
季節ごと・・・・・・・タイミングを見ては探したい被写体、というより瞬間と言った方が正しいのか?
池に蓮の花が咲くこの時期に蕾や花に留まる大好きなカワセミちゃんの姿。
過去に葉や蕾に留まった瞬間には出会ったことはあります。
しかし。朝に開くという蓮の花の中に留まった瞬間は見たことがなく、蕾に留まったカワセミも幼鳥だったり子育てに疲れ切ったオヤジ(笑)だったりと贅沢を言えば「絵にならない」。
小魚を狙うカワセミが枝などに留まることはあっても花に留まる瞬間を撮影するのは確率的にも至難の業。
だから毎年探してしまう。
他人が撮った写真はネット上に散見できますが、自分でも撮りたいと思うのが人の性。
で、過去に可能性の高い県内外の蓮カワセミちゃんスポットをうろちょろ。
A池。
昨年は流行りの掻い掘りをしたのか蓮の花が根こそぎ無くなって普通の池になっていましたが、今年は少しだけだが見られました。
早朝から待つも姿はおろか鳴き声すら聞こえず・・・・
しかし数時間後に音無しの構えで一羽のカワセミが飛んできました!!
花に留まれ!
願い虚しく手前の小枝に留まった後、すぐに飛び去ってしまいました(泣)。
羽根の色がまだくすんでいるので恐らく5月頃に生まれた「若」のオスと思われます。
その後は親鳥もこの子も飛んでこないのでこの日は撤収。
日を改めて別のB池。
ここは毎年蓮の花が群生し今季もなかなかの見応えに育っておりました。
期待をするもこちらもいつになく静かな風景。
地元の方に伺うと「今年はあまりこの池に飛んでこない」とのこと。
蓮の花は綺麗に咲き乱れてるんだけどなぁ・・・・・・
こんな状態の真ん中にカワセミちゃんに留まってほしい!!!!!!!!
諦めきれず周囲を散策していると小型の猛禽類である「ツミ」の巣を発見!
中でなにやらゴソゴソと動く物体が。
ヒナが顔をだしているじゃありませんか!巣の中には二羽のヒナを確認。
親鳥の給餌姿も含めて枝が多くなかなかスッキリと捉えられません。
針の穴を通すような位置を見つけてご尊顔をパシャリ♪
時おり親鳥が餌を与えに来ます。
お腹が膨れると・・・・・・・・・あくびも出ちゃいます(笑)。
ヒナはとても可愛いのですが、このツミという猛禽は実はカワセミなど小鳥たちの天敵なのです。
池の脇で子育てをしていてはカワセミちゃんたちは怖くて近づけないのでしょう。
しかしこのツミ、今子育てしているのはだいぶ遅いタイミングのような気もしますが。
この池では今季は蓮の花とのコラボは諦めるしかないですね(泣)。
そういえばこの池で出会ったカルガモの親子も居ました。
親ガモのお腹の下に身を隠す小さなヒナたち。
しばらくすると外へ出てきて大冒険♪
その後池に飛び込みスイスイ♪
合計で三羽?・・・・・・・・・・・・カモは数多く生むので不思議な感じ。もしかしたら哀しい現実ですが、ツミの子どもたちの・・・・・(泣)。
この池の周辺では他の小鳥の声もさっぱり聞こえませんでしたので、秋の紅葉シーズンまでここでの野鳥探しはお預けのようです。
いろいろな可愛いヒナの姿と共に野生の厳しさを垣間見た休日でした。
( ゚д゚)ハッ!
Posted at 2022/07/14 16:14:46 | |
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