
昨日、ひとつ新たな悟りの道が開けました。
想像だに出来なかったデジタル教の教義は、まさにワタクシの中のあらゆる常識を覆すに余りある強烈さで襲いかかったのです。
先に言っときますが、多分言い過ぎです(爆)
・・・
前回から始まった【その5】は、サブウーファーのシリーズと位置付けることにしたので、もう【その6】へと移行w。
いままで、音の大河の河口付近(出口)から徐々に川をさかのぼり、DSP谷までたどり着きましたが、その先のさらなる音の源流を求め、ついにヘッドユニット換装に踏み切りました。
目指すは、DSPに入れるWAVファイルの音声信号をRCA(アナログ)からPSDIF(光デジタル)に変えるのだっ。
おお、ってなカンジですが、そう簡単にカーオーディオはホイホイ買えるモノじゃござんせん。
で、ワタクシ今回発想を転換し、選択の幅を少し広げてホームオーディオの世界まで半月ほどあれこれ事前調査いたしました。
要件としては、
『WAVが再生可能』
『USBもしくはSDなど外部メディア使える。CDはいらん』
『光デジタル音声出力が出来る』
恥ずかしながらホーム系はまったく知識が無かったので、調べてみると、いわゆる『マルチメディアプレーヤー』なるジャンルの製品が多数販売されていました。
しかも、ホーム用はカーAV製品と比べて圧倒的にあらゆる映像、音楽フォーマットに対応していて、何よりかなりリーズナブル。アジアンブランドなら0.5諭吉程度です。
(カー用だとWAVが再生できるのはほとんど無い。カロはほぼ対応。逆にアルパインは全くダメ)
どれがいいんだかさっぱり分からない中で、取り敢えず在庫が豊富だった写真の
コレを選びました。
恵安株式会社? 台湾の会社かしら。よくしらんけど。
そして昨日、
多数のデミオ軍団に囲まれつつw施工実施。(ホントーは次回と思ってたのだが、せんせーの『取り敢えず音出してみましょうよ』に後押しされ。)

本体はこんなにちっこいのです。そして異常に軽いw。多分100g無いです。スマホより軽い。
各種インターフェースを実装する都合上この大きさが必要だったってだけでしょう。
この手の製品は、実は本体にはほとんど操作ボタンがなく、リモコンのみで操作します。
そしてモニターも外付け。車載前提でないのでテキスト表示液晶モニタすらありません。
ウチはナビのVTR入力を使うことにしました。
配線ぐちゃ~~~(爆)

ビデオ入力端子を何とかグローブボックス横から引っ張り出すことに成功しましたw。
センターパネルは是非とも外したくないんで ( ̄∀ ̄;)
ビデオ端子接続後、ここで四苦八苦。なんか信号が出てるのは分かるのですが、ノイズばかりでさっぱりナニも写らず。
写らないと何一つ設定もできません。
せんせーに多大なるご協力を頂きながら、最後にはせんせーの車両にまで持ち込んで実験したものの、ナカナカうまく行かず。
『初期不良かぁ・・・』とアタマをよぎったところで、せんせーが『写った!』と。
『あれ、ナニしました?』、『いや、とくにw・・。』
ん~、まるでcovaりんのDSPのときみたいだwww。
ま、今日じっくりマニュアルを読んでみたところ、リモコン自体に映像信号の出力規格を直接切り替えられる独立したボタンが付いていて、まさにこのような事態に陥っても設定が可能になっておりまして、多分昨日はせんせーが無意識にその辺のボタンに触れたんではないかとw。

SPDIF(光デジタル音声出力)の威力たるや・・・
いや~驚きました。こんなに良くなるモンなんですか。こんなコトが許されるんですかw。
音のクリア感が半端ありません。
そして、宇多田も、スンヨンも、稲葉さんも、絢香も、YUIも、ソヨン(T-ARA)も、ジェギョン(RAINBOW)も、Jacinthaさんも、み~んなみんな素晴らしくソコにいてワタクシひとりのために歌ってくれてるではないか。
特に宇多田のダイエットぶりは是非褒めてあげたい(爆)
よーするに、特に何も調整していないにも関わらず音の定位感が非常に向上しました。
コイツはウワサ通りだぜ。(せんせーが自らのiPodからの出力を光デジタル化したときそのように仰っておりました)
音のクリア感を例えるなら、
今回の施工後を『南アルプス天然水の源泉の清流』としたならば、今までのは『古い油で揚げたフライドチキン』ってなカンジ?(伝わりにくいかw)
まあ、音源データからアンプまでの経路も短縮されてるので、そのせいもかなり有りそうですけど(^▽^;)
■施工前:
「32GB USBメモリ」→「KOS-A300(KENWOOD:USBデバイスのWAVファイル再生)」→RCA→「AVIC009G(カロナビ)」→RCA→「PXA-H700(ALPINEのDSP)」→RCA→「PDX-5(ALPINEの5ch ClassDアンプ)」
■施工後:
「32GB USBメモリ」→「M130(恵安:マルチメディアプレーヤー)」→SPDIF(光デジタル音声出力)→「PXA-H700(ALPINEのDSP)」→RCA→「PDX-5(ALPINEの5ch ClassDアンプ)」
・・・
と、ここまでは、何もかもサイコーで言うことナシなのですが、それは『音』に限ってのハナシで。
なんせ車載用じゃないので、使い勝手は最悪です(爆)
・付属電源は100VのACアダプタのみ、取り敢えずシガソケインバーターが必要。
(本体駆動は5Vなので、あれこれ電源の線を加工すれば、シガソケスマホ充電器が使える。多分)
・カーAVと違ってとある一面を前面として見せるデザインではない。つまりどこかにしまって使う前提だが、そーするとリモコンが使えなくなる(すなわち操作不能になる)
・かなり本体に熱を持つ(これもしまって使うには不利)。
・そして、イチバンダメなのが、レジュームが効かない。ACCオンの度にトップメニューが出て来て、ソース選んで、メディア選んで、曲選んで(フォルダ階層分クリックw)、よーやく再生です。
これは、まあ仕方ないでしょう。本体には電源があり、ACアダプタを毎回抜き差しする前提ではないためです。リモコンで電源ON/OFFする分にはトーゼンレジュームは効きます。
レジュームを生かす為の待機電力がどのくらいなのか分かりませんが、さすがに怖くてバッ直にはできません(爆)
よーするに、今回のホーム用マルチメディアプレーヤーをワタクシのような目的で使う場合、
『原音忠実再生(Hi-Fi)こそ我が命。その為なら何を犠牲にしても構わない』
という方以外は、あまり勧められたものではありません。
てか、やめた方がいいと思います(爆)。

一旦仮置きで、センターコンソール上部の小物入れに本体を設置しました。当然ながらフタは閉められませんw。
ナビのモニタに映ってるのが本体からの映像信号です(音楽再生中)。
ともあれ、音質と定位感が大きく向上したので、DSPも色々とそれように再設定が必要です。
その辺は次回へ続くということでw。
そして今日、ABにオイル交換に行った後、自宅駐車スペースにて約2時間、KARA聴きまくり(爆)
スンヨンのキュートな小顔がそこに見えるかのよう。赤信号の交差点の危険率がさらにアップ必至です。
あ、やっぱり長くなっちゃった。すんません (^▽^;)>。