
新潟県東蒲原郡阿賀町には津川という地区があり、毎年6月の第一週の土曜日に「狐の嫁入り行列」が開催されています。今回私は初めて行ってみました。
この行事を知ったのは昨年、近くの津川駅で蒸気機関車(ばんえつ物語号)を撮影に来た時に駅舎にあったパンフレットでした。
新郎新婦が狐のメイクをした行列が町を練り歩くお祭り。
「あー!!!これ昔ニュースか何かで見たことがある♪」
本物が観たい!と・・・・
あれから数か月、この日を忘れぬようカレンダーの6/7(土)に印を付けて待ち望んでおりました(笑)。
~~~~津川の狐の嫁入りとは?~~~~
この地域では昔、夜にかけて嫁入りが行われていて提灯の行列ができていました。
この津川にある麒麟山にはキツネが生息しており毎晩のように鳴き声がしていました。
山道には狐火(山道などに蒼く光る怪光)の行列もよく見られたようで、この狐火と提灯の行列が平行して見られたことから「狐の嫁入り行列」の行事が始まったようです。
スタートは町にある「住吉神社」を15時半ごろに花嫁が出発し、途中で花婿と合流しながら町を練り歩き、その後仲人とも合流して麒麟山麓の「麒麟山公園」の河川敷にて結婚式を執り行うという内容。
かなりの距離を通るので、初めての私は午前中から町を歩いてよさげな撮影ポイントのロケハン(笑)。
もちろんお祭りですのでキッチンカーや出店、路上パフォーマンスにトークショーや音楽ライブなどもやっていて早いうちから家族連れで賑わっていました。
ある程度、場所を決めたころに小雨が・・・・・!
晴れているのに!?
すぐ止んではパラついての繰り返し(汗)。まさに「狐の嫁入り」の天気です(爆)。
仕方ないので駐車場へ戻り、行列の時間を待ちます。
幸い、小雨は大したことがなく行列の時間前にはすっかり止んでおりました♬
最初の撮影場所に決めたのは花嫁と花婿が合流して子ぎつねたちが祝いの舞を踊るところから。
花嫁、花婿の前で太鼓の音に合わせて保育園児たちが練習の成果を披露します♪
可愛くてたまらん!
そしていよいよ行列が再スタートしました。
小中学生?の若きつねたちも先頭に立って練り歩きます。
ちなみに町中にある美容室で大人800円、子供400円で狐メイクも体験できるようで多くの見物客も狐になっていました(笑)。
行列の後方から花嫁、花婿がお目見えです♬(手は狐の前足の形で(笑))
いい笑顔だなあ・・・・・・♪♪
この主役は実際に近々にご結婚かご入籍をされた(する予定)のカップルからオーディションで選ばれるそうです。
行列の皆さんもきっちりとメイク、正装して最高です♪
私は結婚式の会場である河川敷のステージ前に有料特別席を予約していましたので、仲人さんとの合流場所は飛ばして(笑)先に会場で待ちます。
ここでも脇には多くのキッチンカーが出店していて行列の到着前から賑やかです。
会場内を何故かひとり寂しく歩く仮面ライダー?
哀愁のある後ろ姿に思わず笑っちゃいました。
19時少し前、嫁入り行列が到着しました!
何度も言います!いい笑顔だなあ・・・・・・♪♪♪
そして長老狐さんと合流し金屏風の前に♪
この長老狐さん、行列が到着するだいぶ前から狐の嫁入りの由来や地域の伝承を「前説」してくれていて、その語り口や佇まいが妙にしっくりきていて聞き入ってしまいました(笑)。
本物の役者さんかと思うほど見事な前説でありました。
末吉神社の(本物の)神主さんによる神前式の祝詞と三々九度。
そして余興。
行列の中から男女各1名が名乗りをあげ、大盃で祝杯を♪
結構な量を飲み干すので、長老狐も思わず心配そう・・・・
ぺろりと飲み干していました(笑)。さすが!
その後、花嫁、花婿から御礼の言葉と会場の方々にご挨拶。
最後に長老狐と共に金屏風の裏から麒麟山へ帰るという演出と最後の最後まで凝っていました。
なんでも今回の花嫁さんはこの津川ご出身で小さいころに観た狐の嫁入り行列に憧れていて夢が叶ったとか!
素敵な若い二人を見ていると末永くお幸せに♪と願うばかりです。
ただのお祭りも楽しいが、こうして古くから伝わる伝統行事の中でも純粋に幸福感を共有できるものは良いですね~。
早くも来年もまた見たくなってしまいました(笑)。(*´ω`*)
Posted at 2026/06/11 03:47:01 | |
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