
先週の木曜日~金曜日までそろそろ飛来してくるとある「夏鳥」を探しに某県へ。
その場所では既に数羽の「彼ら」が入っており早朝から鳴き声が聞こえてきます♪
しかし、二日かけたのに満足のいく写真は撮れず・・・・・・(泣)。
いつもの玉砕時の「温泉に入りに行っただけ」となってしまいました(笑)。
初日でほぼ心は折れて、二日目の日の出から数時間で今回は無理、と判断。
朝ご飯も食べずにそのまま高速道へまっしぐら!
居住地を超えてそのまま「トラフズクが毎年子育てをする場所」へ向かいます。
何度かご紹介していますがフクロウ科の生き物で頭の上に羽角(ウカク)と呼ばれる耳のような?ツノのような?羽が特徴的です。
もう少し先に様子を見に行こう♪とのんびり構えていたら、件の現地で偶然お会いしたトラフズクの地元の方から「もうヒナはだいぶ大きくなっているから数日間には巣立ちしてしまうのでは?」との情報でした。
夏鳥玉砕の疲労もあるが、うっかりすると今季は出会えないこともあるため頑張って進撃です(笑)。
着くと他の野鳥ファンの方が数名居て彼らの姿はすぐに見つけられました。
しかーし!!!
現地では台風並みの強風!晴れていたので天気予報も確認せずに向かったところ、風速6~7mの突風!
木は大きく揺れてトラスズクの成鳥も必死に枝に留まっているような状況。
例の羽角も変な方向になびいてしまっています(笑)。
日中に行くと目をつぶって寝ていることも多いのに、さすがにこの強風下では熟睡できずにいるのでしょう。
さて肝心の巣の方はどうなのでしょうか?
巣の中にはヒナが居るはずで落ちないよう親鳥が守っていました。
この写真、高速シャッターで写し止めていますが、実際には横に約1mほど揺れているような状況でした(汗)。
時々羽根を広げてバランスを取ったりヒナを押さえているようでした。
ヒナの頭もチラッと見えているので、見ている我々もヒナが落ちてしまうのではないか?または巣ごと落ちてしまうのではないか?とひやひやします。
我々も時おり身体が持っていかれそうになるほどの強風の中、見守っていたら一瞬風が弱まった時にヒナが顔を覗かせてくれました♪
相変わらずおじいちゃんみたいな風貌ですが、羽毛がぽよぽよしてて可愛らしいですね~♪
こんな強風でも外の世界はとても気になるようです(笑)。
この日は2羽が確認できましたが、後日友人が行った際には巣も落ちていなく5羽のヒナが居たそうです♪
今年も無事に元気に育ってくれてありがたい限りです。
別の木には合計4羽の成鳥が確認できたので、そのうちの1ペアの子供たちだったのでしょう。
コミミズクやフクロウのように飛翔姿を見てみたいものですが、トラフズクはこうした営巣時にしかであったことがないので難しそうです。
ではまた♪
Posted at 2024/04/22 10:35:15 | |
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