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創刊以来今回で20号・・・隔週刊 RALLYCAR COLLECTION・・・書籍扱いなのに本屋では見ることがない・・・）・・・今回はアルピーヌ・ルノー A110 1800です。

まずはこのマシンの生い立ちについて軽く触れてみましょう。

A110とはフランスの自動車会社アルピーヌが1962年に発表したライトウェイトスポーツカーです。ポルシェ911と同じRR（リアエンジン・リアドライブ）という方式を用いた車で搭載されるエンジンはそれほど高出力というわけではなかったのですが、軽量という武器を携えて世間の注目を浴びました。

軽量・・・それはラリー界に参戦しても強力な武器となりました。アルピーヌA110が参戦した1970年にはラリー界はランチアフルビアやフォードエスコート・・・そしてあのポルシェ911がしのぎを削っていたのです。それらのマシンに対して排気量1.3ｌのA110は歯が立たないと思いきやその年だけでサンレモやアクロポリスで優勝。デビュー年でコンストラクターズチャンピオンのポルシェに僅差での2位という素晴らしい成績を残したのでした。

翌年、アルピーヌはインターナショナル・コンストラクターズ選手権で総合優勝。その後一年のブランクを経た1973年、WRCと改名された新しい選手権に再び参戦。最強の110乗りとの呼び声高いテリエが1800ccまで排気量を上げて強化されたA110を駆って大活躍し、WRC初代コンストラクターズチャンプの座をアルピーヌにもたらしたのでした・・・小排気量のマシンで格上のマシンたちを追い詰める・・・まるでサーキットの狼を地でいったような活躍ぶりですね。

さて、今回のモデルを見てみましょう。

今回のモデル、ボクは結構良い出来かと思いました。ヘッドライトの[隈取]も再現されていますし・・・今回のコレで（買い続けてよかった・・・）と思ってしまうくらいでした。

ボクが好きな斜め後方からのフォルムにも隙が無く、良い買い物をしたと思っています。ただ、前回のこのテーマのブログでも述べた[A110が出てくる漫画]・・・何か情報を持っている方、是非お教えください。よろしくお願いします。

さて、次は・・・


おぉ、ギャランVR-4！このクルマも好きでした。楽しみだなぁ。

ではまた。