陽が高くなってくると朝の冷え込みが緩んできます。路面の温度も少しずつ上がってきます。
フォームは脇が開いてダメですし、そもそもジーパンという時点でアウト。
いつも走り終わったらエンジンを拭いてますが、普段なかなか見る事の無い底の部分が見えて、何だかちょっと嬉しい気分(笑)。
気温は時間の経過と共に少しずつ上がって来ますが、それでも箱根山頂近くの気温はまだまだ低く、折り返し地点で止まるとヘルメットの内側が自分の吐いた息で白く曇ります。
とりあえずはシールドを少し開けて走っていますが、これからの季節を考えると曇り止めを買わなきゃダメですね。
やっぱりシールドが開いていると、写真を撮っても格好悪いですね。
一瞬のタイミングで後ろに対向車が写り込んでしまう事もありますが・・・
珍しい事じゃありません。
こんな写真、前にもあったなぁ・・・と探してみたら、やっぱりありました。こちらは去年撮った写真。
veryさんの71Bトルネード号の走っている姿を見たら、私も撮影してみたくなりました。
一旦駐車場に入ると、veryさんが来ない・・・車の列が途切れないので待っているのかなぁと思っていると・・・
『やっちゃいました~!』
こ・・・これは!!!
マジっすか!でもカウリングのサイドは綺麗なままだし、ステップも綺麗・・・。
veryさんによると、折り返しの場所で車の列が途切れるのを待っている時に、足を出した所の路肩の土が崩れて無くなっていて、立ちゴケしてしまったとの事です。
スクリーンが割れてしまいましたが、カウリングのダメージが少ない事が不幸中の幸いです。
元々1100Rのスクリーンを加工して取り付けているので、スクリーンはどうにかなる様です。
この手のレプリカタイプのスクリーンなら、新しく製作してくれる所もあるので一安心。
とりあえず撮影はここで一旦終了。
10分ほど走って大観山に来ました。
天候にも恵まれ、富士山もちゃんと見えていますので定番中の定番を1枚。
こうしてみると黒いバイクと黒い服装のライダーがほとんどです。その中にあって赤はとても目立ちます。
もしかしたら・・・と思いましたが、やはりいらっしゃいました。箱根同志の会1100Rの方と久し振りにお会い出来ました。
一緒にいらっしゃった1100Rの方はBright Logicさんで整備されているとの事。
この車両は確かに見覚えがあります。
せっかくなので背景の良い場所にバイクを移動して撮影。
少し休憩した後は、十国峠経由で伊豆スカイラインへ行きます。
とても残念な事ですが、地元の大仁警察の方々の様々なキャンペーン活動にもかかわらず(宮城 光さんが来られた事もありました)、二輪車の重大事故が後を絶たず、結果的に近々二輪車が通行止めになってしまうとの事です。
亀石峠の休憩所にて一服。
珍しいとの事で声をかけて下さいました。
私の隣りの方はGSX750E4に乗られているそうです。
辻本さんもこの方もそうなんですが、E4に乗られている方は必ず400FWをみると、これの750に乗ってると言われます。同じGSXではありますが、E4は空冷、FWは水冷。全く別のシリーズなのですが、カウリングとスクリーンの形状が似ているので皆さんそう言われるんですね。
因みに開発責任者である横内本部長によれば、GSX750S3/4とE4の後継機に、当時確かにGSX750FWの計画があったとの事です。
この車名は750cc4サイクル4気筒16バルブ、水冷エンジンである事を示しています。
実際に計画がどこまで進んだのかは解りませんが、結果的に750FWはこの世に出る事は無く、代わりに油冷エンジンを搭載し、アルミフレームで常識外れなまでに軽量化されたGSX-R750が誕生しました。
750FWが実現していたらどうなっていたのかは想像すら出来ませんが、その後R750は一時代を確立し、レースシーンでの活躍は今更ここで語るまでもありません・・・。
休憩の後は沼津に向かいます。
本来なら革ツナギで撮影に臨むところですが、普段着を着てきた理由は、ここ“丸天”さんveryさんを案内したかったからです。
丸天さんは静岡地区のテレビではCMも流れている有名なお店。
実はこのお店、学生時代から知っていました。
4年間のうち、教養過程である1984~85年の2年間をここ沼津で私は過ごしました。
しかし当時はアルバイトもしてはいたものの、ほとんどが燃料代と部品代に消えてしまい、丸天さん来た事は一度もありませんでした。
現在の沼津港は綺麗に整備され、有数の観光スポットになっています。
このお店の当時からのコンセプトは、今でも全く変わっていません。
お店の前に沢山並べられたお土産用の料理のボリュームとプライスが、それを物語っています。
これは圧巻。カサゴの唐揚げの山積み。甚だ大雑把ではありますが、ちゃんと背開きされています。
ちょうどお昼時で、ごった返しています。入口に置かれた紙に名前と人数を記入して順番待ち。
順番が回ってきて店内へ。
テーブルに置いてあるメニューだけ見てオーダーしてはいけません。カウンター席の上にはズラリとメニューが書かれた短冊が貼ってあります。
当日のオススメはこの中にあります。
因みにイワシは300円、SOLD OUTになっていますが、イカの下足に到っては250円(笑)!
ご当地メニューの生シラスや生桜エビもワンコインでお釣りがきます。
オーダーしたのは天婦羅定食と、
マグロのテールシチュー。これがまたすごいボリュームです。絶対に食べ切れないと解っていながら、敢えてオーダー。
veryさんはこちら。
それにしても笑顔がス・テ・キ(笑)!
刺身以外の食べ切れなかった料理は包んでくれますので安心。
満腹で苦しいのですが、頑張って帰らなくてはなりません。
その後は腹ごなしに箱根を気持ち良く走って無事帰宅。
いつも通りにFWは簡単に拭き掃除をして完了。
ちょっとしたトラブルもありましたが天気も良く、とても充実した一日でした!