
さあ今回の東北遠征の大本命、青森の世界遺産「白神山地」♪
ここのとある場所には幻の鳥と呼ばれる「火の鳥」が生息しています。
燃える炎のように赤い身体はまさに火の鳥。正式名称は「アカショウビン」。
ここに限らず他の場所にも居るのですが、これがまた幻でして・・・・・・
青森は遠いので過去に私は新潟や長野にこの鳥を探しに数年、何度通ったことでしょう。
声はすれど姿は見れず。森の中を探し回り背中じゅう虫に刺されて真っ赤になったり、肉眼で見つけても写真に収めることができず温泉に入っただけという(泣)。
近くの駐車場で車中泊した我々は例により夜明け直後から現地入り。
山では火の鳥の鳴き声が響き渡っています。キョロロローーーー!!!という分かりやすい鳴き声です。
しかし過去の探鳥地ではこの分かりやすい鳴き声が聞こえるのに見つけられないジレンマに陥っておりました(泣)。
するとAM5:00ごろ真正面の木の枝に留まりました!
かい~の!(笑)
ちょっと遠いのでトリミング(拡大)しています。
ついに!ついに!積年の願いが叶いました!!!
連れて来てくれたCB1300SBさん、本当にありがとうございました!!<m(__)m>
しばらく「お立ち台」に留まったままじっとしており、餌を探していました。(この場所にはモリアオガエルが数多く生息しているようです)
森の中はまだ暗いんだけど出会えた喜びでいっぱいです♪
私が野鳥に興味を持ったきっかけのカワセミに本当によく似ています。観察していると動きから仕草までそっくりです。
姿が似ているのは当然で同じ仲間ではあるんです。
しかし関東の街中でもよく見られるカワセミと違い、アカショウビンとの出会いの困難さよ。
しばらくすると飛んで行ってしまいましたが、またすぐに来るだろうと高をくくっていました。
ところが待てど暮らせどその後一向に現れません(泣)。
池を泳ぐオシドリを撮って気を紛らわします。
他の場所にも移動せずひたすら待ちましたが、結局きっちり姿を見たのはこの日早朝の1回のみ!
後は奥の方を飛び交うのみ・・・・・・
15時まで粘って疲れ果てた我々は日帰り温泉へ直行しました。レストランで食事をとり、車中泊の駐車場へ戻るとどっと疲れが出てそのまま夢の中へ・・・・・明日は別の場所、たくさん現れるとイイナ♪
前日出会った大阪から遠征のカメラマン氏も合流してBポイントへ。
実はこの場所へ来た他のカメラマン氏の情報によると前日最短4mの距離まで来たとか!
期待値が爆上がりです!!!
しかし、そう上手くいかないのが探鳥。
早朝から数時間遠くで鳴き声が聞こえるのみ(汗)。
8時ごろでしょうか?
ようやく姿が♪
遠い!近くへ来ておくれ!
4mとはいきませんでしたが、だいぶ至近距離でそのご尊顔を拝見することができました♪
それにしても綺麗な鳥さんだこと!
この場所は彼らの「狩り場」だそうで餌を捕る瞬間に備えて集中!集中!!
水中への飛び込みなども狙いますが、捕食する瞬間は残念ながら写し止めることができませんでした。
結局この日も姿を見るまで数時間単位のタイムラグがあり、そうちょくちょく来てくれません。
皆さんの話を総合するとまだ巣の中でペアが交代で抱卵中のため頻度が低かったのではないかと思われます。
ヒナが孵ったらヒナへの給餌のために親鳥は何度も姿を見せることでしょう。
この日は16:30近くまで粘り撤退!私は後日の予定があるためCBさんとはここでお別れ。
CBさんは明日以降も来るようなので凄い瞬間を撮っていたらどうしよう・・・・(笑)。
私は明後日の予定のため、このまま離脱し少しでも南下しておきます。
予定の前日には現地近くのホテルを予約したので、探鳥遠征の疲れを癒しそちらへ向かうことにします。
・・・・・・・・・が!そもそもこの判断が間違っていたことを翌日知ることになります!(汗)
休憩しながらも夜通し走り、疲労困憊の頭で現実を把握するまで数分。
姉さん!大事件です!!!(このフレーズ分かるかな~?(笑))
番外編へとつづく。
Posted at 2025/07/04 05:50:27 | |
トラックバック(0) |
探鳥放浪♪ | 趣味