
最近食べていないけど「ハイチュウ」って美味しいですよね~♪
ってお菓子の話ではありません(笑)。
あら!?もう分かってました?( *´艸`)
そうです。
野鳥のタカの仲間「ハイイロチュウヒ」のことです。
冬に日本へ越冬しにやってくる冬鳥。
特にオスは名のとおり灰色をしており、タカの仲間らしく精悍な顔立ちをしています。
冬の猛禽類としてはこのハイチュウとフクロウの仲間「コミミズク」が野鳥ファンの中ではアイドル的存在になっています。
ぼちぼち時期になりましたから探しに行ってきました。
天気予報の情報(天候と風速、風向き等)を気にしながら出向いてみます。
初日~3日め・・・・・・
夕方現れましたが・・・・・いずれも遠い!(拡大しても画質上これが限界(泣))
一番近くてこの程度。(数百m先ばかり飛翔)
いくら超望遠レンズ使用といってもこれは無理。
出会えたけれど・・・野鳥写真愛好家としてはほぼ撃沈・・・・・:(;゙゚''ω゚''):
4日め・・・・・・・
天候も風速もまずます♪
前回までの飛翔姿を観察して今回は待機場所を移動。(立ち入りできる位置は限られてはいますが)
しかし現れない。
一度姿を見かけたが遠くを通り過ぎただけ(泣)。
この辺りで待っていれば近距離で撮影できるだろうと待機場所を決めて待つのはまさに釣りと一緒か?
遠くから何か(明らかにハイチュウではない)が近づいてきました。
魚を捕食する猛禽「ミサゴ」でした。
すると池の上空でホバリング(空中停止)しながら狙いを定めています!
(飛び込むのか?飛び込むのか!?)
・・・・と息を飲んで待っていると・・・・・・
飛び込まんのか~い!!!
魚を見つけられなかったようです(笑)。
飛び込みの瞬間を狙っていましたが失敗。
雲ひとつない晴天で状況は良いのにお目当てはその後一切現れず時は流れ日の入り時刻が迫ってきます。
そんな時1羽のハイチュウ(♂)が飛んできました!!!
いいよ!いいよー!!もっと近くを飛んで~♪
結構長時間近くをぐるぐると飛んでくれました。
でも無情にも楽しい時間は長くは続かず・・・・・・・
もうどんなにカメラの設定を弄っても写らない暗さに・・・・(泣)。
もう無理・・・・・・
この位置には私ともう一人のカメラマンしか居らず、近くを飛んでくれたことに大興奮♬
できればもう少し明るい時間から出てくれたら良かったと思うのは贅沢でしょうか?(笑)
そしていつの間にかもう1羽のハイチュウ(♂)とランデブー飛翔。
昨日は縄張り争いで喧嘩してたのにね~(笑)。
日の入り直前にはオスの飛翔に刺激されたのかメスが次々に飛び出します。(狩場へ行っていたのかと思ったらヨシ原の中で休憩していたようです)
合計4羽!!!同時にフレームインするとは!
4日も待ってこの撮れ高とは気の長い話だとお笑いください。
野生の鳥を近くで撮るということはこういうことです。
時期や場所、天候などを熟考して待つ。それでも彼らは人間の思うような行動はしません。
十中八九空振りの世界です。
前のブログでも語ったように出会えればその時々で違う姿を見せてくれる。
それが楽しくてこんなにハマってしまうのです。
もちろん毎回「満足する」ということは決してないので、これからもしつこく探鳥放浪しますよ~♬
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
Posted at 2025/12/03 05:41:04 | |
トラックバック(0) |
探鳥放浪♪ | 趣味