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七星黒衝撃のブログ一覧

2011年04月04日 イイね!

バネの話

バネ、車高調に付いてるバネの話です。

車高調のバネのスペックは一般的には、

内径、長さ、そしてバネレートであり、

それを基準にどのメーカーにするのかの選択だと思います。


数年前は、足のセッティングにおいて、ダンパーの減衰力で、
大きく変わると考えていましたが、
最近はバネの性能が大切だと感じています。
そらそーですね。
ダンパーは、バネの動きで減衰力が働き、
減衰力のセッティングは、バネに合わせてきたのですから。

では、何故、バネで大きく変わると感じだしたのか?
それは、バネが軽量をアピールするようになったのに、
反し、クルマは重たくなり、サスペンションもウィッシュボーン(マルチリンク)が増え、
レバー比が大きくなってきたからです。

バネのスペックは上記の他に、
「許容荷重」、「固有振動数」があります。

「許容荷重」は、どれだけの入力に耐えられるか?の目安です。
ただ、これを表示しているメーカーもありますが、
ばねが密着までの荷重を表示してあるのもあり、参考程度に。

「固有振動数」は、ばねに荷重を掛けて抜いた後の伸縮を繰り返す振動数です。
クルマでは、荷重が掛かって縮んだバネが伸びるスピードと考えてください。
つまり、バネによって伸びのスピードが違います。

「許容荷重」と「固有振動数」は別物のスペックですが、
実際の走行では、密接な関係があります。

荷重が大きいと、伸びる速さが遅くなる現象です。
「バネが負けてる」と言っています。
これを知らないと、足が柔らかいと感じ、バネレートを上げていくんでしょうね。
「20㌔の割りに乗り心地が良いバネ」とかも言うんでしょうね。
(ダンパーの性能で柔らかいと感じる場合もあります。
しかし、この違いが分からないと、先には進めませんよ!)

10㌔のダンベルなら、すっと持ち上げられます。
50㌔のバーベルなら、よいしょっと、とゆっくりです。
視点変えると、
俺が体重20㌔の息子をおんぶして、速く走れません。階段登れません。
鍛えられたアスリートが同じことしても、走るスピードも少ししか落ちず、
階段も楽々登るでしょう。


クルマが凸のギャップを超える時、
バネは縮んでから、伸びます。
この時、伸びるスピードが遅いとタイヤは路面から離れる、
もしくは荷重が抜けます。

クルマが凹のギャップを通過するとき、
へこみに合わせ、すっと伸びないとタイヤが路面を捉えなく、
伸びていく途中で、次の路面にドンと当たります。

低いスピードなら、その動きが間に合いますが、
100キロ位では、動きが追いつきません。
また、荷重はスピードの2乗に比例します。
スピードが上がるに連れ、接地感無くなっていきますね。


国内で製造されているバネの鋼材のほとんどは、
大きい製鉄所で製造された同じ物であり、
そしてそれは、レース用、直巻き用に設計された物でなく、
自動車メーカーが採用している鋼材をつかっているのでしょう。
よって、バネメーカーは同じ鋼材を使い、
線径、巻き方などが違うと思います。

対し、海外メーカーはスピードレンジが違い、それに合わせた鋼材を使っているのかもしれません。
ドイツ車の足が硬く感じる要因でもありますね。


車高調のメーカーは自社でスプリングも販売しています。
そのスプリングを使って、
ダンパーのセッティング繰り返しても、本質は見えてきませんね。
ドライバーのコメント聞いてダンパーテスターで、あれやこれややっても、
分かりませんよ。
だから
「自分で乗って、自分の感覚信じて、納得いくまで走れ!」




全ての車高調メーカーが分かってない。とか
国内のバネが全てダメと言ってるんでは、無いですよ.。



車重が1200超えてくると、「黄色と赤色」 「青色と肌色」は好きじゃない。
(↑これがオブラートに包む?あっかんべー)

ダンパーは、バネの動くスピードをコントロールしますが、
速い動きをゆっくりに出来るが、
遅いバネを速くするのは、不可能です。
Posted at 2011/04/04 11:20:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記
2011年04月02日 イイね!

実走のセッティング

実走セッティングやると、そのクルマのいろんな部分が見えてきますね。

この場合の実走セッティングとは、ECUのセッティング時のことなんですが、

集中して走り、いろんなパターン試したりしていますが、

そのセッティングは別にして、

エンジン関連でも、

「このオイルのタレ早いなぁー」
「水温上がるの早いなぁー」
「このインタークーラーあんまり冷えへん」
反対に
「このインタークーラー安いのに、圧損少ない」
「このインジェクターの霧化えーやん」、などと
マフラーの抜けなんかも、色々と、勉強になります。

当然、クラッチの実力や特性、デフの効き具合等も学べます。


しかし、一番嫌なのは、足とブレーキやねパンチ

オーナーの方は、世間の評価や雑誌のインプレを参考に購入、

もしくは、ショップのオススメで装着されているんでしょうが、

それが、良いのだと思い込み、

そして、足りない部分は他のパーツへといくんでしょうね。


「良く動く足?」
けっこう間違った表現になってきていますね。
ガチガチなのは、今時流行らないので、
段差やギャップの衝撃は緩和されるようになっています。
結論から言いますと、「ただそれだけ」です。
ミニバンやセダン用で単純に車高を落とす為だけなら、
それで良いでしょう。
でも、スポーツをうたっているのに、それは無いんちゃう。違うんちゃう。

こーいった足は、高速道路で100キロのスピードで巡航しても、
浮ついてきますね。
接地感が薄れてきます。
それ以上のスピードでは、フワッーとした感じになっていき、
足が地に付いてないと言えば良いのか、
昔の感覚ですと、
70扁平のタイヤが遠心力で膨張していき、怪しくなる感じです。
(よけー分からんか冷や汗)

「そのスピードで、素早くステアリング切り込めますか?」
「ちょっとステアした状態でブレーキ入れられますか?」
「小さいうねりでステアリングの重み減りませんか?」

街中で良く動くと感じた足、それは衝撃を逃がしていただけで、
高速での追従性までも逃がしてしまい、
バネの上に浮くボディーといった足になってしまっています。

雑誌とかのインプレもそーですが、
知り合いのクルマを試乗させてもらっての評価も、
軽く乗っただけの評価でしょう。

「評価するなら、本気で踏め!」って
メーカーも
「テストするなら、本気で踏め!」
別にコーナー攻めんで、えーよ。

おっと、その前に、本気で良い物造る気無いのに、本気で踏めないよね。
売れたら、えーんやから。
20万円超える車高調がそれで、えーの?

しかし、雑誌とかの文章力や表現力って、素晴らしいよね。
8割の短所をオブラートに包み、
2割の長所を絶賛する。
俺には無理。

ただね、
「運転上手い奴の足は、ちゃんとしてる」
ほんま、安心して踏めます。
上手い奴は足の良い悪いが分かるんやね。


まずは、バネに問題ありやね。


Posted at 2011/04/02 10:15:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記

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