目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
走行中に左サイドミラーがポロリと脱落寸前。
角度調整ユニットの配線が命綱となって、なんとか留まっている状態でした。
原因は、角度調整ユニットを固定するボルト4本の緩みでした。
恐らく助手席ドア開閉による振動が長年の間(今年平成24年-平成7年式=17年間)蓄積して緩んでしまったものと思われます。
ミラーの仕組みは、内部から①ミラー固定台→②角度調整ユニット(ボルト4本固定)→③ミラーフレーム(ネジ1本固定)→④ミラーガラス(接着剤のようなもの&ミラーフレームのフチ部分での固定)となっていますが、今回のトラブルは②③④がセットでポロリと脱落したというコトです。
ただ、②角度調整ユニットのボルトを+ネジ回しで留めるためには③ミラーフレームを取り外す必要があり、またその③ミラーフレームの固定ネジが④ミラーガラスの下に隠れているため、まずは④ミラーガラスを取り外さなければなにもできません。
整備書を確認したところ、ミラーガラスを外すためにはドライヤーで④ミラーガラスと③ミラーフレームを温める必要があるとのこと。
ガラス裏の接着剤と、ガラスを固定しているミラーフレームのフチを柔らかくするためですね。
2
温めた後、脱着にトライしてみましたが、固着していて全然ダメ。
結局のところ、作業途中にミラーガラスにヒビが入り、一部が欠けてしまったため、すべて割って取り外しました。
もっと根気よくやれば無傷で外れたかもしれません(哀)
その後、③ミラーフレームと②角度調整ユニットを分解し、ついでに角度調整ユニット内部の拭き掃除と歯車のグリスアップなどを行いました。
3
①ミラー固定台です。
このボルト4本が緩んで、今回の左サイドミラー脱落寸前トラブルとなりました。
4
②角度調整ユニットです。
4本のボルトでミラー固定台に留まっています。
ちなみに上と左の白いネジ棒が内部のモーターと歯車に連動して出たり入ったりします。
左の棒がミラーフレームの左右、上の棒が上下の向きを調整する役割を担っています。
5
③ミラーフレームです。
真ん中のネジで角度調整ユニットに固定されています。
白い接着剤のようなものが4箇所塗られています。
6
純正左サイドミラーガラス1枚
部品番号 F100-69-183「ガラス(L)ミラー」
平成24年11月時点で、3,496円でした(痛)
しかしモノはガラスのみで、整備書に書いてあった接着剤などは同封されていませんでした。
7
てっきり新しいミラーガラスに接着剤が付いてくるものだと思っていたため、ミラーフレームに付いていた白い接着剤は拭いてしまいました。
そのため、両面テープを4箇所貼ってその代わりとしました。
接着剤は拭かずに残しておいたほうがよかったのかもしれません^_^;
8
ミラーフレームのフチをドライヤーでほどよく温めてプルプルにしてから、替えミラーを押し当ててハメていきます。
ガラス形状はアウト側からイン側に向かって広くなっていて、後々イン側のほうが押し込みやすい気がしたため、先にアウト側からハメました。
アウト側は「左下→左上」の順番で手で押し込んでゆくと、ワクが広がってすんなりとハマってくれました。
イン側「右上→右下」は再度ドライヤーでワクを温めてから、攻撃性の少ないプラスチックヘラでワクの後ろをこじり、前に持ってくるような感じでグリグリしたら、ミラーガラスがハマってくれました。
あとはワクが冷えればカチカチ状態に縮まって、全体的にキッチリ固定される形になります。
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