静岡内陸ツーリング その5~夏焼隧道(最終回)
投稿日 : 2011年07月20日
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大嵐駅前の道をそのまま進んでいくと、ぽっかりとトンネルが口を開けています。これが飯田線の旧・栃ヶ岳隧道、現・夏焼第一隧道です。こちらのトンネルの長さは非常に短く、すぐ向こうに出口が見えています。
そして左の写真にも写っていますが、出口の先にはメインイベントとなる「夏焼第二隧道」の姿が早くもチラチラ見えています!!
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短い「第一」を抜けると、目の前に「第二」がドドーン!と現れます。抗口の形状は第一も第二もそれほど変わりませんが、湛える闇の深さがまるで違います。出口の見えない隧道内を覗き込もうと入り口に立ってみると、中から非常に強い冷気がサーッと吹き出してきました。
道幅は完全に1台分しかなく、対向車が来るとちょっと面倒なことになりそうです。隧道そのものは地図上では一直線なんですが、実際には勾配がつけられているため、反対側出口の様子をうかがうことがが困難です。
念のため、隧道に入る際には「プアーン!」とホーンを吹鳴して中へと進入していきました。
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隧道内部の様子。
天井部分はコンクリートで補強されているようですが、左右はゴツゴツの岩がむき出しで、相当な威圧感です。また、上からはポタポタと水が垂れてきていて、隧道内の路面はびちょびちょに濡れています。
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1000メートルを越える長さの夏焼隧道。長さだけ見ればさほど珍しいものではありません。しかし、この狭くて暗い隧道は、その数字以上の長さを感じさせます。
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