世間はGWとか・・・
大観山ミーティングまで半月。それまでに少し気になっていたところを最終調整しようと思ってはいたものの、時間は限られていますのでBright Logicさんに向かいました。
最近はそんなに乗っていなかったので、家の前の坂道を利用して押し掛け。
エンジンは掛かったものの、走り出すと何だか違う・・・いつもなら1~2分も走ればエンジンは滑らかに吹け上がるのに、いつまで走っても調子が戻らない。
これはおかしい。キャブレター?
いや、タコメーターの針がエンジンの回転とは違うところを時々指して踊るから、この症状は電気系統だ・・・今まで何度も経験した事のある症状です。
エンジン内部のジェネレーターで発電した電圧を一定に保つレギュレーターという部品の不具合が生じた時に、この様な症状がでます。
それでも走ってはいるので、そのまま東名高速に乗ってしまおうかと思い秦野中井ICへ向かうも症状は悪化する一方。
今までレギュレーターの不具合は何度も経験していますが、何れも直ぐに走れなくなる事はありませんでしたのでそのまま東名で向かおうと秦野中井ICへ。
しかしIC入口で、とうとうエンジンストール。
高速道路に乗ってからでなくて良かった。
FW仲間の風神さんやwatterさんとBright Logicさんで待ち合わせしていましたので、直ぐに遅れると同時にBright Logicさんにも連絡をしました。
折しもGW期間中。圏央道と東名高速のJCTが激混み、その余波でR129も大渋滞なので到着にはかなり時間が掛かってしまうとの事。
仕方ない、待つとしよう。今の自分に他の選択肢は無いのだ。
しかしそれにしても暑い・・・これじゃ熱中症になってしまうと思い、徒歩でコンビニへ。
車なら数分の距離も歩くとなるとかなり遠い。暑さで汗もダラダラとしてくる。
まったくまだ5月だというのに、これじゃ鈴鹿耐久だ。頭の中では転倒したライダーが灼熱のコースサイドをピットまで押すシーンが(笑)。
コーラ1L買ってきました。
コーラを乾いた喉に流し込み、煙草に火を点ける。
一息吐いてFWを見る。
どうした?もういい加減疲れたか?それとも・・・
Bright Logicさんは30分で到着。店を出発する直前に何故か渋滞が解消し、早い到着でした。
積み込み。今までにあちこち故障はしましたが、全て自走で切り抜けてきました。
救出してもらうのはこれが初めて。
watterさんも同伴してくれました。疲れているのに、ありがとうございます。
この時点で2時。上り車線の渋滞はまだ発生していません。
一体どうしたというんだ。何を伝えたい?
いや、それが理解出来ない自分が鈍いのだ。
Bright Logicさんに到着するまでの30分弱、時々後ろ振り返って積載されたFWを見ながらその答えを考えましたが結局わかりませんでした。
到着。
お店も忙しいのにありがとうございました。
風神さんお待たせ~。
風神さんから部品や本を受け取ったりして暫し歓談。
陽射しが和らぐ夕方を待って400FWミニ撮影会。
1983年(昭和58年)製、GSX400FW1型3台。
右から風神さん、watterさん、私のFW。
こんな優雅なスタイリングのバイクって、もう出てこないんだろうな。
シンプルながら配色もいい。
真ん中に並んでいるのが今回初登場のwatterさんのFW。
なんとこのFW、watterさんが部品から組み上げた1台。
しかも部品一つ一つサンドブラストで錆びや汚れを落としてから綺麗に塗装して組み上げ。
業者に依頼したのはフレームの塗装とフロントフォークの再メッキのみ。他は全てご自分の手で行うという驚異の1台。
物凄い知識と情熱です。
基本的には純正仕様ですが、何点かはwatterさんオリジナル。
一つはマフラー。ヨシムラ製のマフラーですが、後ろ側がドラッグサイクロンに変更されています。
カウリングの下にはGSX1100s刀用のスポイラー(黒い部品)が取り付けられています。
そしてエンジン下のアンダーカウリング。
汎用品だそうですが、フレーム形状やマフラーに合わせて加工した上に、キャンディー色を自家塗装。しかもFWのキャッチコピー(?)である“Dramatic Performer”ステッカーを自作して貼り付けられています。
字体もパンフレットのまま。凄いこだわりを持って作られた渾身の400FW。
色褪せた私のFWとは大違いです。
実際に走っている400FWの中では、おそらく国内で一番綺麗なのではないでしょうか。
さて、どうなる湘南FW号・・・出来ることなら最後にもう一度だけ箱根に行きたいけど、まぁ任せるよ。
Posted at 2018/05/02 09:37:18 | |
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