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GSX400FWRのブログ一覧

2019年07月26日 イイね!

GSX400FW ~When you wish upon a star~

湘南FW号を見送ったのは、まだ今年がスタートして間もない1/13。庭の梅がいくつか咲き始めた頃でした。




先ずはどこからお話しすればいいのか・・・。
大切にしていたFWをどうして手放したのか、ということからになりますでしょうか。

FWは譲渡致しました。

明記しておきますと初っ端から下世話な話しで申し訳ありませんが、FWは下取りでも売却でもなく無償譲渡です。
その譲渡先より一通の封書が届き、行って参りました。


今まで諸事情により詳細を書く事が出来ませんでしたが、ようやく解禁です。
譲渡先はここ、浜松のスズキ本社前にあるスズキ歴史館さん。



自分自身の中でGSX400FWを後世に残したいと思いついたのはいつだったのか・・・。
今となっては詳しい月日を忘れてしまいましたが、おそらく6~7年前のことだと思います。走り終えた後、真夜中に拭き掃除をしていた時のことでした。
それは学生の頃に数学の解き方を閃いた瞬間の『あっ、そっか!』という、あの感じにとても良く似ていました。

近しい周囲にはその考えを打ち明けました。
しかし理解を示して頂ける一方で、計画の実現性を疑問視される意見が多かった事も事実です。確かにその時点では私の単なる中二病的な妄想に過ぎませんでした。

自己分析をするのであれば、そうした考えに至った経緯には様々な要因が考えられます。
Bright Logicさんにお世話になる様になった事もその一つかもしれません。
こちらは普段Bright Logicさんに置いてある、1986年の鈴鹿8時間耐久レースを実際に走ったGSX―R750。ライダーはケビン・シュワンツ選手と辻本 聡選手のペア。
プラモデルも販売されていますので、数あるヨシムラレーサーの中で最も有名なマシンかもしれません。

トップチームのマシンはライバルに勝つ為に存在しています。優勝でもしない限り役目を終えれば廃棄されていく運命ですが、優勝した訳でもないのに何故か現存し、イベントがあると今でもデモンストレーションランを行います。
運命は人だけに宿るものではないと思いました。


また、ミーティングや箱根、ブログを通して知り合った沢山のバイク乗りの方々と接する中で、バイクに対する思いや考え、そして楽しみ方は皆さんそれぞれ異なるということを改めて感じました。100人のバイク乗りがいれば100通りの楽しみ方があり、他人に迷惑をかけたり不愉快な思いをさせない限り、100通りの正解があるのです。




そうした様々な経験を経て自分自身の未来を考えた時に、果たしてこのまま乗り続けたとして最後はどうなるのか?という疑問に至りました。
50歳前後になると、漠然と自分の行く末について考えたりするものではないでしょうか。

仮に大病を患わず元気に乗っていられたとして、ストックしてある部品に交換すれば10年位は綺麗な状態を維持する事が出来るでしょう。
しかしやがて訪れる体力的な限界、つまりFWに乗る事が出来なくなったその先は・・・?
現在でさえ程度の良い部品はほとんど手に入らず、おそらくその頃にはFWの状態も経年劣化が進んでいるに違いありません。
そうなってからでは盆栽(走りもせずに磨いて眺めるだけの状態)にしかならない・・・それでは何もかも遅すぎる。
バイクは人が乗る為に世に生み出された『モノ』です。メーカーからすれば商品であり、工場で大量生産され、店頭で販売され、消費されて役目を終える。それは正しい事であって、バイクにとっては走っている事が一番の幸せなのかもしれません。

人も物も、必ず『終わり』が訪れます。
他人が乗るにしても、そのオーナーが元気で情熱を注いでいられる時にはあの手この手で状態を維持する事が出来るかもしれません。しかしそれは未来永劫続くものではなく、結局やがてはスクラップに。

このFWが辿る道として、スクラップ以外の何かもっと良い方法が他にはないものなのか・・・おそらくそうした事柄から、脳が導き出した答えが永久保存だったのだと思います。

FWが自分の手を離れていくのはこの上なく寂しい事ですが、FWというバイクが西暦1983年に誕生し、短い期間ですがこの世に存在したという事実を2次元ではなく、実際の車体で証明し、これから生まれてくる未来のバイク乗り(その頃にはきっと電気バイクかな)に、昔はこんなバイクがあったんだと思ってもらえる、こんなに素晴らしい事はない!




計画を実現する為に、スズキ歴史館さんに最初に足を運んだのは2014の秋。
実際に展示されている車両を見て、自分のFWには何が足りないのか、何を補えば計画を実現する事が出来るのかを自分の目で確認したかったのです。






こちらのGSX-R400は2013年の鈴鹿サーキットに展示されていました。普段は歴史館さんに展示されています。


スズキ歴史館さんを最初に訪問した翌月、長年の念願であったFWの生みの親でもある横内本部長(当時役職)とお会い出来た事により、FWを一個人の所有物としてではなく、公の場所で後世のライダー諸氏に観て頂きたいという思いは一層強くなりました。


それからは通常の走行やミーティングへの参加は慎重になりました。
凍結防止剤が散布されている冬季の箱根や、路面が濡れている時は雨が降っていなくても運転は極力控え、塩害から車体を守る為に一頃は毎週末毎に通っていた西湘バイパスの国府津PAにもほとんど行かなくなりました。
箱根に走りに行く時も西湘バイパスは使わず、少し時間はかかりますが出来るだけ内陸の道を選びました。

走り終えた後はどんなに暑かろうが寒かろうが、何時になろうが拭き掃除を欠かさず行い、日頃の維持管理や部品の調達など全ては計画を実行する為に行う様になりました。


バイクの清掃に関しては学生時代に知り合った、今は1100刀に乗る彼の影響は計り知れません。
彼と知り合う前は外装部品にはワックスを掛けていましたが、エンジンやマフラーに関しては『汚れても仕方ないもの』として一切掃除などしませんでした。
当時彼はGSX250Eカタナに乗っていましたが、上はミラーの先から下はタイヤに至るまで常に手入れが行き届いていて衝撃を受けました。
以来、自分なりにFWを清掃する様になりました。


計画を思いついてからというもの、不思議なもので半分諦めていたメーカー欠品部品が少しずつ手に入り始めたのです。








手に入った部品を全て撮影してブログにアップしていたのは自分が忘れない為という事もありましたが、ブログを読んで下さっている71会以外で同じFWに乗られている方々が、この思いを察してくれてネットオークションの入札を控えてくれてらなぁ・・・という勝手な願いもありました。
正直に申し上げれば、恥ずかしながらいつだって経済的には余裕など全く無いのです(笑)。


実際にネットオークションに出品する前に連絡を頂いた事もありましたし、71会内の400FW乗りで構成される『親父旅部』のメンバーからはネットオークションの出品情報を頂いたり、事前の入札打ち合わせ、手持ちの部品を譲って頂く等、本当に様々な形で支えて頂きました。


そして具体的な行動を起こしたのは昨年1月末。定時に仕事を終え、急いで会社の敷地内からスズキ歴史館さんに電話をかけました。その時に見えていた冬の夕暮れ時の情景や緊張感は、今も脳裏に焼き付いています。
『私、小田原に住んでおります○○と申しまして、御社の二輪に乗っております。展示車両についてお伺いしたいのですが、御担当者の方はいらっしゃいますでしょうか?』

とても不安でした。何故なら断られるという可能性も十分に考えられたからです。
その理由としての考えられるのは2点。1点目はGSX400FWが保存されてはいるものの展示には値しない車両であるという判断、そして2点目は販売実績で苦戦したマイナー車両である、ということです。
限られたスペースで多くの車両を展示されている事は、何度か訪問させて頂いた中で十分理解していました。その中に『敢えて400FW を展示して頂く為には』というテーマを、営業職だった頃の経験を基にずっと考えてきました。
ポイントはメリットと客観性。
ちょうど400FWの前後に販売された車両が展示されていた事は大きなポイントでした。

お伺いしたところ幸いにもGSX400FWは保存さていませんでした。そして自分なりに考えた400FWを展示する『意義』について簡単に説明させて頂いたところ、結果的には快諾して頂きました。

出発点は私の妄想でしたが、日頃から気持ち良く乗れる様に整備してくださったBright Logicさん、素晴らしいコンディションを維持して下さった前オーナーの方、部品収集に協力して頂いた全ての方々の気持ちと、そして広報部をはじめとする現スズキ二輪カンパニー(旧自動二輪事業本部)さんの400FWに対する理解の集合体である、と思っています。

400FWが最初に向かったのは歴史館さんではなく、研究開発部門。
先ずはエンジン音の収録(ヨシムラサイクロンと純正マフラーの双方)の後、歴史館さんに搬入されて修復作業が行われました。
歴史館では静態保存ですので消防法の関係上、燃料や油脂類、バッテリー等の可燃性のあるものは車体から全て抜き取らなければなりません。その前に録音をしてから展示に向けた作業、という順番です。

それでは晴れて展示となりましたGSX400FWをご覧下さい。
同じ並びには空冷エンジンの車両が並んでいます。その中にはFWの直前のモデルであるGSX400FSの姿も。隣はXN85というTURBOエンジン搭載の車両です。


何故この順番に陳列される事になったかというと、4ストロークエンジンではFWが最初の水冷エンジン搭載の車両であるからです。
因みにGSX400FWの車名の意味は、当時のスズキでは4ストロークエンジン車にはGSという車名を付けていました。1気筒当たりのバルブ数が吸気1つと排気1つの2バルブエンジンはそのままGS、吸気2つと排気2つの4バルブエンジンにはXを付けてGSXとしました。
400は排気量。FWのFは4気筒を意味するFourの頭文字、Wは水冷を意味するWaterの頭文字です。
FWが発売された1980年代初頭は当時の運輸省が車体前部に装着するカウリング(風防)を認可し始めた時代で、スズキ社内ではカウリングを装備したモデルには車名の最後にSを付ける流れがありました。
ですから正式には私の乗っていた車両はGSX400FWSという事になり、4ストロークエンジンの1気筒当たり4バルブ、排気量が400ccで4気筒の水冷、カウリング付きモデルという事が車名からわかります。

普段拭き掃除をしていると、錆びや跳ね石で傷み易い部分が解ります。逆に言うと、どの部分が綺麗だと車体全体が綺麗に見えるのかが自ずとわかります。
イヤらしい事ですが、その点を踏まえて効率的に部品を収集していました。
一番先に目に飛び込んでくるのは、どうしても外装の色と艶。
この車両は赤と白の2色ですが、この赤が曲者です。一見メタリックレッドですが、実は銀色の下地の上にクリアーレッドを乗せた所謂キャンディーレッドという手間のかかった色。
通常のメタリックレッドと比べると深みのある色合いに仕上がりますが、褪色し易いという難点もあります(現在の塗料は顔料が当時とは違い、褪色は改良されているとの事です)。
しかし当時の色は当時の部品が一番だと思い、再塗装は最初から考えませんでした。
出来る限り目に触れる部分は当時物新品を使い、どうしても新品が手に入らない部品は状態の良さそうな中古を使用しています。

今までお会いしたバイク乗りの方々の中には新車の様なコンディションを維持されている方や、綺麗に改造されている方も大勢いらっしゃいます。
そうした方々からすれば、その程度かと思われるかもしれませんが、これが私個人の限界でした。


メーター、ハンドルスイッチ、レバー、ブレーキマスター、ミラー等の黒い部分がしっかり黒いと全体が引き締まって見えます。




走行距離もゼロに。『永遠の0』です(笑)


黒塗装されたFWのエンジンの中で、アルミの輝きを放つポイント及びジェネレーター(銀色の部品)、クラッチカバーも良いアクセントです。




マフラーはエンジンが掛かっている時は常に熱に晒されているので、どうしても錆びが出易い部品。
乗っていた時には純正と同様のブラッククロームという表面処理が施されたヨシムラサイクロンを装着していました。


展示に際し、純正マフラーの新品に交換。当然錆びはありませんが、残念なのはエンジン下の部分がマフラーカバーという小さな部品が最後まで手に入りませんでした。




ステップ周辺は車体左側に関してはステップ、ブラケット、ブレーキペダルは新品。後部乗車用のステップは新品は手に入らず、当時のまま。アルミ特有の錆びはそれほど酷くありませんでしたが、ネジは錆びてしまっていました。


サイドスタンドも新品に交換。通常の使用では足で払うので色が剥げてしまいますが、こういう部分の色が結構演出してくれるものです。


車体後部。新品テールランプは風神さん寄贈。
テールカウルは400FWの外装の中では最も褪色してしまう部分。私が乗っていた時に付いていたテールカウルなんて最後の方は白っぽくなっちゃってました(笑)。






リアフェンダー(泥避け)は樹脂製ですので、紫外線で白く焼けてしまいます。
この部品は当時のままですが、この状態を保つのがやっとでした。
ナンバーが付いていたところにはSUZUKIのライセンスプレート。これ、いいなぁ(笑)。


女性のお洒落は足元からと言いますが、バイクも同じだと思います。
いくらタンクやその他の外装が綺麗でも、脚周りやエンジンが汚れたままだと綺麗とは感じません。
フロントフォーク一のアウターチューブは、前の部分が跳ね石や汚れで傷み易い部分。こちらは新品ですので付属のANDFの微妙な色合いも綺麗。ただしブレーキキャリパーやホース類は当時のまま。さすがに疲れてます。
一番嬉しいのがホイールを綺麗にして頂けた事。バイクのホイールは油分やブレーキダストで汚れ易く、掃除に手間がかかる部分でもあります。しかも汚れが一度こびり付くと、なかなか元通りに戻りません。研磨剤を使うとリム部分は一時的に綺麗になりますが、何度も磨いているうちに表面のアルマイトの被膜まで落としてしまうので、ちょっと掃除を怠ると直ぐに白く濁ってしまいます。
それが嫌で、乗っていた頃は常に拭き掃除のみにしていました。
ホイールクリーナーとか今では多くの種類のケミカル類がある事は知っていますが、どうやってこの状態に出来たんだろう・・・。


部品を集めていると、他愛もない部品でつまづいたりします。その一つがホーン。
車体の前部に、しかも前向きに付いているのでかなり錆びてしまいます。
一度FWと同じ型と思われるホーンが沖縄から出品されているのを見かけましたが、うっかり落札するのを忘れてしまったら、二度と出品されませんでした。
錆びの少ないホーンを手に入れ、頑張って家で手入れしました。周囲の部分はグリーンクロメートという処理がされているのですが、その被膜が薄いのなんの!
何度も擦ると直ぐに地金が出てきてしまうので要注意です。


大雑把ではありますが、展示車両の状態はこんな感じです。














展示車両の担当者の方とお話しした祭に、この前行われた株主総会にFWの展示を間に合せたかったとの事でした。
総会の後で歴史館さんの見学が催された様で、年齢的にFWを御存知の方も多く、中にはFWにセンタースタンドが無い事を指摘される株主さんもいらっしゃったそうです(笑)。
・・・というところで親父旅部のWatterさんに相談を持ち掛けたところ、現在使用中にもかかわらず譲って頂ける事になり、早速送って下さいました。
変更してあったバーエンドとトルクロッドの純正部品も先日歴史館さんにお届けしたので、これでスタビライザーを取り外せば周りの展示車両のコンディションに少し近付くかな・・・。

来年、スズキ株式会社さんは100周年ということです。妄想第二段発動か(笑)

最後に・・・
考えを思いついてから行動に移すまでの間、ずっと頭の中にあったのはこの言葉でした。
If it were said of me
that I’me almost romantics,
that I am incorrigible idealists,
that I think the impossible:
then a thousand and one times I have to answer ‘yes I am’
Posted at 2019/07/26 23:18:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月30日 イイね!

大観山meeting 2019

既に一部雑誌や他の方のblogでも告知されておりますが、今年も開催致します。

★5/11(土)夜 前夜祭PM20:00~
★5/12(日)AM11:00~PM13:00
★アネスト岩田ターンパイク ラウンジ下駐車場
※天候による中止ないし順延の決定は前日にお知らせします

GK71B CLUB関東
関東71会
刀愛好会

同日、同会場にてVTミーティングも行われます。

バイクで参加された方は愛車との撮影の他、集合写真の撮影を行います。


★ご注意・・・見学のみの参加も自由ですが、会場には非情に感染力の強いウィルスが蔓延しております。予防は各自でお願いいたします。


※湘南FW号は諸般の事情により当ミーティングには参加致しませんのでご了承下さい。


今年は前夜祭、撮影等で皆さんのお手伝いをさせて頂きます。
Posted at 2019/04/30 23:56:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月28日 イイね!

今年もこの日がやってきた!

予報では先週末の関東平野部にも雪が降る可能性があるとの事でしたが、結局のところ雪は全く降らないどころか、日中はポカポカ陽気となりました。
蜂の仲間でしょうか。こうした昆虫のお陰で今年も梅が実を結びます。


夕方には綺麗な夕焼けが出ました。



年明け早々にFWの引き渡し等がありましたので、新年のご挨拶が1月の後半に入ってからになってしまいました。
場所はいつもの2ヵ所です。
『今年もよろしくお願いしま~す』


日曜日は道もお店も混みますので、ゆっくりしようと水曜日に伺いました。
マスターはこのヘルメットの持ち主。


パスタは明太子とミートソースの2択です。


いつもは食後の珈琲をお願いしますが、カウンターの上に林檎。


メニューが書かれた黒板をよ~く見ると、一番下に『焼きリンゴアイス』。
今まで全然気づかなかった。いつからあったんだろう・・・お願いしてみました。

焼きリンゴは当然温かいし、アイスは冷たい。う~ん、よくわからない。どんなのが出て来るんだろう?
マスター『それはお楽しみ💕 結構イケルよ!』

では御覧下さい。こちらです。


林檎をレンジのオーブン機能で温めて柔らかくして、真ん中にアイス、クリームと苺をトッピング。
熱いの冷たいの熱いの冷たいの、のループ!(笑)
これ美味しい。コメダ珈琲のシロノワールも同じループですね。
好みは人それぞれですが、これ絶対にシナモンパウダーが合うと思う。

お店はこの時期は5時まで。
あと15分だから、そろそろ・・・と思っていたら、1台のバイクが止まりました。
KAWASAKIのZRX?知らないなぁ。
ライダーがヘルメットを取ったら、アレ?埼玉の方だ。ヨシムラカラーのバイクじゃないからわからなかった。
いつもはこちらのバイク。




外へ出てみると、夕陽が沈みかけていました。


夕陽とバイクを撮ってみようかなと思ったら・・・


カメラを向けるとついポーズをとってしまう人、皆さんの周りにもいませんか?
後光が射してる!全日本チャンピオン経験者、さすがです!(笑)


格好良いな~。湘南FW号ではこのシチュエーションでは撮れませんでしたが、密かにこの場所ってバイクを撮影するのに最高のロケーション。


さて、陽が沈みますので次のお店に向かいましょう。御馳走様でした!


Bright Logicさんに到着した頃にはすっかり暗くなってしまいました。

もうすぐ2月。内示は昨年からあったかもしれませんが、皆さんの職場でもそろそろ具体的な移動の話しが出ている事かと思います。
レースシーンも同じで、そろそろSUZUKI系チームからも発表があると思います。皆さんお楽しみに!
各ライダーのTwitterにはだいぶヒントが隠れている様な・・・。


・・・というワケで、今回のタイトル。『今年もこの日がやって来ました。』1月29日。


53歳になりました。
しかし誕生日当日まで54になると勘違いしていて、昨年は書類等に書く満年齢をずっと53と書いていた、という事実を誕生日当日に気付きましたヽ(´Д`;)ノ
まったく・・・


毎年誕生日が近付くと、どんな1年にしようかな~と思います。
昨年のテーマは『変革』。予定よりちょっと遅れてしまいましたが、大体そのとおりに出来たと思います。
今年はのテーマは『回帰』。もちろん原点回帰という意味です。


さてさて。
Posted at 2019/01/29 23:48:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月23日 イイね!

初恋の人


熱海では桜が咲き始めました。
もう直ぐ春。春といえば別れの季節・・・

乗るバイクが無いので、これからは恋愛ブログにします。

ウソです(笑)

でも皆さん、初めて好きになった相手のことって覚えていらっしゃいます?

人の名前が咄嗟に出てこなかったり、様々な事が忘却の彼方になりつつある今日この頃ですが、何十年も経つというのにそういうことはしっかり覚えています。

俺も覚えているぞ!という貴方、好きになった相手のことって色々知りたくなりませんでした?
どんな家に住んでるんだろうに始まって、家ではどんなだろう?とか、好きな食べ物は?とか、大抵は他愛のない事ばかりなんですけど、それだけ相手のことが気になっていたということなんでしょう。
もちろん相手が不安や不快に感じたりする様な行き過ぎた行動はストーカー行為であって許される事ではありませんが、好きになった相手のことを無意識のうちに色々と考えてしまうのは人として当然の感情だと思います。

・・・って、ホントに恋愛ブログにするつもりかって?
無理です。そんなの書けって言われても書けません(笑)
話しが脱線してしまうのはいつもの事ですし、他の方のブログの様に専門的な事は一切出てきませんが、これでも一応バイクブログのつもりで書いてマス。

高校生だったある日、バイク雑誌に載っていた1枚の写真をたまたま見た事から始まったFWとの付き合い。
当時は高校生にバイクや車の『免許を取らせない』、『買わせない』、『運転させない』の三ない運動全盛期。
中には隠れて免許を取ってバイクに乗っている同級生もいましたが、学校にバレたら停学か、場合によっては退学。
高校を卒業したら必ずFWに乗るんだと心に誓い、悶々としながら高校生最後の1年間を過ごしました。

そして大学1年の9月、やっと手に入れたFW。
その時の気持ちは今でもはっきりと覚えています・・・いぇ、間違いなく今でもあります。
あくまでも想像の域を出ませんが、それはずっと想い続けてきた相手と付き合えた時の気持ちに似ている・・・んじゃないかな~と思います(実際には初めて好きになった相手に自分の気持ちなんて恥ずかしくて伝えられませんでしたからネ 笑)。


約1年前のちょうど今頃、何年も前から考えてきた計画の第一歩を踏み出しました。
その計画を実行する為には、先ずはナンバープレートを返納して登録を抹消しなければなりません。

2019年11月21日水曜日。


FWのナンバープレートを取り外します。


車と違ってバイクのナンバープレートには封印がありませんので、ネジを2本を外すだけ。




なんだか呆気なく取れちゃったな・・・


ネジを無くさない様にしないと。


ちょっと待って!


計画の成就を願って記念に1枚。


湘南FW号はナンバープレートの裏に、ヨシムラのカーボン製プレートホルダーを付けていました。
これどうしようかな・・・


とりあえず付けておくか。


ネジ穴は少し余裕があるので、ちゃんと水平になる様に付けなきゃ。


やっぱりこれが付いるだけでもだいぶ違う。


さて、外したナンバープレートをどうしよっか・・・


うん、せっかくだから家の中で記念撮影しておこう!


・616。三桁で覚え易い番号でした。


初めて見たナンバープレートの裏側。マジックで車体番号が書かれていました。登録をしてくれた両国のお店の方が、間違えて他のバイクに取り付けない様に書かれたのでしょう。


9年間お疲れ様でした。いつも箱根とか江ノ島とか近場ばかりだったけど、一番遠くまで行ったのは?
白馬!


これ持って陸運局へ行かなきゃ・・・もう後戻りは出来ないぜ。覚悟はいいか?
ノープロブレム。行くぞ!


湘南ナンバーを管轄する陸運局は平塚にあります。


30分ほどで到着。


前回、FW6号機のナンバープレートを返納したのは浜松の陸運局でした。こういう所って車検場もありますので敷地が広いんですよね~。


・・・で、ここで今回のタイトルのネタばらしといきましょう。言っておきますけど平塚の陸運局に初恋の相手がが働いてて・・・というオチじゃありませんから!

代を重ねながらFWというバイクを乗り継ぎ、9年前に辿り着いた湘南FW号に対しても、もちろんその気持ちをいつも持ちながら乗ってきました。
乗れば乗るほど、付き合いが深まれば深まるほど、もっと湘南FW号の事を知りたくなりました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、陸運局では有料で『検査記録事項等証明書』という書類を取得する事が出来ます。
これには現在記録と保存記録2種が類があって、後者にはメーカー出荷後の一番最初の登録から現在までの記録が記載されています。
つまり湘南FW号の過去から現在迄の経緯を知る事が出来る、という訳です。

昭和58年4月14日
青森県青森市にあったスズキ自販東北(現スズキ自販青森)にて同県南津軽郡の方が購入、ナンバー取得。現在の青森ナンバーではなく、『青』ナンバーだったんだ・・・。

昭和60年3月27日
同県弘前市に転居された様で記載変更

平成21年5月12日
検査証返納

平成21年7月27日に湘南FW号として『湘南と・616』で登録。

結果、青森県で26年間ワンオーナー車だった事がわかりました。
やっぱりな・・・最初に両国の店で車体を見た時、これが本当に四半世紀を経過した車両なのかと目を疑うほどの素晴らしいコンディションでした。もしかして雪国のワンオーナー車かもしれないと想像していましたが、全くそのとおりでした。

平成21年の5月までFWが過ごした場所をGoogleで検索。一応他社の地図でも調べ、場所に間違いが無いことを確認。
正直に言えばこんな事を調べていいのかと、検索する前に躊躇しました。いくらFWの事を知りたいとは言え、知ったところで今更どうなる訳でもありませんし、他所様のプライベートを覗いてしまう様な気がしました。
しかし迷惑をかける訳ではないと考え、意を決して検索しました。

便利な世の中ですよね。住所がわかればPCのモニター越しですが風景を見る事が出来る。

こういう場所で過ごして、最後はこのシャッター付きのガレージから出て来たんだ・・・。
確か走行距離は約7350kmだったよな。26年でその距離ってことは1年平均で283kmの走行。

走らせなければ綺麗なままか?というと、それは全然違います。
もちろん走れば走ったで錆びは増えますし、紫外線で色も褪せしてしまいます。シャッター付きのガレージの中で動かさずに保管すれば外装部品の色は褪せませんが、金属の部分は鉄であろうとアルミであろうと、表面をメッキやアルマイトで処理してあっても錆びは出てきます。
ウィンカーは柄の部分が折れて垂れ下がり、その他の樹脂製部品も色褪せたりひび割れたり。シートの表皮もカビが発生する事でしょう。
走行距離を極力抑えたにしても、前オーナーの方はあのコンディションをどうやって維持したのだろう・・・。
そして稀有なコンディションのFWを、どんな理由で手放されたのだろう?
大きなガレージで複数台所有されているマニアの方ですと、欲しいバイクを増車する為にその中の1台を手放すという話しは耳にしますが、それにしてもあのコンディションだからなぁ・・・やはり何かの事情があったのでしょう。

先日、湘南FWを引き取りに来られた方ともお話ししましたが、やはり縁があったのでしょうか。
前オーナーの方が地元のバイクショップで手放されたとしたら、私の元には来なかったかもしれません。
私の元に来た事が良かったのか悪かったのかはわかりませんが、全く違った運命を辿ったであろうことだけは間違いありません。



小学校3年の時に東京から引っ越してきたひろみちゃん、周囲の女子よりダントツにあか抜けて綺麗だったなぁ。
噂では私が引っ越した数年後に転校したと聞いたけど、元気かなぁ・・・そっちのオチかい!(笑)
Posted at 2019/01/24 22:42:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月20日 イイね!

2018~2019の年末年始

走り納めも走り初めも無い年末年始は十何年ぶりだろう。

年末の仕事は毎年30日まで。
大晦日は早起きしてFWの埃を払い、一旦国府津PAで一服してから小田原西ICでUターンして江ノ島へ向かうコース。一時は箱根にも上っていましたが、この時季の箱根新道は路面が湿っているので何年も前から割愛するようになりました。

湘南FW号の前身である250FW、つまり湘南ナンバーのFWになってから走り納め&初めを始めたのですが、考えてみたら雨で中止になった事は一度もなかった。正真正銘の晴れ男です(笑)。

湘南FW号自体はナンバーを返納してあるので、今年はチビちゃん号(MRワゴン)で江ノ島へ。
家を出てSEIYUに寄り、インストアベーカリーで実家に持って帰るホテルブレッドの固まりを二つ購入。一つの大きさは2斤だと思います。この食パン、とても美味しいんです。焼き立ての香りがたまらない!
そうだ、風神さんはいかの塩辛が好物だったよな・・・小田原で作られている柚子入り塩辛も購入。
ちょっと時間が押していまいました。急げ~!


大晦日は案外道が空いていて、ほとんど渋滞も無いまま江ノ島到着。


風神さんは到着されていませんでしたが、AD162さんがKR-1でいらっしゃってました。
『今日は何で来たんですか?』
『車です。』
まぁそうなりますよね(笑)。

FWの事をお話ししていると風神さん到着。走り納めはGSX400FSで。接触不良でセルモーターが不調との事ですが、押し掛けすればエンジン自体は掛かるので大丈夫でしょう。




貼付する画像を修正しながら気付いたんですが、風神さんのバイクの青色がなかなか難しい。
カメラはメーカーや機種毎に画像の発色が違います。このPanasonicのGF-1という機種は赤が得意ですが、逆に青が苦手な様で実物より濃い色に写ります。PCで出来るだけ実物に近い色に再現しました。

風神さんが乗って来たのはGSX400FSというバイクで、FWが販売される前年の1982年(昭和57年)製のモデルです。国内販売モデルでは当時の運輸省からカウリング(風除けの為の前に付いている風防)が認可され始めた時期であった為に、ほとんどの機種はカウリングが付いていないか、メーターとライトの部分だけを覆うビキニカウリングと呼ばれる小さな風防が付いたモデルが主流でした。

カウリングは道交法の範囲内であればデザインが自由ですので各メーカーの特色が出て、バイクそのもののキャラクター作りにも一役買っています。
それに対してカウリングの付いていないモデルではライトは丸形か角形の何れかしか選択肢が無い為に特徴が出しづらく、タンク形状がバイクの顔と言っても過言ではありません。

SUZUKIでは80年代初頭からGS650GやGSX750/1100Sを始めとした大型から小型排気量まで刀シリーズの販売を展開。刀シリーズの共通性の一つがタンクのデザインでした。
風神さんのGSX400FSは刀シリーズではありませんが、その流れを汲んだデザイン。横から見るとタンクのデザインが前から後端に向けて尻上がりで、ラインのエッジが効いています。
同時期に販売されていたHONDA製CBX400Fと比較すると細身ですが、個人的にはこの刀シリーズのタンクはどれも格好良く感じます。




テールカウリングは極めて大人しいデザインですが、こちらも刀シリーズ共通。このシンプルな感じがいいですね~。


当日は雲が多く、陽が出たり陰ったり。気温が上がらず風も冷たかったのでロータリー正面にあるお店へ。珈琲&ピッツァで身体を温めます。無難にマルゲリータ。


そして大晦日の江ノ島といえば、しげぼうずさん。
しかし何処を探してもしげぼうずさんの姿も無ければバイクもありません。どうしたのかな~と風神さんと話していた矢先、あの独特な音と共にしげぼうずさん登場。


こちらはRG250Eという、風神さんのバイクより更に前のバイクで発売開始はなんと1978年。
スズキ空冷2ストロークエンジンのスポーツモデルとしては最後となった1台。
外装は純正カラーを維持しながら当時物の社外部品をあちこちに使って仕上げられていますが、初期のアルミ製ウエダスイングアームは貴重な部品です。
『小少軽短美』


昼前に解散、帰り路もスイスイ。
乗っていないので汚れてはいませんが、帰宅後は湘南FW号を清掃。
毎年参加している愛知県民の森の80’s meetingも今年は天候不順で乗って行けず、結局meeting参加としては春の箱根が最後になりました。


バッテリーは生きていますのでライトは点灯します。赤い車体とブルーライトが似合います。


正月飾りを付けて終了。




子供が4時半過ぎの電車で国府津駅に着くというので迎えに行き、再び家に戻ってスマホで撮影。
周囲が少し暗くなったタイミングだと、こんな感じで撮れます。
激エロですね~(笑)


FWにシートカバーを被せ、静岡に向けて出発。
途中、子供が沼津の店のラーメンを食べたいと言うので、まさか大晦日の夜なんて閉まってるだろうと思いながらも寄ってみると・・・
やってました。


店のオリジナル、清清ラーメンの醤油。ほど良い辛さがアクセントです。細麺なところもgood!


実家に到着して年越し蕎麦。
この上に野菜の天麩羅を乗せて食べます。子供の頃からこんな感じでしたので何とも感じていませんでしたが、大人になってから海老天を乗せる家庭が一般的であることを知ってから、実家の年越し蕎麦がシンプルに感じる様になりました。でも大晦日の量販店の海老天って、結構するんですよね(笑)。


23時半に車で5分ほどの所にある南叟寺へ。除夜の鐘を撞き、甘酒を頂きました。


翌、元旦の朝は暗いうちから早起きして浅間神社で初日の出&初詣。
階段下の屋台で甘酒を飲んで冷えた身体を温めてから
手前が谷津山、その後ろが日本平。その奥に薄っすら霞んでいるのが伊豆半島。ちょっと雲があるけど・・・。


上ってきた!


今年も1年無事であります様に!


少し時間があるので静岡と焼津の間にある大崩海岸へ。
高校の時に読んだ本で、地学的にはこの大崩海岸が長野県から続いている南アルプスの最南端であることを知りました。
猛禽類(鳶ではありません)が住んでいるので、望遠鏡の様なレンズを付けた方がいつも撮影しています。


この場所は富士山も綺麗に見えます。


陽もだいぶ上がってきました。家へ帰るとしましょう。


今年のお節料理。去年より少し地味になった?よく見たら湯葉が無くなって、代わりに百合の根が。












焼き海老。アルゼンチン産の赤エビかな?


そして川魚の甘露煮。
昨年は釣ってきた渓流魚を素焼きにして大量にストックしてありましたが、昨年の渓流釣りは鳴かず飛ばずでしたので両親が買ってきた鮎と虹鱒で作ったもの。小さな粒は味のアクセントとして入れてある山椒の実。


甥っ子。来春からは高校生だね!


静岡市を一望出来るダイラボウへ。


久能海岸の夕暮れ・・・


弟の家に保管してある250FWを久しぶりに見に行きました。
埃を被っています。今度ちゃんと掃除しに来よう。










今年は走り初めが出来ないので、正月三日間は実家でゆっくりしました。
箱根駅伝も観に行かず・・・知らぬ間に母校が優勝。たまたま観に行かない年に限って・・・まぁそんなもんでしょ(笑)。
Posted at 2019/01/21 23:59:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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