fcl LEDヘッドライトバルブ取付②

①からの続き。
赤色部分の樹脂を若干削り取れば、黄色部分の配線が干渉しなくなるのですが、無加工での取付にチャレンジしてみます。

まず先に「銀色の台座＋ゴムカバー＋バルブ本体」のセットを作ります。
台座にゴムカバーを付けて、本体を挿入して台座にロック。
「台座の逆さＹ字の大きいツメ」と「ゴムカバーの長い取手」は両方とも真上に来る部分なので、位置を合わせます。

「銀色の台座＋ゴムカバー＋バルブ本体」結合済セットをヘッドライトレンズ部分に入れていきます。
要は干渉する樹脂の前側で全部一緒に取り付け作業を行うイメージです。

なので、
①LEDバルブ＆台座を前方に挿入しながら
②ロックできるように針金を台座後方の位置に持っていきつつ
③ゴムカバー下段部分を折り込まないように注意しながら
④冷却ファンから出ている配線とリトラ樹脂の干渉に気を配る
…という４つの作業を同時に行います。

冷却ファンから下側に出ている配線とリトラ樹脂部分とのすき間がほとんどなく、かなりギリギリでしたが、なんとか取り付けることが出来ました。

次に配線の取り回し問題。
リトラを下げるとリトラモーターから伸びている赤色部分の棒がココ周辺を占拠します。
そのため、配線は車体中央側に寄せて経由させる必要があります。

また、LEDバルブの配線に付いている端子をカプラーに接続すると、その分だけ純正よりも配線が長くなります。
リトラ内は狭いため、それを収納できる余裕スペースはありません。
そのため、余分な純正配線はエンジンルーム側に持っていくことになります。

下準備として、位置や形状を固定しているプラスチッククリップバンドやタイラップ、ビニールテープなどを全部取っ払って、純正配線の自由度を解放してやります。

リトラが閉まった状態です。
LEDバルブの冷却ファンから車体中央側（写真だと上）へ配線を取り回して、カプラーを後方にセット。
カプラー以降の余計な配線は、赤色部分の隙間からエンジンルーム側へと引っ張ってタイラップで固定。
この写真の後、ビニールテープなどでリトラ内の配線の位置を固定しました。

また、右側リトラについても同じような感じで作業します。

左右とも取付が終わったら、リトラの上げ下げをチェック。
この時、配線が干渉してリトラが閉じ切らないと、リトラモーターが動きっぱなし状態となり、バッテリー上がりの原因になるため要注意。

そして、ライトスイッチＯＮ。
下向きも上向きもちゃんと点くことを確認したら、作業終了です。
その後の光軸調整はお好みで。