ACCエラーは突然に・・
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日、雨の高速を快調に走っていたら、突然フロントアシストエラーが出現。
これまでも特に雨の日など悪天候などでエラーになることがあったものの、走っているうちに解消するか、エンジンオンオフしたら解消してたのです。が、、今回は3日たっても治らない。焦りました😢
2
エラーコードはこれ。C110300=レーダーセンサーの位置がちゃんとしてないってことらしいです。OBD elevenやVCDSでは消せないエラー。。。 アウディのバンパー両サイドやゴルフ7のナンバー下にレーダーセンサーが付いてる車種の場合、バンパー脱着でレーダーの位置が狂い、エイミングという較正作業をしないといけないのは知っていたのですが、ゴルフ7.5の場合フロントエンブレム裏にレーダーユニットが設置されていて、調整機構は無し。かつちょっとくらいのズレは自動調整してくれる優れモノらしい。
その優れモノが、雨が止んでも3日経ってもエラーを出し続けてるってことは。。。
これはセンサー逝ったな。。と思いましたよ。止むなくディーラーの入庫予約しました。
3
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自分の中で、あっと思いました。いつか自分でもグリル脱着してましたが、特に問題無し。その後2021年11月に、港北インターそばのみんな知ってるあのお店で、MCBを取り付けてたのです。その時グリル脱着をしてる。。
しゃがんでLEDライトでグリルとバンパーの合わせ目を照らしながら、よーく見てみると、ほんのちょっとだけ浮きがありました。ほんのちょっとです。言われても気づかない人がいると思うくらいビミョーな浮き。
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以前の整備手帳にもあげましたが、7.5のグリルは赤丸の爪が、次の写真にあるバンパー側のガイド穴に滑り込む作りになってます。
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この赤丸のところの穴です。
左右3つずつあるグリルの爪のうち、向かって右(助手席側)の爪がひとつだけ穴に滑り込まず、上に逃げてしまってました。これによるズレは多分2ミリ程度。装着してると見た目上全くわかりません。LEDライトを使わないと昼間でもわからないレベル。
「これか!?」と思い一度グリルを取り外し、爪が穴の上を通ったことで、潰れて歪んでしまっているバンパー側ガイド穴を内装外しを使って整形してから、再度グリルを装着。
ひとつだけ爪が上に逃げてしまったことで、水平が助手席側だけ数ミリ上に上がった状態になり、垂直方向も数ミリ進行方向右側を向いていたと思われます。
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その後、祈る思いで走行テスト。5キロ10分強くらい走ったところで、エラーが突然消えました^ ^
なんで数ヶ月もエラーが出ず、いきなりエラーになったのか、謎ですが、たまたまズレがレーダーの誤差範囲に収まっていたからなのかと。で、今回の雨天長距離走行で、雨などによってレーダーの誤差が閾値を一定以上超えてしまい、レーダー位置の異常として検知。一度閾値を超えてしまったから、同じ位置の状態だとエラーが消えない状況だったんだと思います。それが今回グリル脱着して浮きを解消したことで、センサー側が再計算を実行。無事正常範囲内に収まったので、エラーが消えたってことかと。しかし、原因となる作業から数ヶ月後に突然起きるエラー。作業後すぐエラーになってくれれば原因がわかるのに、勘弁してほしいです💦 でも良かった。。多分、グリル脱着作業によって、私milackと同じ症状になる人が結構いる気がしたんで、投稿しておきます!
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追記です
レーダーセンサーの取り付け角度はコントロールユニット13のアダプテーションの中に項目があるのですが、アクセスできませんでした。VCtoolというツールのバックアップ機能を使うと設定値が見れたので、作業前後の状態を確認。
こっちはエラー発生時の状態。青枠が水平、垂直の基準値。一方、赤枠が実測値。かなり差がありますね。
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グリル再脱着後の値がこちら。先程の値と比べると基準値にかなり近いのが分かります。逆に作業前の状態で、数ヶ月エラーが出てなかった方がすごいのかも😅
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