
昨晩、佐渡島放浪より無事に帰宅して泥のように眠っておりました。(笑)
さて前後しますが北陸放浪の記事が残っておりましたので続報を。
北陸旅は小松基地の航空祭がメインではありましたが、その前にもうひとつ大切なことも含まれていました。
実は5月に逝去しました父の出身地が能登半島先端の珠洲という場所でして、現在は生家は残っておりませんが能登周辺には親族も住んでおり正月の地震災害により仮設住宅に入居している方々も居られます。(泣)
幸い内陸部で被害が少ない親族もおり、きちんとご挨拶できていなかった親族数軒への挨拶回りも兼ねておりました。
初日は予定が無いので夜中に出発し能登半島の現状を見て回ることにしました。
(各地へ訪れたのはこの後に起こる能登豪雨災害の前です)
まずは富山の観光スポット「称名滝(ショウミョウタキ)」へ♪
道路は整備されていますが駐車場から結構な勾配を1~2kmほど歩きますので運動不足なオッサンはこの時点でタオルが絞れるくらい汗だくです。(爆)
しかし振り返るとこの景観♪疲れも癒されます。
さあ、到着しました!
飛び散る水しぶきが霧のように降り注ぎ、汗だくの肌に心地よい♪
その迫力もさることながら水の綺麗さよ!場所柄当然かもしれませんがこれだけで感動ものです。
ハイドラのCPを獲りながら能登半島へ。
まず感じたのは舗装された道路の酷さ・・・・・・所々で地盤沈下し応急処置でひび割れた舗装を修繕していますがつぎはぎだらけ、波打ったように上下に隆起しています。9か月が過ぎても広範囲すぎて復旧が追いついていない印象です。(泣)
地震被害が一番酷いと言われる輪島市中心部へ向かってみます。
駅前のホテルですらこの現状です。
周辺の多くの個人宅は1階部分が圧し潰され屋根が目線の高さにある状況でした。
町の状況、各ご家庭の経済的負担により建て直すのもままならないのでしょう。
自分に置き換えてみたら高齢だったらどうしようもないと感じます。
(個人宅の写真は自粛します)
その後輪島の海沿いにある名所「白米千枚田」へ。
観光スポットとして有名な棚田です。
しかしここでも道路や歩道はこの状態・・・・・
道路全体が波打ってしまっています。(汗)
夕景はこんなに綺麗なままなのに・・・・
私も子供の頃に行った父の実家のあった珠洲を見てみたくて地震被害で復旧せず通行止めになっているというこの先へ進んでみましたが、やはり5kmほど先から通行止めで行けませんでした。
輪島市内に戻り信号待ちをしている時に視界に入った光景に違和感を感じてふと横を見ると?
車を停めて反対側へ回ってみると地震発生当時のニュースにも出ていた輪島塗りの老舗ビルが根元から倒壊していました。(汗)
住んでいる町がこんなことになるとは残酷すぎます。
過去にも全国各地で様々な災害が起こっていますが、被災された方々の心情を考えると胸が痛くなります。
遠征初日は金沢方面へ向かい道の駅にて車中泊。
能登へ来たなら立ち寄りたい場所。羽咋市にある「千里浜(チリハマ)なぎさドライブウエイ」♪
過去にも数回立ち寄ったこの場所は砂浜に車やバイクを乗り入れられ波打ち際を走行できる珍しい場所。
全長は約8kmもあるそうです!
過去は半分ほど走りましたが今回は端から端まで全部走り抜けてみました。(笑)
波の中を走ってみたい衝動に駆られましたが、下回りの油分が流れるといけないので止めました。
早朝の海の波の音を聞いているとここがあの地震の大災害に巻き込まれたなんて信じられないほどです。
まだまだ北陸観光(放浪)は続きます♪
Posted at 2024/10/03 05:47:53 | |
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