2年間寝かせて熟成したタイヤ

久しぶりに夏タイヤに戻しました。

純正の18インチアルミホイールを装着するのは２年ぶりです。というのも、以前使っていたスタッドレスタイヤ(ジオランダーIT-S)を履きつぶそうと思って、ずっとそれを使っていたのです。


時系列で表すと、



↓(純正18インチ)

★2013年12月～夏タイヤからスタッドレスタイヤ「ジオランダーIT-S」に履き替え(4シーズン目)

　　　↓(ジオランダーIT-S)4シーズン目

★2014年4月～次のシーズンにはスタッドレスタイヤを新調するつもりだったので、このままジオランダーIT-Sを装着し続けて、履きつぶすことに。

　　　↓( ジオランダーIT-S)履きつぶし1回目

★2014年12月～ずっとスタッドレスタイヤを履いていたものの、意外にすり減らず、もう一シーズン使ってしまうことにする。

　　　↓(ジオランダーIT-S)5シーズン目

★2015年4月～必然的に、履きつぶすためもう一夏乗り切ることに。

　　　↓(ジオランダーIT-S)履きつぶし2回目

★2015年12月～スタッドレスタイヤ新調(ウインターマックスSJ8)

　　　↓(ウインターマックスSJ8)1シーズン目

★2016年4月～夏タイヤに履き替え(純正18インチ)　←今ココ


　ということで、実に2013年12月以来の夏タイヤということになります。





　この2 年間は自宅裏でタイヤラックに載せてカバーをかけて保管していたのですが、さすがに2年という月日はタイヤを痛めます。当然、トレッド面の溝は減っていないのですが、サイドウォールに無数のヒビ割れが発生していました。ひどいものになると、そのひび割れがタイヤの外周をぐるりと一回りしてつながっているようなものまである始末。

　とまあそんな状態でしたが、調べてみると特にエア漏れなどは見られなかったので、とりあえずそのまま装着してみました。

　そして走行してみると…。


いや、これはヒドい(汗)


　もともと私はタイヤにそれほど頓着するほうではないのですが、そんな私でもちょっと眉をひそめる ほどのレベルでした。

　まずロードノイズのうるささ。常に「ゴーッ」という低い音が車内に響き渡っていて、新調したスタッドレスタイヤ、ウインターマックスのほうがはるかに静かに感じられるほどです。

　それから、ハンドルが路面のわだちに異様に取られます。16インチのスタッドレスから比べれば、18インチのほうがワンダリング性が劣るのは仕方ない部分ではありますが、それにしてもひどい。ちょっと油断してハンドルを握る手を緩めていると、進路が数十センチ単位でずれてしまうほどです。

　そのくせ、交差点などでハンドルを大きく切ると、直進に戻ろうとするセルフステアが非常に弱く、切ったままの状態を維持しようとします。

　そんな乗り味になってしま っているうえ、上記のヒビ割れです。街乗りだけならまだしも、ちょっとこれで高速道路に乗る気は起きません。
　ゴールデンウイークには飛騨方面に家族旅行の計画もあるので、それまでにはタイヤをなんとかしなければ…。