真夏になりかけているこの時期、野鳥界では夏の渡り鳥も子育てを終えて故郷へ帰りつつあります。
日本で1年中生活する「留鳥」など以外には個体数が減ってきて、秋になるまで探鳥も難しくなる所謂「鳥枯れ」の季節になります。
普段の年ならこんな時には各種レースや航空祭などもやっていたり、大好きな蒸気機関車などを撮り鉄をしに行くのですが如何せんこのコロナ禍の影響が残る中では無観客開催だったり中止になってしまっています(泣)。
普段は派手な渡り鳥や特徴のある鳥ばかりに行きがちですが、こんな時には普段あまり追いかけない地味めな鳥にでも会いに行ってみようと日曜日に茨城県某所に出向きました♪
その場所は冬の時季にはフクロウの仲間「コミミズク」や「ハイチュウ(ハイイロチュウヒ)」といった猛禽類も来る場所なのでこの冬のためにもロケハンも兼ねております。٩(๑´3`๑)۶
今回の目当てはヨシ(アシ)原に生息する「コジュリン」♪
他にもコヨシキリやセッカなど多種に出会えそうな場所でもあります。
駐車場に着き広大なヨシ原を眺めているとあちこちからコジュリン、セッカと思われる鳴き声が♪
(予めYou Tubeにて予習済み(笑))
カメラ機材をセットして暫し待ちます。
早朝ということもあり風が心地よい♪しかし、この風が悩ますことになります。
・・・・というのも、背丈ほどあるヨシ原をやや俯瞰して見渡せるこの位置からだと強めに吹く風でヨシが波のようになびきます。
この中で目立ちにくい色の小鳥を探すのはひと苦労。
すぐ近くでさえずっても、まったく探せません(汗)。
すると後ろの方でコジュリンのような声が?
木の上のソングポストで鳴いていました♪
なんだ!ホオジロじゃねーか!!!
よく聞けば違うが、どことなくコジュリンの鳴き声に似ている(笑)。
近所の公園にも居るわ!焦って損した。(´・_・`)ガックリ
じっと耳と目に神経を集中していると、ようやくヨシの上を飛ぶ鳥を見つけて留まる場所に注視します。
今度はコジュリン(オス)だ♪
頭の部分が黒くなるのが特徴なのですが、数枚シャッターを切った直後に飛び立ってしまい大事な「目」の部分が黒つぶれして表情が見えません・・・・・。
すると暫くしてコジュリンのメスがせっせと巣作りの材料を運んでおりました。
これから巣作りなんだ・・・・。いや、待てよ。これ・・・・・コジュリン(メス)じゃなくて先出のホオジロのメスに見えなくもない。
実際、この個体が鳴いているところは見ていないので詳細は不明。
恐らくコジュリンで間違いないとは思いますが。(;・∀・)
この辺のスズメの仲間は選別が本当に難しい。
時季によって羽の色や模様が変わったり、成鳥と若鳥によっても違ったりするので撮った後に図鑑と首っ引きです。
しかし、鳴き声もそれほど多くなく姿を捉えられたのも数が少ない。
セッカもピンボケ・・・・・・。
数時間外に居ただけで真っ赤に日焼けしてしまいました。
梅雨明けしてこれからは熱中症や脱水症の危険も伴うので、探鳥でじっくり待つのも厳しいですね。
地味めな鳥で今ひとつ士気が上がりませんが(彼らは彼らなりに一生懸命生きているのだ!)帰り際に大きなフクロウカフェを見つけたのにすんなり入れなかったのはやはりまだコロナが怖いからに他ならない。
あ~あ・・・・スーパーGTで新型スープラ観たいなあ・・・・バイクレース観たいなあ・・・・・戦闘機観たいなあ・・・・・・
ブログ一覧 |
探鳥放浪♪ | 趣味
Posted at
2020/08/03 23:22:15