
僕の愛読書
木下みつひろ選手の マシンセッティング
お待たせしました・・・
今回は、
FFを速く走らせる セッティングについて・・・
ワンメイクレースのセッティング、、、
アライメントについて 共有しましょ ♪
==== 抜粋 ==== ちょっと長いです ===
フロントタイヤの内圧)
FFはフロントタイヤの内圧コントロールが重要です。
走っているときのフィーリングも大事ですが、
走り終わった後の偏磨耗の状況で使われ方が分かります。
タイヤの外側が磨耗しているようなら内圧を上げる。
タイヤ自体の剛性が上がることでたわみ量が減り当たりが均一化する。
タイヤの外側が当たらない場合は、少し内圧を落すことで
全体を接地させることが出来ます。
それでもタイヤの当たりが 外側しか当たらない時は、
車高を下げると キャンバーが付き タイヤの接地状況が改善します。
(キャンバー調整可能なショックが使えれば 無問題ですね)
タイヤの当たりは このようにして良い状態にすることで、
全体のグリップが向上して、ブレーキ トラクション が よくなります。
この見極めは非常に重要で、
ここを おろそかにしてしまうと レベルの低い車に仕上がってしまいます。
アライメント)
キャンバーが3度くらいで トーインは アウトに 20分くらいを目安にします。
こうすることで、直線を真っ直ぐ走っているときに、
タイヤと路面のスリップ率を小さくすることで 走行抵抗が減り
ストレートが 速くなるのです。
リヤのアライメントは シビアに調整します。
リヤのトー角で 良く曲がるようにもなるし アンダーステア方向にしたりと
変化するからです。
コーナーが大きなサーキット(富士)などは コーナースピードが速いこともあり
リヤのトーインは ゼロにすることが多かったです。
アウト方向にすると リヤの安定感が無くなり
かなり強いオーバーステアが 出てしまいます。
筑波サーキットのような 比較的低速サーキットの場合
トーインは アウト10分くらいを目安にします。
進入でリヤがオーバーステアになりますが
車高を下げて オーバーステアになる感じを穏やかにして行きます。
以上 ・・・
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フロントタイヤの 偏磨耗 ・・・
ありますよね~
筑波では 左フロントの 外側が思い切り磨耗します。
1コーナー ダンロップ 2ヘア 最終 と
右回りのコースですから。
偏磨耗の図
結果 キャンバーも どんどん 寝る方向です ・・・ 笑
リヤのセッティング、、、ショック ですね~
そうなんです、
パルサー君は
リヤマルチリンクビーム ~ ♪
トー調整は不可能です。。。
その特性から キャンバー変化も最小限な為
すご~く 粘るんです・・・
手が無い場合は リヤの限界を落す訳ですが、
せっかくリヤの限界が高いのだから フロント頑張れ!!! だな・・・
私の パルサー セッティングの コンセプトです。
あんなこと こんなこと ・・・
こちらは またの機会に ・・・ ♪
やっぱり 絶版だね ・・・
木下みつひろのマシンセッティング 2
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Posted at
2013/01/22 22:12:38