
音質向上計画も、ここんとこは小ネタでお茶を濁す日々が続いていたのですがw、昨日の日曜日、久し振りにまる一日時間が取れたので、これまた久し振りにおウチの前で音質向上計画を。
自宅前で本格的DIYは、多分昨年の
8月16日のDSP設置作業以来です。
(ご近所の皆様も、最近バラしてないな、と思っていたことでしょうw)
昨年秋に、音声出力が光デジタル化されたこと(ヘッドユニット交換)によって、大幅に音質向上を成し遂げ、シロートワザではもはや打ち止めか?と物思いにふける日々を過ごしていた師走のある日、徒然なるままに某オクを眺めていたところ、アルパインの中古アンプPDX-F4が目にとまり、なぜかビビッと心に訴え掛けるものを感じ取りながらも、気のないそぶりを装っておりましたw。
それから2週間あまり経過したところで、そこはかとなく、とある同製品の中古物件に、負ける気満々で何気なく、そして取り敢えずの自分的な最大値を入札し、そのまま放置してたら予想を裏切って落札してしまい・・・
年の瀬も押し迫った12月31日に、桜島のある南の方の県から無事納品されましたw。
で、最近のモチベーションの低下ぶりも手伝って当然の長期放置に突入。
一昨年の冬はN西熱と格闘し全身を凍り付かせながら毎週早朝出勤してたのが、まるで夢の中の出来事のよう。
ここのところだいぶ春らしい陽気になってきたところで、ようやく重い腰を上げた次第です。
計画としては、今回調達のPDX-F4(4チャンネル)を、運転席下に設置されてた現行PDX-5(5チャンネルとトレードし、追い出されたPDX-5を助手席下に持ってくるというすんぽーです。
5chアンプは贅沢にも1chのみサブウーファに使用します。PDX-5はブリッジ接続不可なので、残り4chは“余り“になります(爆)。
元々5chアンプ1台での運用だったので、うちDSPからRCAで来ているサブウーファの1本のみ、運転席下から助手席下へ設置し直し、かつ新しいバッ直電源とアース、そしてスイッチ用のACCをどこからか分岐させ、移動させた5chアンプ用に用意すればちょちょいのちょいです。
・・・の、ハズだったのですが、自宅前だと時間制限が無い為ついダラダラしがちで、意外と時間かかちゃいました(^▽^;)>
■元々あったアルパインPDX-5

元々5chアンプがここにありました。
昨年のG/Wに一旦施工し(助手席下)、その後ノイズ対策をイキオイとカネで解決した
中古ナカミチ2chアンプ導入のアンプ2台体制(ナカミチを助手席下に設置、アルパインを運転席下へ移動)、そして
DSP導入によるポップノイズ自動解消のアンプ1台体制(ナカミチを撤去)に戻ってからまだ1年も経っておりませんwww。
■電源分岐

動脈はここで一旦ぶった切り・・・

テクニカの分岐ブロックで支流作成
■アース収斂

静脈(アースw)は元々おまとめにしてた分岐ブロックが「ひと穴」余ってたので、そこにブッ込み。
■前車から外したのはシロートではないなw

届いた中古アンプの背面はこの状態でしたw。
プロの仕業ですねきっと。
シロートDIYなら、こんなランボーにちょん切らずに、多分六角レンチ使ってちゃんとコードは外すと思われます。
■思わぬ障害

アルパインの最近の世代のアンプは、スピーカーコードを専用のプラグの+-に差してイモネジで固定し、プラグヘッドをコンセント式でアンプ本体と接続する方式になっています。
今回調達のPDX-F4も元のPDX-5も現行カタログモデルなので(PDX-5は前世代製品だが、アルパインが5chのニューモデルを出さないので未だ現行モデルとなっております。クルマでもこんなパターンありますよねw)
で、『コンセント』の規格は、こちらで勝手に『同じにきまってんでしょう』と思い込んでいましたが、さにあらず、ホンの1ミリ以下の差異で規格が違ったのです。
元の「コンセント」をそのまま新アンプに差し込める(超らくちん)と、もくろんでいただけに、残念ながら余計な時間を食ってしまいました。
■今度の設置状態

こんなカンジでほぼ完成。
ここまでで、既に夕方5時。10時から始めて(爆)
。。。

そしてこの後、気の遠くなる『ジャシンサチューニング』、『リビングストンテイラー チューニング』、『ヘレンメリル チューニング』の約4時間を経て(´Д`) =3 、 よーやく一旦納得のできる音に。
いやー、それにしてもすんばらしい音です。
さすが、『Dクラスアンプとしては驚愕のハイクオリティな音質』と、評論家と世間を唖然とさせた超絶な実力機だけあります。(但しソレは約3年前のハナシで・・・ばく)
まあ、ちょっと昔とはいえ、確かにそんときは超素晴らしかったワケでそれは紛れもない事実なのであります。
今までのPDX-5と今回のPDX-F4は、プラシーボ効果も加えるとやはり相当な差がありましたww。
ボクらの定番リファレンス、宇多田で例えるならば、
『今までサイコーと思ってた宇多田は、実はステージでの最終リハだった(爆)。今度こそ本番のステージ』
と、こんなカンジです。
同じステージ上で同じ機材を使ったリハと本番ですから、キホンは同じ音。
しかし、なんていうかボーカルの気合いが違う、、、そんな感覚( ̄▽ ̄)b
今回、このアンプを使ってみようと思ったのは、メーカーであるアルパイン技術者が調整した、普及価格帯オールアルパインでの最高の音(カロのxシリーズに相当するF#1Statusシリーズは既に廃版)を是非体験してみたかったというのもあります。
確かに、一貫した方向性の音作りではあるので、旧世代モデル(PDX-5)と新世代モデル(PDX-F4)のベクトルはぴったり同じ方向であり、ここがもう少しこんな風に良くなったら・・・と思ってたその先に超ジャストフィットする音でした。
「カー」に限らずオーディオは、スピーカーとアンプのキャラクタに音質が相当依存するので、それまでと異なるメーカーのアンプに交換すると、違和感がありすぎて慣れるまではイマイチな感覚を持つことが多いでしょう。
逆に同メーカーの上位モデル(新しいモデル)への変更は、よほど設計思想が変わらない限り、そのメーカーらしいキャラクタ付けは共通してるので、大きな飛躍(変化)は期待出来なくても、確実に満足感は得られることでしょう。
また、『ジャシンサチューニング』の他に各周波数帯域をチェックする『サウンドチューニングマガジン チューニング』も、とーぜん実施いたしましたが、とある帯域の激しいピークやディップがかなり解消されていたのにはびっくり、アンプ替えただけなのに。
以前まではドアチューニングの奥義を究めるしかないと思っていたのですがw。
・・・
3年前にサイコーだったものは今でもそこそこサイコーです(爆)
ホントーは、普及価格帯での最高を目指すなら、モノアンプのPDX-M6をサブウーファー用に使わねばならないところなのですが、それは財政的に勘弁してくださいwww。