 Lなので，1 Lあれば全量交換できるようです。

新品のブレーキ・ホース取り付け完了。

締め付けトルク（前後同じ）
ブレーキ・ライン側　　：　14 Nm
ブレーキ・キャリパ側　：　18 Nm
ブリーダ・プラグ　　　：　14 Nm

ブレーキのエアー抜きは，WISではブレーキ・オイル・チェンジャ（加圧式 2.0 bar設定）で交換する手順ですが，手持ちに無い為，ブレーキペダル踏み込み方法でのエアー抜きとしました。

まず，エクスパンション・タンクのMAXラインまでブレーキ・オイルを入れます。
エクスパンション・タンクの中を絶対に空にしない事。

手順
1右後→2左後→3右前→4左前
（フロント複数ピストンの場合は，OUT側→IN側の順）

ブリーダ・プラグを開き，約 80 cm3抜き取ります。　その後，エアーが噛まなくなるまでエアーを抜きます。

今まで触ってきた国産車に比べると，1 回の踏み込みで出てくるオイル量が結構少なく感じます。　実際，1 回の踏み込みではエクスパンション・タンクの液量があまり減りません。