Beatrush ダイレクトブレーキシステム 取り付け

　前から興味があった、マスターシリンダーストッパーを取り付けました。　C社のと迷ったのですが、ストッパー調整ボルトが長くなる構造が好みでなかったのと、コチラの方が取り付けがより容易そうだったので、ビートラッシュのダイレクトブレーキシステムにしました。

≪購入部品≫
●LAILE / Beatrush
　ダイレクトブレーキシステム （S36020DB）

このパーツはエクシーガへの適合はありませんが、他社のシリンダーストッパーではSH5共々YA系も適合OKなので、構造的には取り付けできるようです。
　ただ、エクシーガのNA車はブレーキパイピングを保持するホースブラケット形状の違いにより、正規の取り付けができません。　（１か所ネジが固定できない）
　そのままでも付かない事はないのですが、取り付け剛性という点で本来の性能を発揮できないと考え、エクシーガTB（ターボ）車用のパワステホースブラケットに交換します。

ホースブラケットの交換
①既存のブラケットが固定してある2か所のM8ボルト。
②12mmのラチェットで緩めて外します。
③ブラケットを外します。
　ブラケットには位置決めの引掛けツメがあり、ボディに開いた穴に引っ掛ってます。
④TB車用の油圧パワーステアリングホースブラケット
≪購入部品≫
　●スバル純正部品　34618AG000/ブラケット,ホース

ブラケットの取り付け
①ブラケット比較
　　左：NA車用 　右：TB車用
②矢印のM6ウェルドナットの付いた穴がストッパー本体の取り付けに必要になります。　NA用のホースブラケットのままではここの固定が出来きないので、本来の剛性が得られない恐れがあります。
③新しいブラケットを同じように取り付けて・・・
④パイピングカプラーの所のみ、元付いてたボルトを仮締めしときます。

ダイレクトブレーキシステムの取り付け

　既存の純正M8ボルトを外して共締めが2か所、付属のM6ボルト2か所で固定されます。

ダイレクトブレーキシステム取り付け
①最初にブラケット交換時に取り外したM8ボルトで「取付ストッパー」を取り付けます。
②まだボルトは仮締め状態で。
③前側のM8ボルトを緩めて取り外します。
④「ストッパーAssy」を外したM8ボルトで取り付けます。　こちらもボルトはまだ仮締めで。

①マスターシリンダー端とストッパーとのクリアランスを調整しつつ・・・
②M6ボルトを取り付けて、シリンダーとストッパーが面の当たり具合、さらに左右の芯位置の関係を微調整しながら各ボルトを本締めして固定します。
　なお、M6ボルトは付属の物からステン製の六角穴付きボルトに交換してます。
③ストッパー先端のジュラコン部を手で回して、マスターシリンダーに軽く接触する位置で調整します。
近く通っているブレーキパイピングが邪魔です。
④ストッパー位置が決まったら、ストッパーボルトのロックナットを締め込みます。　この位置で様子見です。

全てのボルトの締まり具合を今一度確認して完成。
　他社製のようなフェンダーからのネジ通しも必要なく、作業はエンジンルーム内で完結。　取り付けは簡単でした。

　なお色はゴールドで派手ですが、何かひとつ物足りな掛かったので STI 仕様？に。
　ただ後にABSユニットカバーを付け戻したら、せっかく貼ったロゴが殆ど見えない場所だったりと・・・（汗