七星黒衝撃のブログ一覧

エンジンからひどいノック音がしているＲＢ２０をばらしました。
ヘッドをめくると、

２番のスキッシュ部分(画像右)がとてもきれい。
ピストン側も同様でした。

ここがぶつかりあってのノック音ですね。
と、なるとメタルが逝っているはず。

腰下もばらすと、
２番の子メタルが削れてしまい、
コンロッド、クランクも傷ついていました。

腰下のオーバーホールとなりますが、


なぜ、メタルが逝ったんやろ？

根本的な原因が分からなければ、
再発の可能性も

不安を取り除く為にも、
入念なブロック洗浄と、オイルポンプの交換が必要です。

不安抱え、ひとつひとつ確認しながらやっていくと、

発見！！！

油圧コントロールのバルブ部分が壊れ、
圧力調整のパチンコ玉を小さくしたようなボールがはずれかけていました。
(オイルエレメントがつくオイルブロックを取った所です)

ここの金属の欠片がオイルラインに回って、
メタルを傷つけたようです。


なんで、こんなとこが？
金属疲労？
オイルに満たされているので、サビとかじゃないし、
負荷もたいしてかからないはず。
それでも、これが２０何年間続くと、こうなるんかー(涙)

数百円の部品の為に…

でも部品あって良かった

シルバーの３３Ｒのヒーターコアを交換しました。

ダッシュボード外しから

あちこちに隠れたネジを沢山とります。

エアコンガスを抜いて
室内ユニットを取ります。
冷却水抜いて、
ヒーターユニットを外せたら、えーんやけど、
各部が干渉して抜けない。
知恵の輪のように、色々角度を変えながら、取りました。

最後に抜けた逆のパターンで
入れていけば良いのですが、
そんなに上手くはいかなくて、悪戦苦闘

元に戻していって、
エアコンの真空引き、ガス注入
冷却水エア抜きして終了。

黒い方の３３Ｒの話です。

３年ほど前にエンジンに始まり、
至るところにに手を入れた３３Ｒが復活しました。

この３３Ｒ、仕上がって、半年もせず、
オーナー様が病気で亡くなられて、
その後、車検も切れ、放置？状態でした。

少し前に息子さんから電話があって、
もーすぐ免許が取れるので、
３３Ｒを動かしたい。と、


といっても、宝塚なので、
免許取ったばかりの人間が
車検の切れた車を運転とか、
状態を確認するなんて、無謀です。

俺にとっても、思いがある車なので、
電車で取りにいきました。
(久々に乗った阪急電車、学生時代を過ごした街がなつかしかった)
帰りは高速に乗って、色々チェックできました。

車検
タイヤ交換
ブレーキローター交換
ボディー磨きなど


引渡しのとき、
免許初心者がいきなりチューンド３３Ｒも厳しいだろうから、
クラッチ操作、シフトチェンジを主に教習？しながらドライブしました。



今にして思えば、

入院中に３３Ｒを購入し、
製作中、病院の外泊届けの許可が出た時に
見に来られたりしていました。
息子さんの為に、造られたのかなー。

お父さんの思いが詰まった３３Ｒ、大切に乗り続けて欲しいです。
俺も付き合うから。

オーリンズ車高調



３３Ｒの黒と白

白に取付ました。

サージタンク下のインマニに繋がるホース

クチャクチャすると、じんわり水分が出てきました。
ひび割れが広がってきての水漏れのようでした。

当初は、もっと小さい穴で、
水温が上がって、圧力が増えたときだけ漏れていたんですかね。



１０ｃｍほどのホースが1,300円もするんや。

ほかにサージタンクに繋がるエアホースが
カチカチだったので、全部交換しました。