Abarth rival Auto mobile

パッと見は旧式アバルト500アセットコルサに見えますが、実はこの車体は1917年、ローマ出身のアッティリオ、ドメニコのジャンニーニ兄弟が設立した自動車専門の修理工場のワークショップから創業したジャンニーニ社のチューニングしたフィアット ジャンニーニ 590GTコルサです。ジャンニーニ社の590GTのリバイバルとして、1990年代初頭に発表されたのがコンプリートカーである590GT コルサで世界生産台数が200台と言われています。



同社は後に508バリッラやトポリーノのチューンにも着手し、彼らのエンジンを搭載したスタンガ、ジャウルなどのレースカー達が様々なレースで活躍し、ジャンニーニはフィアットの名チューナーとして、広く知られるようになったそうです。

現在、ジャンニー二はFCA（フィアット・クライスラー・オートモビル）傘下になって、フィアットモデルへのチューンや特殊車両、クラシックモデルのレストアを行っているそうです。

このストライプがイタリアらしいですね。ロッソコルサと相まってカッコいい。ボディ本体はワイドオーバーフェンダーで、FRPではなくスチールの叩き出しといなんだそうです。


このシンプルなデザインの専用のアナログ タコメーターとスピードメーターが個人的には大好きです。やはり味があって良いです。スピードメーターとタコメーターにはきちんとGianniniと刻印されています。


ステアリングもクラシックでカッコイイ。もちろんハンドルの真ん中にはジャンニーニのエンブレムが。遠くから見るとアバルトのエンブレムに見えます。ｗ


レザーシート、ロールバーで装備された内装はまさにレースカーの様です。お金があればこれが欲しいです。￣ー+￣)ｷﾗｰﾝ

後部座席にはスペアタイヤが収納されています。


エンジンにはCDI、デロルト製キャブ、ヘッド側のポート研磨、ハイカムが入った650ccのエンジンがインストールされているそうです。日本のメーカーも軽自動車というカテゴリーがあるんだから、こういう公道で走れるコンプリートカーを販売すればいいのにと思う。ヽ(-０-ヽ)


サイドにもさりげないエンブレムでこれもアバルトみたいでカッコ良いです。


シートもレザー仕様で本当に美しいです。アバルトのライバル車という事で興味を持ったのでブログに記載しました。

カッコ良いぜージャンジーニ！！！

-------------------------------------------------------------------
車名 フィアット　ジャンニーニ　590GT　コルサ　スペック
グレード ジャンニーニ　５９０ＧＴ　コルサ
生産国 ITALY
年式 1994 年
ボディカラー ロッソ
内装 ネロ
ミッション 4MT
ハンドル LHD
排気量 650 cc
過給器 NA
燃料 ガソリン
サイズ 2950 x 1440 x 1280 mm
乗車定員 2 人