
実はずっと気になっていました。
1月末に入手したカーオーディオマガジン3月号の、『THE調整シリーズ』連載、このときのお題は『サブウーファー』。
この中の記事の一部に、こんなのが書いてありまして、
なんと、「サブウーファーの音が遅れて聞こえるのは、フロアなどのボディの共振によって発せられた音を聞いているのであって、そもそもサブウーファが多少離れたところに設置されていようが、人間の耳で遅延を感じられるほど音の伝達速度は遅くない」と、、、
なるほど、ワタクシの車両のオーディオ、最初にサブウーファーを設置したときから、曲ごとや、あるいはTAの非常にせんしちぶな調整の具合であからさまに遅延を感じられる環境だったのですが、実はサブウーファのユニットから出たモノホンの音ではなく、くるまのブルブル音を聞いていたっつーことですな ( ̄▽ ̄;)あらー
どうりで、なかなか上手く調整できなかったハズです。
その衝撃の事実を知るチョット前、昨年の11月上旬に、元々ラゲッジルームのデッドニングをやりたいと思い立ったが吉日でそっこーレジェ(900mm × 450mm)をポチったものの、それ以降小春日和な日はついぞ訪れること無くトーキョー(≑サイタマ)は冬の景色に包まれてしまい、そのままレジェは冬眠へw
本日、ようやく休日(一時は危なかったw)とお天気の条件がタイミングよく重なり、施工実施と相成りました。
■装着以来4年、始めて外したフロアクロスバー

カッコつけて、フロアクロスバーを『見せる装着』にしてるので、これを外さないと、床のマットを完全に取り除けませんw。
■内装を全部取り払う
ここまで全部いっぺんに外したのは初めてです。
今日は自宅前の施工ゆえ、ピンチに陥っても誰も助けてくれません。
元に戻せるのか?( ̄_ ̄ i)
■まずは、過去の施工時の例にならって、1枚のレジェを予め全てこの大きさのタイル状に切っておきます。
後は現物合わせで、必要に応じてさらに細かく切って貼る場合もあります。
■貼るのが難しそうなところ
Cピラー外板ウラは、ほぼ手が届きません。
運転席側が、割と大穴が開いているので、ここから手を突っ込めば、ウラ側もかなりのところまで手が届きますが、
助手席側は、フューエルリッド周辺の構造物や後席真ん中用シートベルトのリトラクターなどがあり、ほとんど手が届きません。
リトラクターのみ外して、その12、3センチ四方くらいの小さな穴から、なんとか手の届く範囲で『気持ちの問題』程度にはレジェを貼り付けました。
写真に写っていない奥の上の方まで指の筋がつるまでw頑張って貼りました。
それでも、外から見るとCピラーの半分より下の位置(のウラ側)までです。
■ドアのデッドニングと違って、ラゲッジルーム内の鉄板は平面がほとんどありません。ゆえに、結局、レジェを細かく切り刻むこととなり、想定外の時間が掛かりました。
タイヤハウス周辺は、二度と内装を外すのがイヤなので、将来やり直すことが無いよう、丁寧にかつ多めに貼り付けておきました。
助手席側
運転席側
ここら辺も忘れずに
そして、黙々と貼り続けること約2時間以上・・・
よーやく、完了ε=( ̄。 ̄;)。
よくがんばったw。
実は、スペアタイヤハウス内をもう少し貼りたかったのですが、レジェが尽きてしまい(爆)
まっ、ここはいつでもカンタンに施工可能な箇所なので、むしろ内装のウラ側とかやりにくい箇所を重視するという方向で考えていたので、作戦通りということでw。
■オマケ作業
かねてから、いつかラゲッジルームランプ連動の照明を追加したく機会を狙っていたのですが、よーやくここら辺の内装を剥がチャンスが到来したので、配線の分岐のみ施工。これを内装の中を通して後席あたりまで持ってきました。その先の施工は、またいつの日かになります(割と遠い未来になりそうな気配)
・・・
この後は、内装を元に戻して作業完了、、、のハズが、やっぱりというか予想通りというか、かなり元通りにするのに手間取りまして、そうこうしているうち日没を迎え、さらに効率が悪化するという、これまたいつものパターンにハマり、片付けまで終わったのが19:30過ぎ(9:30から始めてw)というていらくです。
・・・
で、ここまで苦労して施工したデッドニングの効果は、
( ̄▽ ̄;) こ、こいつは・・・すごい・・・
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w( ̄▽ ̄;)w し、信じられないくらい、効果抜群。(
スーパーツイーターのときと違って♪w)
サブウーファーの調整とくればKARAのゴゴサマ(GoGo SUMMER!)が定番。
早速再生してみたものの、、、
なんか、へん?
そうか、なるほど、共振がかなり抑えられて、モノホンの音が逆に良く聞こえるようになったため、鳴るタイミングが早すぎるってことですね。
そこですかさずTA(ALPINE用語だと正確にはタイムコレクション=TCか?タイムアライメント:TAはカロ用語です)をサブウーファーユニットの発声を遅らせる調整してみたところ、
おおーっ、これはスゴイ。
まるで、ユニットと箱とアンプを総取っ替えしたかと勘違いするようなスンバラシイ音ではないかぁーーーーっ
タイトにぴしっ、ぴしっとキマる打ち込みベース、ドラム音に、カラダの重心部分の緊張感が急速に昂まり、
「♪ごー、ごーさまー、あっあっあーん」 のサビでイキました(爆)
そして、年甲斐も無く続けざまに、
RAINBOWの 『I Believe』、T-ARAの『Goodbye, Ok』 (いずれもゴゴサマチューニング後の検証作業に使用していた曲)
でイキまくりw。
ん~、これがウチのサブユーファーユニットのホントーの音だったのかぁ。今頃知ることになるとは(爆)。
同じセッティングでも曲によって「遅れ感」が気になったりならなかったりってのは、多分、より強い共振を伴う周波数帯域の音を多く含んでいる曲ってことだったみたいです。
・・・
要するにゴゴサマチューニングが必要なクルマは、サブウーファーの共振が発生しやすい車両であって、TAによる調整は単にボディの共振音を他のユニットの発生タイミングに合わせるだけの偽りの調整だったワケですな。
それでも、カラダに感じるキモチ悪い重低音のズレを場当たり的に修正することはできるので、意味なくはないと思われるが。
・・・
というワケでcvりん、ごめんね、インチキ調整を強制的に押しつけて (^▽^;)>。
これで、『ジャシンサチューニング』をまたいちからやり直しだ。
これはこれでくるしー(爆)
※サブウーファー周りの話題は、シリーズとしては『その5』のカテゴリーになりますw。どーでもイイことですが。