
こんにちは。青空スローライフです。まだまだ暑い日が続いていますがそれもあと少し・・・週後半の雨で季節が進むそうです。もう少し、頑張って乗り切りましょうね。
今回は以前お話したキザっしー受難の続きです。

8/31、積載車両の接触により大怪我を負ったキザっしーはそのまま知り合いの板金屋さんへと入院しました。その後、9/21に復帰。その間ボクの手足になってくれていたのが、代車のMark X でした。3週間もの間、ガンバってくれたMark X に敬意を表して[マー君]の愛称を進呈し、その思い出を話させていただきます。
キザっしーが入院した翌日、ウチにマー君はやってきました。ボク的にはこのマー君、最初の印象は(車格が上だし、良いクルマではあるけれど・・・デザインがなぁ・・・特にこのフロントグリル。好かないなぁ・・・)だったのでした。
そして週末、カミさんを乗せて走らせてみても そのスムーズな動き、角のとれた乗り心地。キザっしーよりも車幅は狭いながらも室内スペースは(幅も含めて)余裕があり、同乗したカミさんの意見は「こっちの方が良いなぁ」でした。ただ、ボクはその乗りやすさがどうも個性の希薄さにつながってイマイチ好きになれなかったです。
でも、しばらく一緒に出かける相棒・・・週明けの4日に市内某所にて一人撮影会を開きました。




マー君の感じはこんな感じ。メリハリあり、塊感の強いキザっしーと比べるとスッキリしたデザインです。ちなみにこのマー君、SUZUKI風に表現するなら[2型]といったところでしょうか?今現在新車で販売されている[3型]はフロントグリルがもう少しスッキリした感じです。

マー君の室内をみてみましょう。

こちらがインパネ周辺になります。やはりダッシュボード形状の造りは「さすがTOYOTA!」と思わせます。キザっしーのインパネ周辺はスイフト(先代)のそれとデザイン的な類似点が多く、わかり易い高級感ではこちらが上ですね。室内のここかしこにウッド調の装飾も入っているところにもそれを感じます。

メーターパネルです。速度計が180kmまでになっているのはまぁ、(ほとんど)国内専売車という事からするとこんなものでしょうが、やはりキザっしーの240kmスケール速度計の様な(浪漫)は感じられません。

こちらがセンターコンソールです。キザっしーならここにサイドブレーキレバーが存在しますが、足踏み式パーキングブレーキを採用しているマー君は当然それがありません。

ここで車を降りて後部へ・・・トランクを開けてみました。


あれ?・・・キザっしーよりも車格が上、かつトヨタの車にも関らずトランク上部は鉄板むき出しでした。ボクがキザっしーの前に乗ったトランク付きのクルマは[コロナExiv 2.0 TR-G](初代後期物)・・・あのクルマはボクにATのらくちんさ、退屈さを教えてくれた車でしたが、トランクを開けると上部も含めた全面にトリム生地が貼り巡らされていた記憶があります。インパネ形状、室内のサンバイザーの厚み等、あのクルマは金がかかったクルマでした。おそらくバブル時に開発された車だったからでしょう。ただそれを体感している以上、あのマークⅡの流れをくむマークXがまさかこのような仕様とは思わなかったですね。でも、おかげでボクがとり憑かれていた[バブリーな妄想]からは開放された気がします。

エンジンルームです。いまのクルマらしくカバーに覆われてエンジン自体が見えません。まぁ、この点はキザっしーも一緒ですが・・・
その他は・・・

215/60R16のタイヤ+純正アルミホイールです。これと高級車を作りなれているトヨタのノウハウがキザっしーと比べて乗り心地がよく感じられるのですね。

スマートエントリーのドアノブです。キザっしーと違いボタンがありません。???と思っていたらドアノブに手をかけると開錠、画像右側上部に目立たないマークが付いていますが、それを押すと施錠となります。
その後もボクはマー君と行動を共にしました。そしてあるとき、このクルマに乗っていてある点に気付きました。ボクは前述したコロナEXIV以降、FF並びにフルタイム4WDに乗り続けていましたが、その前は[コロナHT1.6GT スポーツ7]というクルマに乗っていました。で、今回のマー君はそれ以来のFRとなったのですが、キザっしーでフル加速すると明らかに前から引っ張られる感じなのですが、マー君でフル加速すると・・・後ろから押される感じが強いのです。ほぼ四半世紀以来忘れていたこの感じ・・・本当に良いものだなぁと思いました。その点に気付いてからは頻繁に乗り続けるボクがいました。次はマークX、ありかな?そう思わせてくれる3週間・・・

その期間が過ぎてボクは再びキザっしーを相棒にしています。このクルマはこのクルマで素晴らしいですが、あの後ろから押してくれる感じは望めません。でも、ボクがキザっしーを一番に思っているのは変わらないので今後もキザっしーと歩んでいきます。
最後に今、マークXは存亡の危機に立たされています。他メーカーの同クラスが軒並みFFにチェンジしたりより高級志向に走ってしまった今、手頃に乗れるFRのマークXはある意味[トヨタの良心]といっても良いかと思います。
このマークXの魂の火を消さない意味でも今、このクラスを御検討の方、是非マークXに注目してやってください。よろしくお願いします。
そして今回、3週間の間、ボクの手足になってガンバってくれた[マー君]に心から感謝してこのブログを閉じさせていただきます。
マー君、ありがとう。
ではまた。
Posted at 2017/09/26 09:08:29 | |
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