サン自動車工業 Surge Block/サージブロック  

先日、みんカラを徘徊中に投稿を拝見して確認したら、愛車Keiのホットイナズマ ECO-BOXが「ホットイナズマシリーズの自主的な改善」の対象であることが発覚。
これ、2011年11月10日付の発表だったけど、運良くみんカラ見るまでは全然気付きませんでした。
国土交通省自動車局審査・リコール課リコール監理室の発表だけど、メーカーも官庁も個人情報保護法の制約はあるだろうけど、確実に購入者に伝わる手段(ユーザ登録するとか、売場にお知らせを貼るとか)を考えないとマズイんじゃないの?と感じた次第。(と、言い訳してみる)

なんでも、「回路保護機能の設計値を超えるバッテリーから生じるサージ電圧(70V～20KV)が繰り返し流されることにより、基板部品、及び基板の一部が破損し、これをきっかけとして基板パターン間での放電が生じ、炭化導電路が生成されることにより、トラッキング現象が起き、発熱、発煙、発火が生じるおそれがある。」(HPより抜粋)だそうな。

で、遅ればせながら、さっそくサン自動車工業HPの「お問い合わせフォーム」から何度かメールのやりとりをして、追加部品として無料で送付していただきました。
ちなみに、皆様お持ちの製品が対象の場合、以下の情報(メールより抜粋)があれば手配していただけるそうなので、受付時間に制約がある電話より、確実で間違いが無いメールの方がスムーズでよろしいかと。
(通常業務に支障が出たらゴメンなさい<(_ _)>)

A. ご使用いただいている個数
B. 保証書の有無(対策部品の手配には関係ございませんが教えてください)
C. 対策部品の「サージブロック」をご自分でお取り付け可能かどうか。
D. お取り付けいただいておりますお車の車名をお教えください。

製品自体は「万が一、サージ等によりホットイナズマシリーズ製品がダメージを受けた場合、本製品のヒューズが切れることにより二次的なトラブルを未然に防ぎます」(HP抜粋)と、仕組みも取付も簡単です。
ただし、赤色ボックス内のヒューズが切れたかどうか、取付後も定期的にフタを開けて目視チェックしなければならない点は少々難あり、かと。
慌てて作った対策品だとは思いますが、ヒューズが切れたらLEDが点灯するとか、もう一工夫していただければ分かりやすいと感じました。

関連情報URL：http://www.sun-auto.co.jp/products/post-10.html