昔TVの深夜放送で「やっぱり猫が好き」という番組がありましたね~。まったりとした緩い内容でなんとなく観ているのが好きでした♬
私が蒸気機関車を好きな理由もそんなところなのかもしれません。
ただ眺めているだけで癒されるSLに今回会いに行ったのは静岡県の島田市から出発する「大井川鉄道」。
夜10時から発車して早朝6時まで折り返し運行する「夜汽車」のイベント見物のためです。
ただでさえ郷愁を感じるSLが夜に走る姿はまた格別。
この路線は数年前、山間の無人駅や通貨する線路が土砂崩れの被害に遭い途中まで復興した路線。
私鉄なので地元自治体も予算を割くことができず、依然としてSL折り返しの「千頭駅」までは前線開通していません。(道路は通過可能)
それでも企業努力で途中駅までは以前のように平日も数本折り返し運行をしてくれています。
またこの時期も含めリアル「機関車トーマス」を走らせているのも有名。
まだ半分程度しか開通していないので足が遠のき超久しぶりの大井川遠征となりました。
紅葉も終わりかけた時期ではありますが、例によって周辺観光も兼ねてロケハンしつつその日を迎えます。
基本的に途中駅の「家山駅」までで折り返しますが最近2つ先の「川根温泉笹間渡駅」まで延伸し、数本がそこまで走っているようでした。
駅手前には温泉施設もあり露天風呂からこの景色が見えます♪(私も入浴しながら見ました(笑))
顔の横の除煙版の無い「C10ー8号」でした。これも好き♪
夜間運行の日は日中に5本も運行しているので、時間的に全部を移動しながらの撮り鉄は不可能です。
日を跨いで別の駅。
数多くのタヌキの置物がお出迎えしてくれる「神尾駅」♬
駅前の大イチョウが綺麗に色付いておりました。まずはトーマス。
クリスマス仕様のサンタさんで走ってきました。
約30分後に来た通常SLも♪
折り返しは家山駅。ここにはSLの方向転換をする「転車台」が無いため復路は最後尾の電気機関車に引かれ後ろ向きに帰ってきます。
土砂災害の前に上記の二か所でみん友さんたちと「撮り鉄オフ」をしたこともありました。
一人で気ままな撮り鉄もいいけど、皆さんとわいわいしながらの撮り鉄オフも楽しかったなあ♪
寒くない時期にまた集まりたいものです。
茶畑とトーマス♪
さあ、日中の撮り鉄も終わり夜の撮影のためのロケハンをしながら移動していたわけですが、路線の半分の距離しか走らない上、ほとんど山間部なので灯りが無く撮影ポイントは限られます。
言わずもがなSLは真っ黒なので街灯が少なければ撮影不可能・・・・・苦肉の策として選んだのは家山駅手前の橋梁。
一つだけ有った街灯が線路わきを照らしていたので一発目はそこに決定。
通過後にすぐに駅へ移動して折り返し準備風景を覗きましょう♪
駅前はクリスマスイルミネーションで飾られておりました。
夜汽車運行は電気機関車を有せず、自力で運行するようでSLを先頭に後ろ向きに繋いで走るようです。
始発駅からここまで片道約30分、各駅で1時間ほど停車して朝まで3往復ということのようです。
復路は先ほどの橋梁を河川敷から狙います。
準備をしていたら他の「強者撮り鉄さん」が投光器を3つも用意して下から照らしていました。(笑)
まあおかげでシルエットを捉えることができたのですが・・・・・(汗)。
調べてみると過去にも何度も夜間運行をしていたらしく、この方も慣れているのでしょうね。
再度通過するのは先ほど橋の横から撮影した位置を今度は河川敷から望遠レンズで狙ってみました。
待つ間も数少ない他の撮り鉄さんと話をしたり、離れた場所では川沿いでキャンプをしながら待つ人も居たりと昼間の撮り鉄とはひと味違う楽しみ方をしているようでした。
???・・・・・・・・・・・あれ!?客車の室内灯が消えてる?
そうか・・・・夜汽車だから仮眠する人も考えて消しているのか。
折り返しの駅構内は見たし最後の撮影スポットに向かい、あとは休憩しながら通過姿を眺めていました。
3運行目の下り。
ここは駅前の踏切から狙うことにしました。
「合格駅」
来春、受験を控える方々に向け演技の良い場所にしました。(笑)
ここは以前「五和(ごか)駅」という名称でしたが、新東名高速の「島田金谷IC」横に新設された隣のの「門出駅」とともにご利益駅としてスタートしました。
駅舎と絡めるスペースはわずかなので失敗はできません。切れそうな集中力をなんとか保って1枚!
客車内の乗客の皆さんも疲れ果ててグロッキーに見えましたよ。(汗)
私もここで力尽き翌朝の通常運行まで仮眠しました。(爆)(+o+)zzz
大井川最後に撮りたかったのは朝の下りの2便。
終わりかけのススキとコラボ。
沿線脇に色づいていた紅葉でトーマスの「もみじ流し」♬(笑)
ふんわりとした雰囲気に撮ってみました♪
前日に立ち寄ってみた「千頭駅」にバーディとヒロが居ました。
全線開通するまで休憩かな?
民営鉄道会社だから自治体が復旧資金を出せないなら鉄道会社がクラファンでもすれば復旧費用の足しにでもなりそうですが、想像以上に費用が掛かるのかしら?
どの辺が被災しているのか確かめようと路線沿いを走ってみましたが、確認できませんでした。
大井川鉄道の後半の鉄道風景も大好きなので早く開通してほしいものです。
前後にまた少しだけ観光スポットに行ってみたので、それはまた後日♪