目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
① 現状、カプチーノ用で手に入る2つの純正置換え型。
・モンスタースポーツ『POWER FILTER PFX300』品番:SD3
・トラスト『AIRINX GT』品番:SZ-2GT
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② 先ず容姿の比較すると…厚さが全く違うね(写真一番上=純正・中央=PFX300・下=AIRINX GT)。
PFX300は純正エアクリと同じ『枠』で、濾紙の部分のみを換えた感じ。対してAIRINX GTは『枠』も含めてオリジナルな設計で、ずっと薄い。
『濾過面積』という視点のみで比べるとPFX300のが単純計算で2.7倍くらいになっている勘定。
あと、性能には関係ないところなのだが…重さが全然違うのが気になった。PFX300=146g ⇔ AIRINX GT=220g(⇔純正=167g)。
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③ 濾紙部分の『透過性』?を感覚的に比べてみる。
裏からLEDライト当てて観察すると…PFX300は漏れる光は僅かだが、AIRINX GTの方はかなりハッキリと光が見える…つまり集塵能力は明らかにPFX300の方が良さ気。
…要は『透過性が低い分、濾過面積を大きく取っているPFX300』に対し『濾過面積は小さいが透過性が高いAIRINX GT』という、全く対照的な作りだ。
これは比較し甲斐があるねえ。
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④ 先ずは普通に、その辺を走り回って比較してみた。
一般道~曲がりくねった道~ちょっとした山坂道~高速を織り交ぜた約50kmの道程(←自分なりの「定番テストコース」)をそれぞれのエアクリで交互に走ってみる。
…で、正直、あんま変わらん(^^;
まあ、強いて言えば…踏み返した際のレスポンスが(AIRINX GTに比べ)PFX300の方は若干鈍いかな…という、気のせいレベルの差。
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そんなワケで…普段使い程度の比較では違いがハッキリしなかったので『サーキットでの全開走行』で比較してみる。
いつもの『GOLDEX 本庄モータパーク』にて、15分/ヒートをAIRINX GTで1本、PFX300で1本、それぞれ走ってみた。当然、エアクリ交換以外のセットアップはイジらずに…で。
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結果発表~
先攻:トラストAIRINX GT ⇒ 47'085
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後攻:モンスターPFX300 ⇒ 47'292
…と、いうワケで『全開走行』ではAIRINX GTに軍配が上がった
…が、正直、これがエアクリのみの有意差か?と言われるとちょっと微妙。
走行条件(気温・路面・同時走行してた台数、等々)的に『先攻』の方が有利だったと思われるので。
次の機会に『先攻:PFX300→後攻:AIRINX GT』で走ってみるか?
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が、そもそもの話で言えば…私がオープンタイプのエアクリを使わない理由は『透過性優先のため集塵能力が低い=エンジンに良くないのでは?』という疑念にある。
つまり優先すべきは集塵能力…となるので、この差であればトータルバランスとしてモンスターPFX300を選択するな…というのが、個人的結論。
※ま、エアクリの交換なんて大した手間じゃないから、サーキットに来たらAIRINX GTに交換して走るっていう使い方もアリか。
以上~
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