
台風18号の影響というより、Mr.Gの影響で朝から雨模様となった決勝日。予選、決勝をワンディで行うレギュラーなスケジュールでの開催と成った。
気温寒い、路面温度冷たいの完全なウエットコンディションとなった午前11時頃。いよいよ筑波伝説の草レース「PETRONAS CUP G.T.C.C. in 筑波」が、12周の戦いのスタートを迎えた。
NA Superクラス
■ガレージミウラIDIレビン、2番手以下を寄せ付けずにトップチェッカーも、ドリフト走行が審議対象に。

写真に夢中でまるでドラミを聞いてないミウミウ選手(本誌カメラマン撮影)
1周のコースインラップの後、レースは午前11時23分にスタート。まずはポールポジションのNo.29 ガレージミウラIDIレビン(ミウミウ)がホールショットを奪い、No.21 朝焼太郎(朝焼けレーシング もさ)。3番手は予選4位からスタートしたNo.30 しろはちトレノ号(しろはチ)。続いて予選5位のNo.20 G999行き快速れびん(Tsutomu☆Suzy)も4番手に浮上と、FR勢が続く。上位陣はポジションをキープしたまま1周目をクリア。しかしやがて、予選5番手からの追い上げを狙っていたNo.20 G999行き快速れびん(Tsutomu☆Suzy)は、お腹の長渕とフロントウインドウの視界不良により予選3位スタートのNo.17 YKファイナルシビック(SK選手)にパスを許して順位をドロップしてしまう。
早くもなく10周目くらいには周回遅れが登場する中、トップを快走するNo.29 ガレージミウラIDIレビン(ミウミウ)は、得意のテールスライド走行を繰り返し、2番手No.21 朝焼太郎(朝焼けレーシング もさ)を挑発。
この行為が故意であった場合には(2014 GTCC SpR および 筑波サーキット公式通知No.0)に該当するため、来週にジュネーブで行われるFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の臨時総会での裁定となった。
こうした背後の混乱をよそに滑走するトップのAE86だが、11周目には2位のNCロードスターとのギャップを拡大し15秒近いマージンを稼ぐも、バックマーカーの No.24 M-Works笹の団ちびっく(笹テック)の執拗なブロックと見えない政治力に行く手を阻まれ、徐々に築いたマージンを毛ズラれてしまうが、午前11時38分にトップでチェッカーを受ける。
NA Sportクラス
■リア充りぃ〜だぁ〜☆がポールtoウインでGTCC初優勝を飾るも、優勝者インタビューが審議対象に。
Superクラスと予選決勝とも混走での開催な揉んで、良く判らないけど予選でもたぶんトップだったNo.10 オレンジなんチャラ!ボロはちレビン(リア充りぃ〜だぁ〜☆)が珍しく快走を見せたようだが、要らないのに調子に乗って付けたスカイラインのブレーキの効き過ぎに悩まされる。
終盤につれて雨量が増える難しいコンディションの中、10周目に自己ベストを刻み2位に付けたNo.5 川口本部長EP82(全べ連強面一派川口本部)が直ぐ後方にまで迫り、ラストラップの1コーナーで果敢に勝負に出るもコースオフ。残念ながらそのままレース復帰は叶わなかった。
これで労せずしてリア充りぃ〜だぁ〜☆ が逃げ切りトップでチェッカーしたが、勝利者インタビューの場での発言で会場全体の唖然と失笑を招いた事態に対し、「爆発しろ!」「チンコもげろ!」との書き込みが公式ツイッターに殺到。台風以上に今朝の通勤、通学に影響を及ぼした模様。空の便にも影響した。
NA Hyperクラス・NA Expertクラス
■Hyperクラスで総合優勝の下克上なるか? からすの森E?TRIPレビンが快走。
Sport、Super同様に、混走でのレースとなった両クラス。予選1位のNA HyperクラスNo.38 SRWK水色ロド(哲!)を先頭にスタートが切られるが、気が付いた時に変わってトップに立ったのはExpertクラスのNo.45 高橋石油店MMFレビン(高橋石油店)。
6周目には予選2位スタート、今期絶好調のNo.46 ヌーP M-NOEレビン(攻野)がファステストラップを叩き出しその背後に追るが、最終コーナー進入で痛恨のオーバードックラン。残念ながらそのままレース復帰は叶わなかった。
これで小康状態かと思いきや、13秒台後半で周回する1位No.45 高橋石油店MMFレビン(高橋石油店)。2位のNo.38 SRWK水色ロド(哲!)に対し、3番手のNo31 からすの森E?TRIPレビン(TGT選手)が1周1秒以上速いラップタイムで猛烈なプッシュを見せる。
残り3周。水色ロードスターをパスしたE?TRIPレビンが1位石油店レビンの背後に付けチャンスを伺うが、石油店もベテランの意地を見せ付け入る隙は与えず。
熾烈なバトルは12周を終え、先にチェッカーを受けたのは石油店に見えたが、公式時計でのフィニッシュタイムは両車14分54秒371と1/1000まで狂わぬ結果と成った。
終わってみれば、全クラスAE86での制覇となった今回のレース。
4輪独立懸架のマシンに比べ、メカニカルグリップやドライバビリティ(って何だろう?)は確実に劣る筈であるのだが、タイヤ無交換作戦(持って無いから選べないw)が功を奏した結果であるだろう。
Posted at 2014/10/07 01:49:11 | |
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