今年も残り約一週間となりました。
クリスマス、それに続く年末商戦と仕事も佳境を迎え、地獄の一週間となります(笑)。
そんな中で先週の金曜日夕方、Bright LogicさんからFW完成の一報が入りました。
月初に開催された71会忘年会の帰り道、バッテリー液の減りと異臭が気になりFWはドック入りしていました。
折しも以前お願いしてあった予備キャブレターも完成していたので、これで一気に完璧にしよう!という訳です。
仕事帰りにとりあえず直行!
鈴木さん 『ちょっと乗ってみたけど調子いいよ!』
渡利さん 『エアクリーナーを付けた状態でアリドリング、吹け上がり共に問題ありません。』
今回は車でお邪魔しましたのでFWには乗りませんでしたが、このお二方のコメントからして一切の問題は解決したとみて間違いありません。
匂いについては、やはりレギュレーターでした。
私もそうではないかと思っていましたが、確信ではありませんでした。それは何故かというと・・・
車体に装着された状態では、このとおり綺麗なものです。
しかし取り外した裏側は・・・
一部が焦げて樹脂部分が溶けています。匂いの原因はここでした。
FWはその電装系のほとんどが左サイドカバーの中に集中しています。
ちなみにこのレギュレーターを取り付けてある金属製のプレートの裏側にイグナイターが装着されています。
今回レギュレーターがこれだけ溶けているという事は、当然それだけ熱を持ったという訳です。
裏側のイグナイターも熱による故障が心配されましたが、そこは渡利さん。
『調べてみましたが、今回は問題ありませんでしたので交換していません。ダメでしたらヨシムラのレーシング新品の手持ちがまだありますので大丈夫です。
プレートも綺麗にして再塗装しておきました。』
『性能はもちろん、見た目がさほど変わらないGK79Aの物を取り付けてあります。』
・・・言葉がありません。普段のやり取りの中で、私のやって欲しい事を全て察してくれていました。
レーシングメカニックというのはこういう事なのでしょう。
因みに今年の鈴鹿8耐のTOHOレーシング with モリワキホンダのCBR1000のエンジンのヘッドは渡利さんによるチューンナップです。
キャブレターも直りました。
これは預ける前のキャブレター。
オーバーホール、再塗装後に装着されました。完璧です!
今まで付いていたキャブレター。長い間お疲れ様でした!
しかしお役御免ではありません。ジェットニードルとニードルジェット以外は十分に使えますので(この状態でもエアクリーナーを外せば普通に走りますが)、今度はこちらが予備キャブレターとなります。
そしてついでにこちらも予備部品として注文しておきました。
ウィンカーと、
カウリングを固定するボルト。ラベルをよく見ると・・・スズキレーシングサービス久保。
FWRをヨシムラと共販していたSRS久保さんです。
これで年末の恒例、大晦日走り納めもFWで行けます!
Bright Logicさん、今回もありがとうございました!
と、もう一つ。
今回お邪魔してラボに入った時、置いてあるテーブルと椅子のある場所に居るスーツ姿の一人。
最初は完全にスルーしましたが(笑)、よく見たら・・・
津田さんじゃん!!!
『こんばんは~!』
『どうも~!』
年末のスポンサー各社への挨拶回りで、大宮のAraiヘルメットからこちらに来られたそうです。
本厚木に宿泊、明日はヨシムラ本社との事でした。
来シーズンの事など、少しお話ししました。
残念ながら来シーズンは新型GSX-R1000は間に合いませんでしたが、
『他メーカー云々というより自分との闘いの年です。』と津田さん。
そうだ!いい事思い付いちゃったぞ・・・津田さんの熱烈なファンで、いつもお世話になってるELVISさんを驚かしてやろう!
津田さんに訳を話して電話口を代わって貰いました。
『もしもし津田です・・・。』
って、誰も信じませんよね!まさかの本人ですから(笑)。
2人揃ってまさかのネクタイ姿(爆)!
Posted at 2015/12/23 01:42:39 | |
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