
海のアオバト。観察すればするほど海水を飲みに来るとは不思議な生態。
そのアオバトたちのより良い一瞬を切り取りたくてまた再訪。
・・・というのも前回、その鳥たちを狙うハヤブサの姿を確認してからは、ついでにハヤブサの姿も捉えたいと欲するように(爆)。
地元カメラマンに伺うと、出勤前に毎朝のようにハヤブサ目的で撮影する猛者も!
(といっても昨夏にはサンコウチョウの子育てを撮りたくて同じことをどこかの誰かさんもしてたけど(爆))
現地に着いたのは夜明け直後の5時過ぎ。
光の具合が良くなってから?シャッターを切ろうかと(笑)。
駐車場から海岸に向かう時からアオバトたちが飛んでいるのが見えます♪
機材の準備を済ませて再び待ちます。アオバトはすぐに来ます。
クロサギ。
海無し県の私にはコレすら物珍しい。
現地の方々には珍しくもないという(笑)。
顔見知りの現地カメラマン氏とおしゃべりしながら待つと、今度は「ミサゴ」が魚を狙いに飛んできました!(ミサゴは沼や湖、川のイメージでしたが海にも来るのかと驚き)
魚を捕ろうととするも失敗のよう。
この海岸に来る「ハヤブサ」は若。
この春に生まれた個体だと思われ、餌を捕る技術も未熟なようで先週のとある日には1日に20回以上もアオバトに襲いかかっては失敗しついには疲れて岩場で休んでいたとか(笑)。
そんなこんなで6時過ぎ早くも「ヤツ」が飛んで来ました!
言われたとおり成鳥ではなく「若」です。
ピュー!!っと飛んできてクルっと向きを変えアオバトに一直線です。
(この後、少々残酷な画像になりますのでご注意ください)
なんとこの子、一発で仕留めました!するとそれを横取りしようとカラスが!!!
コミミズクにしてもこんな時に獲物を落とすこともあるのです。でも今回はこのままお持ち帰りになりました。
ハヤブサの狩りを見られたという喜びと同時にあの綺麗なアオバトが襲われた瞬間を見てしまった罪悪感でとても複雑な気持ちになりました。
自分の身体に近い大きさの獲物。早朝一発での成功で短い時間軸での再度の狩りは期待薄。
でも「ここまで来たのだから」ともう少し待つことにします。
すると我々の真後ろからいきなり猛スピードで来たのは別の個体と思われるハヤブサ若!
狩りは失敗してそのまま居なくなりました。
陽射しも厳しくなり、その後数時間ハヤブサが現れないので撤収。
この場所でなくても今度はミサゴの狩りをしっかり狙ってみたいものです。
使用機材:キャノン EOS R5、EF600mmF4L IS Ⅱ USM(テレコン未使用)。三脚使用。
Posted at 2022/08/28 14:56:03 | |
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