ここ数年、毎月知り合いの誰かが雑誌に載っています。いや、大袈裟な話しじゃなくて本当に。
この湘南FW号も一体今まで何回雑誌に載っただろう・・・最初は4年前、まだ寒い3月に朝霧高原でFWが5台集まった時。
この時に雑誌社へ投稿してくれたのが250FWに乗るスギチュウさん。
そのスギチュウさんから10月の終りに、企画の一つでFWを取材したいと言う雑誌社があるという連絡がありました。
スギチュウさんと何度かのやり取りの後で雑誌社の方から直接連絡があり、取材の趣旨をよくよく聞いたところ今までの様なFWを集めたミーティングの取材ではないとの事がわかりました。
取材の内容を要約すると、
①12月末発売に掲載
②“ヘリテイジ”というコーナーでバイクブームだった頃の車種を特集し、今回は250/400FWを扱う
③取材は車両撮影の他に試乗もある(旧車専門の車両保険にも加入)
④当日オーナーの都合がつかなかった場合は車両のみの引き取りも可
というもの。
編集長から250FWに関してはスギチュウさんとmatsuさんの車両とのことでしたが、私の知り合いでも何方かいませんか?と聞かれましたので、清水のFW乗りさんの名前挙げておきました。
FW布教活動としては絶好の機会でしょう。取材をお受けする事にしました。
取材を受けるとは言ったものの、今回は試乗があります。
フロントタイヤが少し心配なんだよなぁ。自分だけが乗るんだったらもう少し使うんだけど・・・勿体無いけどダメだ、やっぱり交換しよう。こんな事をケチってつまらない結果になったら目も当てられない。
予め電話で注文しておき、休みの天気の良い日にいつものお店に。
作業開始。
上から吊ってフロントを浮かせます。
先ずブレーキキャリパーを外して
前輪を外します。
使うタイヤはいつもと同じDUNLOPのTT900GP。サイズは純正指定の100/90/16。
前輪はカーブでの軽快性を損ないたくないので太くしません。
タイヤチェンジャー。しかしそのままでは使えません・・・今時のバイクに比べて細過ぎるんです。
下駄を履かせて使用します。
グリグリ~
外れました。
装着完了。
そして今回、フロントブレーキレバーの握りが少し深くなっている事に気付きました。
キャリパーのオーバーホールをしたいところですが取材まで時間がありません。とりあえず出来る事はエア抜き。
ほとんど元の状態に戻りましたが根本的な解決には至っていませんので、必要部品はその場で発注しました。
新品タイヤのままじゃ滑って試乗出来ないので、皮剝きしてから帰らなきゃなぁ。
家の近くに田島峠という峠道があります。ここはバイクブームだった80~90年代に通称『みかん山』と呼ばれていた広域農道です。
当時はバリバリマシンにも取り上げられた神奈川県内では有名な峠道の一つですが、今ではすっかり舗装もガタガタ。見る影もありません。
それでも暗くなりかけた田島峠を通ってタイヤの皮を剝き、取材準備を完了。
取材は11月26日。
編集部との待ち合わせはターンパイク入口の駐車場に10時。
清水の250FW乗りさんは箱根を越えて来るので、箱根新道を下った所で9時半に待ち合わせ。
遅れない様に・・・と思っていましたが、結局出発は時間ギリギリになってしまいました。
さあ急いで行かなきゃ。
でも焦っちゃいけません。いつも通りにグローブは右手から。
行ってきま~す。
西湘バイパスを通って待ち合わせ場所に。
清水のFW乗りさんと合流して、待ち合わせ場所のターンパイク入口に到着。
待ち合わせ時間には間に合いましたが既にカメラマンさんが到着されていました。
少し遅れて編集長も到着して、撮影場所に移動。
箱根というより場所的には早川になるんでしょうか。一度も来た事がありませんでした。
蜜柑畑の農道を上がって行きます。
途中に柵があったりして一般車両は入れない場所です。
道幅はそんなに広くないし、ここで走るのかなぁ・・・。
更に少し上って到着。相模湾が一望出来る景色の良い場所です。
つづく・・・年内間に合うかな(笑)。
お急ぎの方は書店へ。本日発売のLIFE CYCLES誌です。
Posted at 2017/12/25 00:01:31 | |
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