高めに充填しておいた空気圧は、交換直後に比べると5kPa~10kPaぐらい落ちました。(こういうときTPMS/RDCは本当に便利。) これで新品タイヤの「寸法成長=初期膨張」もある程度進んだものと判断して、あらためて空気圧を規定圧まで下げてみました。 (しばらくは落ち着くまでこまめに空気圧の確認と調整を続けます。) では、懸念していた乗り心地の話を中心に初期インプレッションでも。 同じ道路を走行すると、前の純正728Mと比べて、ゴロゴロ感とまでは行かないまでも、路面の「ザラつき」がよく伝わってくるようになりました。 比例してロードノイズも少し大きくなりましたが、もともとG15の静粛性は悪くないのでまあ許容範囲です。 低~中速域における段差やジョイント通過時の突き上げは若干悪化。 逆に高速域では『タタン!』と軽やかになったので気分的には相殺かな。 また、料金所手前やカーブ区間などにある「速度抑止帯」の連続段差舗装では跳ね返りが少し穏やかになったかも。 ハンドリングについては切り始めが軽やかになったような気もしますが、正直大きな差は感じません。 残念ながら、G15はBMWにしては操舵時の接地感や反力といったステアリングインフォメーションが薄めなので余計に伝わりにくいのでしょう。 結論をまとめると、「乗り心地」も「ハンドリング」も元々G15 M850iが持つ味付けのせいか思ったより大きな差は出なかった、ただし、走行時の「ザラつき」や「ロードノイズ」は若干悪化、といった印象です。 今回はホイール単体で考えて、四輪合計11kg弱、約18%の減量です。 (バネ下重量の変化は○倍の効果、とか全くナンセンスというか、何に着目するかで何倍にでも膨らませることができるので純粋に絶対値の話。) 厳密にはリアタイヤが1センチ太くなり(275→285)、ツライチも調整したのでレバー比も若干変わっています。 ただ、タイヤの銘柄は同じミシュランPS4Sですし、まだ3500キロほどしか使ってない状態からの交換だったので、かなりフェアな条件で「ホイール軽量化のみ」の比較ができたのではないかと考えます。 |
ちょうどいいサイズのセンターキャップや、BMWエンブレム(ラウンデル)ステッカーが無いので加工しないといけない、というのもあります。 それ以上に、いちど「アルピナ」を所有した者としてメーカーやオーナーの皆さんへのリスペクトがあるからこその悩みですかね。 ・ Mパフォーマンスモデルとして「///M」エンブレムが付いたM850iに「ALPINAラウンデルマーク」が共存するのは何となく気持ちが悪い ・ そもそも昔から「ALPINAクラシック」のデザインが好きだったから交換しただけで、「エセアルピナ」仕様を作りたいわけではない ・ アルピナに憧れてるけど買えなかった可哀想なヤツ、と思われそう 一方で、センターキャップをBMWエンブレムに交換したら、それはそれで『アルピナかと思ったらパチモン履かせてるだけかよ』と勘違いされて、結局は同じように「可哀想なヤツ」扱いになりそうな気もします。 『誰もそこまで見てねーよ、ばーか』という声も聞こえてきそうですが、けっこう真剣に悩んでおります😅 なぜそこまで悩むのか。 前述の通り、かつて正式なオーナーだったという理由だけでなく… 最近はめっきり減りましたが、バブル期に横行していた「エセアルピナ」や「エセAMG」を見つけてはアラ探しをして、『こっ恥ずかしいヤツw』と後ろ指をさしていた、嫌みなガキんちょだったのでw ⇒ これはいまALPINAホイールを履かせている自分と同じ状態。 同じような理由の裏返しで、「本物」のアルピナモデルでもボンネットやトランクのBMWエンブレム(ラウンデル)を「ALPINAエンブレム」に交換する行為は、アルピナの品位を損ねるだけで恥ずかしいと思っています。 ⇒ これは逆の意味で、ALPINAホイールにBMWエンブレム(ラウンデル)を取り付けるのと同じ行為。 単に自分を追い込んでいるだけで、そんなに深く考える必要は無いのかも知れないですけどね。 |
「ALPINA Classic Forged CS17 ホイール」 フロント 8.5Jx20 ET28 PCD112 / リア 10Jx20 ET44 PCD112 (タイトル画像はALPINAエンブレムと///Mマークのコラボですw) 装着は前回「ユニフォミティ/フォース マッチング」でもお世話になった横浜のアイピーエムさんにお願いしました。 今回はホイール、タイヤとも先に送って当日は取り付けのみだったので、残念ながら「フォースマッチング」の作業は見れませんでしたが。 ![]() ![]() タイヤはトシ棒定番(?)の「ミシュラン パイロットスポーツ 4 S」です。 フロント 245/35ZR20 (95Y) XL 製造国 フランス / 製造年週 0122 ALPINAホイール、ミシュランタイヤともやはり「優秀」ですねー。 「フォースマッチング」の測定結果は全てRFV(Radial Force Variation)=40~50N、うち1本は完全に「ウェイト無し」でバランス出ました。 前回の交換からほぼ半年、約3500キロしか使っていないので少し勿体ない気もしますが、今回はリアのサイズも変わるし、取り外した純正ホイールはタイヤを付けたまま預ける必要があるので仕方ありません。 そういや、新車装着のP ZERO(PZ4) RFも2500キロしか使わなかったなw 今回は… できれば1年は使いたいですね。 なんで1年かというと、きっと来春には後継のPS5Sが出るだろうから😝 (僕の予想では年内、早ければ10月に発表、来春から市場展開です。) もちろん装着後のアライメントもしっかりと。 このクルマに乗り替えてから、かれこれ5回目のアライメントw んで、さんざん騒いでいた「スペーサー」ですが… 現車合わせで前後とも「Eibach ハブ付き10mm」にしました! 完全ツライチ、オイラのシミュレーション完璧w だったら、何種類も買ってんじゃねーよ、というツッコミは無しで😎 駐車場は文字通りマージンゼロ、パッツンパッツンですwww (今までは右側をピッタリに寄せると左側は数ミリの隙間がありました。) で、見ますう? ジャジャーン! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() やっぱ、アルピナクラシックホイール、好きだわー。 結果的に3台連続になっちゃったけど飽きません。 特にこのセンターカバー無しの「CS17」はシンプルかつシックな造形で、純正然としていながら、でも、なんかちょっと違う、みたいな。 ま、今日はこんなところで。(テンション高めでサーセン。) 軽量化の弊害があったのかどうかについてもまた今度。 今日は交換したばかりで、空気圧も規定値よりもかなり高めにしてるので正確なインプレッションができません。。。 今週末はディーラーに見せびらかしにでも行ってきますわ😁 【関連パーツレビュー】 ALPINA CLASSIC 20インチ (CS17) Eibach Pro-Spacer ポッシュ(POSH) アルミ エアーバルブキャップ (ローレット) |
![]() ※ 表中で同じ重量帯の「ALPINA CS17」と「BMW M Performance 763M」は、偶然ながらともに台湾のSAI(Super Alloy Industrial)社製です。 やはりBBSの鍛造1ピースは軽いですねー。 まあ、我が「ALPINA CS17」も安全マージンを見込んだ純正鍛造ホイールとしてはよく頑張った方なんじゃないでしょうか。 「728M」からだと一輪あたりマイナス2.5~2.8kgぐらいの減量ですね。 もともと「728M」自体が純正の鋳造ホイールにしては軽い方だったので、この程度の減量に留まってくれて良かったです。 ただし、バネ下重量が軽くなることに変わりはないので、ハンドリングは向上しても「乗り心地悪化」というネガティブな影響は避けられません。 しかも今回は、それぞれのタイヤサイズに対してホイールが標準リム幅に変わるので(BMWは標準リム幅マイナス0.5Jが基本)、乗り心地が良くなるような要素は一つたりともないですしw 問題はそれが許容できるレベルに収まってくれるかどうか… 結局のところ全ては「タイヤ」と「サスペンション」のどちらにどれだけ仕事をさせるのかのバランスに帰結しますが、今回の「ALPINA CS17」が「G15 M850i」×「KW HAS」との組み合わせにおいてどのような相性を示すのか、不安8割、期待2割といったところですかね。 ![]() ![]() あ、そうそう。 実は、ちょっと前にドイツから「Eibach製 ハブ付き10mmスペーサー」も届いたので、こっそりと関連記事を更新していたりします😎 さあ、いよいよ次のブログは装着報告かな??? |
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トヨタ ソアラ 大学に通ってた頃の愛車です。 |
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