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2022年01月13日

BMW M850i ローダウン with KW HAS 【インプレッション編】

BMW M850i ローダウン with KW HAS 【インプレッション編】 前回のブログでは
M850iのKW HAS取付完了
まで報告しました。

(ショップでもブログ記事
アップしてくれた模様…)

今日は長距離走行のインプレッションを報告したいと思います。

装着の翌日からツーリング、という図ったかのような絶好のタイミングw
まあ、そのせいで、普通は馴染んだ後に実施するホイールアライメント調整を取付当日にやる羽目になりましたが仕方ありません。
いずれ(いつ?)脱RFTでタイヤ交換したらまた調整するだろうし、そちらを「慣らし完了後のホイールアライメント」と位置付けることにします。

今回のツーリングも「いつものメンツ」で「いつもの場所」でした。
関東と関西から芝刈りに集合して三ヶ日でウナギ喰って帰る、という究極のマンネリですが、楽しいメンバーなので飽きることがありません。
このコースがほぼ定番になってから10年ぐらい?
それ以前から考えると、もう20年近く年3~4回は集まっています。

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閑話休題。

「KW HAS」のインプレッションですが…

まず、「見た目」に関しては個人的にはかなり理想に近い雰囲気です。

ほどよいローダウンで、フロアは地面とほぼ平行。
M850iの前後重量配分は前1080kg:後910kg=54:46ですが、ケツ上がりだったノーマル状態よりもリアを多めに落としていますので、後軸荷重が増えて、きっと50:50に近づいたはず。(まあ多少は…ねw)
今後さらに馴染んで落ちたとしても、おそらく「ローダウンスプリング」ほどヘタることはないと思います。(それでも車高は再調整するけど。)

G15はBMWのFRおよびFRベースのAWDモデルとしてはフロントオーバーハングが長いので(空力的には有利)アプローチアングルが心配だったけど、今回走り回った限りではたいていの段差や斜面は問題なさそうです。

altalt


肝心の走行性能については…

結論から言うと「80点」ぐらいかな。
半ば予想はしていたけど、ぶっちゃけノーマル脚が良すぎですね。
助手席も『十分いいんだけど、なんかあの時の感動がないね』と。

特に高速道路における徹頭徹尾フラットで重厚な、あの得も言われぬ乗り味は若干損なわれてしまいました。
「バウンシング」とまではいかないまでも、高速で大きな段差やうねりを通過するとき、これまで一発=1回で収束していたものが1.5回ぐらいかかる感じでしょうか。
過去の経験に照らし合わせると、普通の「ローダウンスプリング」だったらブワン、ブワンと2回、2.5回みたいになっていたはずなので、これでも「HAS」だからこそ影響は最小限に抑えられている、とも言えますが。

一方で、アダプティブダンパーを「SPORT」にした時の路面に吸い付くようなフラット感は変わらず残っていたので安心しました。
あと、バウンド方向のサスペンショントラベルが減少するので底付きが心配でしたが(ショートストロークダンパーならまだしも純正長のダンパーで2~3cmのマイナスってけっこう影響あるんですよ)、こちらも「HAS」はバンプストップラバーを付属の専用品に交換してあるおかげか、ほとんど気になりません。

いずれにしても、前車ALPINA B4はとにかくヤワくて車高調を入れてようやく「走れる」ようになりましたが(もちろん普通の高速域までなら路面を滑るようなアルピナライドは素晴らしかったですよ)、G15 M850iについてはやはりノーマル脚がベストですかね。
往路では本気で「ノーマルに戻そうかな」と心が揺れ動いていました。

altalt


見た目を取るか… 走行性能を取るか…

難しいところですが、それでも、まあ、前車の「ALPINA B4+車高調」の組み合わせと比べたとしても、いまの「M850i+HAS」の方が断然安定しているし、やっぱりこのままで行こうかな。
※ 記事のイチバン下に性能評価を付けました。

なんといっても、この雰囲気には何物にも代え難いものがありますから。
(結局見た目かよw)

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【補足説明】
相対的な性能評価 (EXCELLENT > GOOD > POORの順)

■高速走行安定性 (高速~超高速域)
   G15 M850i ノーマル (純正)
 ★ G15 M850i 純正ダンパー + KW HAS
   ALPINA B4 車高調 (KW DDC Plug & Play)
   ALPINA B4 ノーマル (純正)
   ALPINA B4 純正ダンパー + ACS スプリング

■コンフォート性/NVH総合性能 (高速~超高速域)
   G15 M850i ノーマル (純正)
 ★ G15 M850i 純正ダンパー + KW HAS
   ALPINA B4 ノーマル (純正)
   ALPINA B4 純正ダンパー + ACS スプリング
   ALPINA B4 車高調 (KW DDC Plug & Play)

■コンフォート性/NVH総合性能 (一般道~高速域)
   ALPINA B4 ノーマル (純正)
   G15 M850i ノーマル (純正)
 ★ G15 M850i 純正ダンパー + KW HAS
   ALPINA B4 純正ダンパー + ACS スプリング
   ALPINA B4 車高調 (KW DDC Plug & Play)

※ 横並びの比較はけっこう難しいので、少々ムリヤリに優劣を付けています。
ブログ一覧 | BMW カスタマイズ | 日記
Posted at 2022/01/13 17:06:23

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こんばんは、🙇🏼‍♂️
138タワー観光さん

この記事へのコメント

2022年1月14日 10:36
見た目や、見た目。
250kやそこらなら、どんな脚でもなんとでもなる。
それ以上は、昨今なかなかやり合う機会がない。
コメントへの返答
2022年1月14日 10:45
エツオさんと同じこと言ってるw
まあ、そうっすよね。
2022年1月14日 17:01
色々と勉強になります。
スプリングだけで車高を下げよとすると、バネレートを落とすしかなく、ふわふわ感が出てしまう。その点、HASであれば、ダウンサスほど下がらないので、その影響は少ないと見たけど、やっぱり、純正と比較しちゃうと乗り心地に影響が出てきちゃう感じと理解しました。
でも、見た目ってやっぱり大事ですもんね。全ては、トレードオフなんですね。。
コメントへの返答
2022年1月14日 17:22
ローダウンスプリングはけっこう難しいんですよ。
プログレッシブレートになっているので1G接地後のレートについては純正より高いモノも低いモノも両方存在します(=どちらでも作れます)。
でも、これまでの経験上、フワフワ感が出てしまうものが多いですね。

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「@ウッヂィ ポコ さん、iDriveでプライバシー設定を変更すれば勝手にチェック外れなくなるんですが、他の便利サービスも機能制限されちゃうんですよねー。何か他にいい手があるのであれば僕も知りたいです。」
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2010年からBMWのカスタマイズコーディングをやっています。 当時はどこもやってなくて完全に独学。日本初でした。
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