6月6日(土)、愛甲郡愛川町にあるヨシムラ本社で行われた第45回ツーリングブレイクタイム。
ずっと雨だった天気予報は、前日になって急変。FWでの出撃です。
しかし雨は明け方まで続き、朝7時を過ぎても路面はビショ濡れ・・・。
ツーリングブレイクは9時からなので8時過ぎには出発しなくてはなりませんが、皆さんと連絡を取り合った結果、集合を1時間遅らせる事になりました。
秦野中井IC近くのコンビニで刀と待ち合わせ。1国を二宮方面へ走っていると対向車がパッシング!募金活動の注意勧告でした(笑)。
集合場所に無事到着。
路面は所々湿っていますが、だいぶ乾いてきました。
東名高速~圏央道で圏央厚木ICまで。便利になりました。ヨシムラ本社手前のコンビニで、71会メンバーと待ち合わせ。
するとveryさんから迷っていたらヨシムラに到着してしまったとの連絡が・・・(笑)。
一服しながら風神さんとwatterさんを待ちます。
ほどなくwatterさんが登場。今回は車での参加です。
その後少しして風神さんも到着。
天気は完全に回復しました。
早速ヨシムラ本社へ到着すると救急車が。どなたか倒れられた様で救急搬送です。
もうすっかり暑くなりましたから、こまめに水分補給して熱中症に注意しましょう!
会場では珈琲と冷たい麦茶のサービスがあります。
今回のツーリングブレイクは今までと違ってレース関連の催しは一切無く、不二雄社長と加藤監督も海外出張で不在。
キャブレターのメンテナンスがテーマです。解説しながらのオーバーホール。
その場で見学者からの質疑応答も。

しかしですね、この高級なキャブレターは私達のバイクに付かないんです・・・!
ヨシムラ本社に来た理由はツーリングブレイク自体の見学もそうですが、もう一つの目的はこれ。
本日はveryさんの#55トルネードのシェイクダウン。
2階の従業員食堂に置いてある往年のレーサー、とりわけ71Bトルネードの見学です。
が、しかし!71Bトルネードはシートカバーが掛けられた状態。
2年前に来た時は掛けられていませんでしたが、理由は何となく察しがつきました。
まずい。これを見に来たのに・・・この状況を何とかしなきゃ。無い頭をひねって交渉。
従業員の休憩後に時間を作って頂けるとの約束を頂くことが出来ました。良かった~!
が、71Bトルネードの画像のblogへの掲載は諸般の事情によりNG条件ですので、撮影はしましたが画像の掲載はありません。悪しからず。
実車を前にヨシムラ社員の方にあれこれ質問するveryさんとwatterさん。ここからヘンタイ全開!
私以外のveryさん、watterさん、風神さんのあまりのヘンタイぶりに、社員の方は“スズ菌”感染症の疑いを持たれた様です。
ツーリングブレイクに来ている一般参加者への感染拡大を恐れた社員の方は3名を隣りの本社2階へ連行。隔離政策!
様子が気になり、私も後からついていきます。
当時から残っている社員の美濃部さんを呼び、3名の治療を試みましたが既に手遅れの状態。残念ながら治療は打ち切られました・・・。
ウソです(笑)。
美濃部さんはBright Logicの竹中社長より少し後の入社ですので、正確には71Bではなく71Fからの世代です。ちょうどミラ関とかの時代。watterさんの質問に、当時の事を思い出しながら色々と答えてくださいました。
私達の様な一般ファンの為にわざわざ貴重な時間を割いて対応をしてくださったヨシムラ社員の方々、本当にありがとうございます。
こういうアットホームな交流をしてくださるから、ヨシムラファンは離れないのだと思います。
今年も鈴鹿へ行きます。
決して楽な状況でないことも知っています。でもそんなことは今に始まったことではありません。楽だったことなんてただの一度だって無かった筈。
どんな状況でも決して諦めず、勝利を信じて全力で挑み続けるヨシムラ。
結果は時の運に左右されることもありますが、今年も応援してます!
ヨシムラ本社を後に、10分ほどで到着するBright Logicさんに移動して撮影会。
さて皆さん、大変お待たせしました!完成したveryさんの71Bトルネードです。
背景はバッチリ(笑)!
もちろんバイクもバッチリ!
veryさんがコツコツと部品を集め、ようやく完成したトルネード号。
400ccのトルネードは珍しく、今となっては大変貴重です。
真横から。
カウリングのSUZUKIの位置は、この1984年の斜めのタイプがいいですね。
とても綺麗な仕上がり。
レース用のカウリング故、自ずとハンドル位置は低くなりますので、常にヤル気満々の戦闘的なポジションとなります。
色は当時のF3用塗装済み実物カウリングから起こしているので、間違いありません。
ヨシムラカラーの赤色は時代によっていくつかの種類がありますが、このトルネード初期の濃い赤色が個人的には一番好みです。
タンクの1/3ほどを覆うシングルシートカウルでタンク後端が延び、なだらかなカーブと合間って71Bのシルエットそのものも変わります。
苦労されたライト周り。
このトルネード形状のカウリングですと、どうしても '86年鈴鹿仕様の片目耐久タイプが思い浮かびますが、veryさんが悩んだ結果に選んだのは角目一灯。
そしてヨシムラといえば、やはりブルーライトです。
ちなみに・・・本物の '86鈴鹿耐久仕様のライトレンズはレベルカラーの油性クリアブルー、昨年のレジェンドチームの#12はタミヤポリカ用クリアブルーで塗っています。ご参考までに。
R750改のトルネード仕様やR1100ボンネビルを見慣れている為か、veryさんのGSX-R400トルネードがとてもコンパクトに見えます。
ノーマルのGSX-R400(GK71B)のカウリングが腰高でナックルガード張り出した様なデザインなのに対し、幅が狭く取付位置の低いF3カウリングを装着したveryさんのGSX-R400は、まるで違う車種の様です。
3台並べて。
撮影しながら・・・
風神さん『いや~スズ菌に感染してなくて良かった。』
veryさん『スズ菌感染者じゃありませんから』
まったくワケが解らない言葉を呟きながら撮影するお二人。
お二方へ。
自覚症状の全く無いのがスズ菌感染者の特徴なんですって。
この二人が感染していないというのであれば、一体誰が感染していないのでしょうか。
・・・私ですか?私は大丈夫です。自信を持って断言出来ます。
私、絶対にスズ菌には感染してません!
でも何故か時々ヘンタイって言われますけど、何か?(笑)
1台ずつ。
陽もだいぶ傾き、それそれ帰途に就きました。
帰宅後、ざっくり拭き掃除。今日はいつもの様にゆっくりと拭き掃除は出来ませんが、海沿いはほとんど走っていないので、少し気が楽です。
急いで着替え、車に乗り換えて向かった先は伊豆。今年も耐久フィッシングの季節がやって参りました。
翌朝は萌え萌えキュンでした(笑)。
