
この時季、各地で蓮の花が開き始めて池も華やぎます。
蓮の花に留まるカワセミちゃんを狙い、初成功した数年前は夜明け前から待ち留まったのが11時間後の夕方(泣)。
今年もその瞬間を写真に収めようと、県内各地の蓮が咲きカワセミちゃんが出没する池の状況を調査していました。
A池・・・・最近流行りのかい堀りをしたのか、殺到するカメラマンの3密を避けるためなのか池の蓮はすべて撤去されて寂しい状況。
後日、別のB池・・・・・・・ここもシチュエーション的に最適な池。しかし、ナゼかこの池もすっかり蓮が無くなっていました!辛うじて池の端に数本の蓮の花が咲いていました。
雨天の中、カメラマンも少ないだろうと頑張って早起きしたのに・・・・と他のカメラマンと愚痴っていると急に現れたカワセミの幼鳥が遠くの蓮に留まりました!まだ暗いよ~!遠いよ~!
土砂降りの雨が判ると思います。(傘をさして撮影)
しかし、花へ留まってくれたのはこの一瞬だけ。
この日は撃沈して撤収。
そして先日の日曜日。
別のC池へ移動。ここは花が少ないが咲いていることは既に調査済み。
早朝から突撃。
他のカメラマン諸氏は花が群生している所に照準を合わせて待機していましたが、人が少ない場所へ留まるだろうと私は人気のない場所で待機(笑)。
するとそれが奏功し目の前に留まりました!
狙いの「花」には留まってくれませんでしたが、シャワーヘッドと呼ばれる「花托(かたく)」。でも早めに留まってくれれば御の字です。
何度かいろんな所へ飛んでは戻ってきたので様々な角度で狙いました♪
どうもこのオス(成鳥)、この場所がお気に入りのようです。
エビかと思ったら小型の「ザリガニ」ゲットでした。
この池はカメラマンばかりではなく、蓮の花を楽しもうとする人たちも早朝から訪れます。
そんな人達に馴れてしまった都市公園のカワセミちゃんは人が近くに居ても平気です(笑)。
さて、ここからさほど遠くない場所にカワセミちゃんの天敵である小型の猛禽類「ツミ」が子育てをしているという情報を耳にしたので、帰りに立ち寄ってみます。
しかし、巣の場所も分かないので、鳴き声や飛翔姿に目を凝らして歩き回ります。
都市公園にはよく居る「オナガ」。耳障りな「ギーヤ!ギ!ギ!」という鳴き声ですぐ見つかります。
しかし、この場所、初めて来てみましたがオナガが多いな・・・・・と観察していたら他の鳥と喧嘩していました。
その相手はなんと探していた「ツミ」!
さらに暫く目で追いかけていたら、小さな野鳥を捕まえました。(たぶんスズメ)
ヒナに持っていくでもなく、木に留まって自分で食していますので、どうやらヒナたちは巣立って他へ移動した模様です。
(後から出会った野鳥好きなご近所のお父さん情報では2日前まで幼鳥に給餌していたらしく、ひと足遅かったようです)
都市公園ではカワセミちゃんもこやつの餌食になるので憎たらしいのですが、弱肉強食の食物連鎖ですので仕方ありませんね。
普段、こうしてじっくり観察していなかったので、良い経験になりました。
使用機材:キャノン EOS R5、100-500mm使用。手持ち撮影にて。
Posted at 2021/07/20 00:22:18 | |
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