
2014年10月11、12日、FIA世界耐久選手権WECで富士スピードウェイに行ってきました。いつも日本のレースで活躍しているアウディーチームのロッテラー選手、ブノワ選手、デュパル選手を応援していましたが、今年は昨年のF1のレッドブルーで活躍していた、マーク・ウェーバー選手がWECのポルシェに参加するというので、ポルシェ応援席を購入しました。
11日予選日は朝3時の起きていくつもりが目ざましにも気づかず寝坊をして朝4起きで4時半に出発しました連休もあって首都高も少し混雑気味で東名高速は渋滞の案内が出ていたので、高井戸、八王子から中央高速に行きましたが、少々混雑気味でした。相模ICを過ぎたあたりからスムーズになりました。
現地に7時ちょっと前に到着しました。みん友しんちゃんさんと連絡したときには本来の朝会の時間に間に合いませんでした(笑)
りゅーさんご夫婦も9時前には到着予定なので、4人揃って朝会を開くことにしました。みんなレース好きなので大変盛り上がりました。いつもお付き合いありがとうございます。
ウロウロしているとみん友のきねずみさんとも遭遇でき、いろいろ面白いお話ができて楽しかったです。もう富士では毎度ーという感じになりました。これからもよろしくお願いします。
この日はスタンド2階席でマーク・ウェバー選手のポルシェチームのピットの見える位置で観戦することにしました。
1.予選日
予選日の午前中の練習走行を観た後、早速、昼からのピットウォークの為に集合場所までりゅーさんご夫婦と一緒に向かうことにしました。なんといってもウェーバー選手のサイン獲得のためです。
土曜日のピットウォークはサイン会が行われチームメーカーごとに整列する形でした。ポルシェチームの場合は14号車→20号車の順でサインをいただく形になります。もちろん長蛇の列でなかなか20号車のマークウェーバー選手まで辿りつけませんでした。
(1)ピットウォーク
①ポルシェ14号車 マルク・リーブ選手

14号車の3選手のサインをいただきました。次はいよいよ20号車のマーク・ウェーバー選手が観えてきました。すると、サイン会終了まで残り1分とアナウンスがありました。
②ポルシェ14号車 マーク・ウェーバー選手
そして辿りつく前に、サイン終了のアナウンスがありました。もうダメかと思っていたら、マーク・ウェーバー選手がロープ際で並んでいるファンのところまで立ち寄ってくれました。色紙にサインをしていただきました。とてもうれしかったです。ありがとうございます。
2009年のことですが越谷レイクタウンにレッドブルーチームがF1のデモランを開催した時にクルサード選手とマーク・ウェーバー選手が目の前にいながら、サイン色紙やサインペンもなく、一人もがいていました(笑)
その時の様子を写真に示します。5年越しに今回WECでリベンジを果たすことができたわけです。
③レッドブルー F1デモラン (2009年 越谷レイクタウンにて)
ピットウォークが終わるといよいよ予選が始ります。
戻るときに富士 スピードウェイのイメージガール“クレインズ”の写真を撮りました。チェカも素敵です。
ピットウォーク模様はフォトギャラリーにもアップしましたので遊びに来てください。
・2014WEC富士(ピットウォーク編)
(2)予選
予選はポルシェチームが物凄く速かったです。ストレートでは火花を散らして走っていました。
私たちの応援するポルシェチーム20号車はトップタイムをたたき出しました。予選終了間近、2位にかなり差を付けてのタイムなので、この時点で、ポルシェチームはポールを確信したのか、マーク・ウェーバー選手は最後まで走らず待つことになりました。
しかし、、予選終了間際にトヨタチームNo.8のブエミ選手がトップタイムを出して大逆転してしまいました。見事トヨタがポールを獲りました。よく見ると両者のヘルメットにレッドブルーのマークがあります。
予選が終わると、みん友のKanpeiさんが2階席に来てくれました。初顔合わせとなりました。
これからもよろしくお願います。その後、みんなでこの後のF3決勝、ヒストリックカーランを楽しむことにしました。F3決勝も勝田 貴元選手とGTでも大活躍中の佐々木 大樹選手のバトルは最後の最後まで続いて大変いいレースでした。ゴールも2台とも横にならんで僅差で勝田選手が勝ちました。
次にFIAドライバートークショーがあるのでイベント広場に行きました。
(3)FIAドライバートークショー
ポルシェチームの選手のトークショーです。左からマーク・ウェーバー選手、ブレンドン・ハートレー選手、ヨルグ・ベルグマイスター選手、フレデリック・マコヴィッキィ選手
SUPER GTでも活躍したフレデリック・マコヴィッキィ選手は今回のWECが日本での最後のレースになってしまうそうです。ちょっと寂しいです。
フォトギャラリーにもトークショーの模様をアップしたので遊びに来てください。
・2014WEC(トークショー編)
さて、もう日が暮れた頃、宿に向かいました。富士市に宿泊しました。またいつもの食事処が予約で
一杯で桜エビのかき揚げ&日本酒は諦めることになりました。人気がある店はどこも混雑していました。なぜか箱根豚のとんかつやで食事をとることにしました(笑)
2.決勝日
朝6時前にホテルを出て7時頃、現地に到着しました。まず第一コーナでF3の第2レース決勝を観ることにしました。レース終了後、スタンド2階席に向かいりゅーさんご夫婦と待ち合わせをしました。
席はあらかじめ指定席で連番になっているので一緒に観戦することができました。いつも仲良くさせていただいてありがとうございます。私はこの後9時からのヒストリックカーランの写真を撮るために、コカ・コーラコーナへ向かいました。
(1)ヒストリックカーラン
①PORSCHE904GTS クーペ 1964年式
②ALPINE A11 1971年式
③日野ルノー4CV 1962年式
ヒストリックカーランが終了すると、11時の決勝スタートのウォーミングアップ走行、整列走行が始りました。私は2階スタンド席に戻りました。いよいよスタート進行が始まりアカペラによる国歌斉唱のあと
エンジンに火が入りました。もうワクワクです。11時なるとフォーメーションラップ開始となりスタートしました。
(2)決勝
いよいよスタートです。最終コーナーからマシーンが観えてきました。観客はみんな総立ちです。
スタートの瞬間爆音が響きます。今年のSFやSuper GTの音量が静か目になったせいか、WECのマシーンの音がものすごく爆音に感じました。体に響きます。スタート時は順調で少しペナルティー等もああって順に変動がありましたが、何事もなく、レースは続きました。6時間はさすがにたっぷりです。
さてレースも1時間たったぐらいで、途中何もなければですが、トヨタが勝負を決めてしまったかのような状態で、ぶっちぎりでした。速いです。
昼過ぎ辺りにりゅーさんと一緒に写真を取るためにアドバンコーナー→ダンロップコーナ→プリウスコーナーへと巡回しました。
途中、kanpeiさんとも遭遇することができました。なかなか合わないと思っていたら逆回りだったようです。撮影お疲れ様でした。結構歩いたのでお腹が減ってヘロヘロ状態でした。
早速、2階スタンドに戻って、りゅーさんご夫婦にお弁当をごちそうになりました。どうもありがとうございました。
おかげさまで元気が出てきたので、早速、コカ・コーラコーナーへ向かいしばらく撮影をしていました。
日本のレースでもお馴染のレーサーも沢山です。
デュパル選手がんばれー!!!!
ブノワ、ロッテラー行けー行けー!!!
マコヴィッキィー!!!ありがとう!!!
また、コカ・コーラーコーナーできねずみさんと再開してまた面白いお話をしながら楽しみました。
するとしんちゃんさんもコカ・コーラーコーナへ来てくれました。ここでもみん友さん同士でしばらく
レース観戦をした後、2コーナの面白い撮影場所を教えてもらい撮影しました。
写真はフォトギャラリーにアップしたので遊びに来てください。
・2014WEC富士(LMP1マシーン)
・2014WEC富士(LMP1-Lマシーン)
・2014WEC富士(LMP2マシーン)
・2014WEC富士(LMGTE Pro)
この後、第一コーナでしばらく観戦していました。するともう6時間の耐久レースは残り1時間となってきました。最後のゴールの瞬間スタンドで観ようとりゅーさんご夫婦と2階席で観ることにしました。
すると、コントロールセンターの方に振り向いたらピットの入り口でNo.9 ロータスのマシーンから火が吹き出て消火活動が行われていました。あわや大惨事でしたがベテランドライバーのクリストフ・ブシュー選手が無事でよかったです。出てきたときに選手の左足に火が飛び移った時は驚きました。再放送をみたときは眉毛が燃えたといっていました。
トヨタは何事もなくぶっちぎりで余裕の1-2フィニッシュでした。おめでとうございます。私が応援していたポルシェの20号車も一時、ピット作業でアウディーに抜かれて4位に転落してしまいますが、終盤挽回して3位表彰台獲得です。めでたしめでたし!!!
(3)決勝結果
①優勝:No.8 トヨタ・レーシング トヨタ TS040 ハイブリッド
アンソニー・デビットソン選手 セバスチャン・ブエミ選手
ラピエール選手欠場の2名でしたが予選でも最後の最後にブエミ選手が逆転でポールで、決勝も1-2フィニッシュとぶっちぎりで強いことを証明しました。
②2位:No.7 トヨタ・レーシング トヨタ TS040 ハイブリッド
アレックス・ブルツ選手、ステファン・サラザン選手、中嶋 一貴選手
③3位:No.20 ポルシェチーム ポルシェ 919 ハイブリッド
ティモ・ベルンハルト選手、マーク・ウエーバー選手、ブレンドン・ハートレー選手
私は決勝日は撮影のためほぼFSWを一周したのでかなりヘロヘロ状態でした。6時間戦った最後のゴールシーンをみて感動したかったのですが、混雑を避けるためにレース終了の30分前に帰ってしまいました。
帰りは三国峠~道志の道~相模~圏央道高尾山IC~関越川越IC~国道16号のコースで無事帰宅しました。
今回は台風が近づいていたにもかかわらず、天気がもって何事もなく完璧なレースが観れて、ボリュームもあり楽しむことができました。久しぶりに体に物凄く響くほど爆音だったので、帰った後もしばら頭の中にエンジン音が響いていました。
今回は初合わせのみん友さんも含めて沢山お話できて楽しかったです。本当にお疲れさまでした。
今年はあとSGT最終戦もてぎとニスモフィスティバルに行くつもりなので、ぜひまたお会いしたときはよろしくお願いします。