フロントエンジンマウント交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
振動が激しくエンジンマウントの劣化が要因だろうと思われるので取り敢えず交換が比較的容易そうなフロント側だけを交換します。
新しいマウントはハウジングが金属製で形状が異なり対策品となっています。
現状付いてるのは未対策の樹脂製のものです。
まずバンパーを外します。
上部に4つ、下部に3つのボルト、タイヤハウス部に左右それぞれネジ1つ、樹脂製ファスナー1つで固定されてます。
それらを外しウインカーのコネクタを外せばバンパーが外れます。
147や206より簡単でした。
バンパー外すと整備してる感が出ますねぇ。
バンパー無しのオプティはバルタン星人みたいです。
2
これがフロント側エンジンマウントです。
ボディ側3本、エンジン側1本のボルトで固定されてます。
ボルト頭は全て14mm
これがとにかく硬いので緩めるには長いメガネが必要です。
舐めないように注意しながら全身全霊の力を掛けてこれを緩めます。
勢い余って怪我をしないように…。
少し回れば後は楽勝。
第一関門通過です。
これを舐めてしまったら目も当てられませんので。
狭いので板ラチェットレンチが大活躍します。
有ると無いでは作業効率が大違いです。
ソケットでは画像の1本しか入りませんので。
特に奥の1本はアクセスしにくいです。
3
もしマウントのボルトが固着していて手に負えないようならここで諦めるつもりでしたが緩んだので先へ進みます。
オイルパンが凹むのを懸念してエンジンとミッションの結合部辺りをジャッキで支えます。
電話帳とベニア板を噛まして下からパンタジャッキを当てます。
ただこの位置ではエンジン自体を持ち上げるのは無理みたいです。
あくまでマウントを外してエンジンが落ちないように支えるだけです。
微妙に上下できるので油圧ジャッキより手動式ジャッキの方が良いかもしれません。
まあ手持ちにフロアジャッキが無かっただけですけど…。
4
いよいよマウントを取り外します。
厚めの本でボディ側を保護してでかいスパナを突っ込みます。
後はテコの原理でエンジンを持ち上げつつマウントを手前に回すように引き抜きます。
抜けたら替わりに新しいマウントを入れますがこれがなかなか入らない。
思いっきりスパナに力を掛けてエンジンを持ち上げて半回転させながら押し込みます。
これがなかなか入ってくれず苦労しました。
5
新しいマウントが入ったらボルトで元通り固定するだけです。
最初にエンジン側ボルトをエンジンを持ち上げつつ穴を合わせてねじ込めれば後は楽勝。
各ボルトを軽く仮締めして一旦エンジンを掛けて芯出しをしてから本締めします。
6
取り外したマウントです。
見た目はそれほど酷くはないですがゴム部に細かいクラックが複数見られます。
新しいマウントに比べるとゴムがスカスカでドライバーを突っ込んで動かすとグニュグニュ動きます。
ハウジングも樹脂製だしこりゃ振動しますよ。
7
バンパーを戻して無事作業終了!!
思ったより時間は掛かりませんでした。
エンジンを掛けるとアイドルでの振動が激減してます。
ガタガタ言わず静かです。
試走しましたがシフトが引っかからずスムーズに変速できるようになりました。
シフトレバーが信号待ちでブルブル震えていたのも収まりました。
いやーこりゃ効果抜群!!
スムーズで別の車みたいです。
ただまだ信号待ちでハンドルが多少カタカタ振動してます。
これはバルクヘッド側だろうな…。
サイドならともかく奥側のここはメンバー外さないと交換できないようなので現状の設備じゃ手に負えません。
まあこの程度なら気にはならないです。
対策品への交換も有ってフロント側が一番効果的なんだろうと思われます。
小手先DIYが多かったので久々に車イジってる感が堪能できました。
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