
今回、色々素人なりに手を尽くしてみて、
あまりの酷さにがっくりきています・・・
今まで、ガソリンかぶってもここまでの事はありませんでした。
まず、劣化が塗膜の中まで浸透して、
削っていくとベースギリギリまで到達。
当初、塗膜とコート剤の剥離程度に考えていましたが、
そんなものでは済みませんでした。こりゃなんだ?
他の方の記事を読んでいたら「黄砂のせいか?」との見解が。
なるほど、だとしたら、黄砂とはなんぞや。
調べてみると強いアルカリ性の泥が細かくなって降り注ぐもの、だそうです。
とくに硝酸塩を多く含むそうで、そりゃ厳しいですね。
酸性雨の中和もできるくらい、というから相当です。
コート剤は「酸性(雨)に強い」事はよく謳われますが、
アルカリ性について触れたものを見たことがありません。
一般的なワックスやコート剤をシリコンベースの油脂とすると、
アルカリに長時間触れれば変成し、その被膜は破壊されるでしょう。
そのまま塗膜に到達した場合、塗膜の性質によりますが、
赤や黄色のような「弱い塗膜」ではひとたまりもないかもしれません。
せめてメタリックやパールの層があったりすると違うのかも。
今回、赤スリッパの被害はトランクと幌の間のパネル一枚のみ。
他には一切シミがありませんでした。
黄砂のせいなのか、車検整備時に施された洗浄の洗剤が残留したのか
何が原因であったとしても何処の誰のせいでもなく、
誰にどう責任を押し付けるつもりもありません。
とにかく、この先、同様の被害を出さない事、
今回の被害を何とかリカバーすること、これが目的です。
赤スリッパは購入したその年に、DIYでガラスコートをガッチリ施工してます。
硬化時間をしっかりとり、拭取りもひと苦労なものです。
謳い文句は「10年ぴかぴか」って・・・んなわけなかろう。
ま、とにかく硬い皮膜のコーティングが一枚塗ってあるのですが、
今回のパネルに限っては、幌カバーによる傷がつき、
少しずつ研磨していたのを思い出しました。
つまり、このパネルだけガラスコートが削られていたのです。
だとすれば、ここだけシミになったのも納得。
あくまで、結果と過去の思い出を縫い合わせて話をくっつけているだけなので
実験をしたわけでもありませんし、確実なデータがあるわけでもありません。
しかし、ここまでの被害をだすということは相当なモノ。
この先を考えておかなければ、と思った次第です。
ソリッドの赤にお乗りの方は是非、ガッチリしたコーティングを施工してください。
もし、すでにしみが出来てしまっているなら、再塗装を前提としたアプローチを勧めます。
色々やってみて、やっぱりだめだ、となると時間・費用・精神的負担が大きすぎます。
もし、幸運にもシミが付いていないなら、是非コート剤を。
施工時に塗布してから硬化までの時間を最低でも20~30分とるものがいいでしょう。
業者コートなら加熱して焼き付けるものがベスト。
一般的な犠牲皮膜は何の役にも立ちませんでしたので、ご参考までに・・・
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Posted at
2011/05/18 15:42:44