Fブレーキをデッチューンして軽量化したい中年③

　つづき。


　simsim提督に切削してもらったキャリパーですが、フライス地のままでもビッ◯リマンシールみたいでオシャレなんですが、通常のキャリパー流用と違ってドレスアップ的な要素はナシにしたかったので（ていうかそもそも13インチホイールでは殆ど見えない）、地味な色で塗装する事にしました。

　画像は適当にマスキングして適当なメタルプライマー吹いた状態。

　クルマ屋さんが板金塗装で使った余りの塗料を適当なペットボトルに入れて置いているので、その中からみ・号の車体色に近い感じの色を勝手に持ち出して、塗装機材を勝手に使用して、まんまと塗装しました。（悪）

こんな感じ。

　イロイロ面倒くさいので、外から見える部分のみって事で外側のみの塗装です（笑）


　画像だと黒っぽくて判りにくいんですが、暗緑色系です。

で、今回の作業で最もアウトと思われる行程・・・


　エポキシ接着剤で接着合体！！（爆）


　イヤ、基本的にはボルト4本で結合しているので強度的には大丈夫なんですが、フルード通路の合わせ目にシールワッシャー方式が使えなくなっているので、ガスケット代わりってのが主な目的なんですが。

　イロイロ調べたら、どうやら液体ガスケットの類はフルードに負けるみたいでダメ。バイク関連でブレーキ周り（マスターシリンダーの小窓か何か）の修理にエポキシ使ってるヒトが居たみたいなので、大丈夫なのかな〜？・・・と

　しかしいずれのサイトでも短期間の使用で大丈夫だったって事しか判らず、かといって他に有効な方法も思いつかなかったので（simsim提督謹製のフライス加工なら何もしなくてもぴったり密着して漏れなさそうですが）、いつもの強行突破でありますのよ？（鼻ホジ）

外から見た図。

　片側しか塗装してないのが残念きわまりない姿ですが、ピストン組む時にグリス付いた手でベタベタ触ってた甲斐あって？ハミ出た接着剤はパキパキ剥がれました。
　歯医者さんで仮歯とか付けた後に、歯科衛生士？の萌えっ娘おねえさん（断言）が「余分なセメント取りますね〜」ってやってくれる、あんな感じの気分を味わえました（妄言）

で、折角硬化したエポキシ片が出来たので、後追いで耐久試験を敢行したの図。

　テキトーな空きサバ缶（後で見たらサンマ缶だった。しかも蒲焼き。）にブレーキフルードを少量入れて、エポキシ片を沈めて変化があるか調べました。

翌日。





　・・・なんか大丈夫そう（爆）

オマケ。


　新旧？ローター比較。

　左が今回使用する、AW11前期リア用です。
　右がこれまで使用していた、AW10フロント用です。

　共にDIYでドリルドローター化していますが、穴の数に明確なモチベーションの変化が表れております（汗）

厚さ比較の図。

　上のAW10フロントローターの13.5mmに対し、下のAW11前期リアローターは9mmで、ちょうど2/3になります。
　ローター外径は少しだけAW10フロントローターの方が大きかった。この時判明（爆）

　秤とか無かったので重量は不明ですが、確実に軽くなります。

　キャリパーassyについても、材質がアルミになったので軽くなるハズです（巨大な4POTとか使う訳じゃないので）


　この時点での予測として、
　・パッドの位置はこれまでと変わらないか、やや中心に近づく
　・パッド面積は小さくなる
　以上の要素から、絶対的な制動力・容量は低下するでしょう。

　しかし、
　・そもそもフロントの制動力が要らんくて調整式Pバルブで絞っている。
　・最早ブレーキングを攻めるような走行はしない。
　・ヘリクツ魔改造中年の大好物ワード「バネ下重量」が軽くなる。
　・珍改造のネタ切れ。
　以上の要素から、み・おっさんにとっては是非ともやっときたい作業と言えるでしょう（錯乱）







　つづく。

　次回予告
　良い子はハブボルトにワッシャーとか重ねてはいけません。