SPOON BIG TURBOCHARGER KITインジェクター取り付け　part１

大容量インジェクターに交換していきます😊
S07Bは各気筒に２本のインジェクターが付いています。その２本のうちエンジンに向かって左側のインジェクターを大容量のものに交換していきます。
しかし・・・しかし・・・一番ハマったのは・・このインジェクター交換です💦なんせマニュアルではインテークマニホールドを取り外してインジェクターを交換する手順になっています💦
しかーし！SPOONではインマニを外さなくとも交換可能とのこと。ではではと・・・交換作業に移るも・・・手が入る（私の手がゴッツイのか💦）クリアランスがなく・・・しかもインマニが邪魔をしてデリバリーパイプ（後に紹介します）とインジェクターを抜く高さが得られず・・どうにもこうにもいかなくなり・・・参りました💦

しかーしTYPE ONEの店長に確認し・・ここから紹介するのは私なりのやり方なので・・手順などは・・あくまで参考までにということで・・・👍

先ずは・・燃料系を弄る時には必ず燃圧を抜いておいてください。もちろん念のため吸入口のキャップも緩めて圧を抜いています。
燃圧の抜き方は色々とありますが・・燃料ポンプのヒューズを抜いてクラッキングして燃圧を抜くとかしてください。
下準備ができたなら・・エアークリーナーBOX・・エアーダクト・・インタークラーの順で外していきます。

上手くやれる人はこのスロットルを外さなくてもいけるようです。
私は後の工程を考慮し・・できる限り作業するクリアランスを取るためにスロットルを外しました。
ここで注意です。もし私と同じくスロットルを外すのであれば・・KITにはスロットル用のパッキンは入ってないので事前に新品のパッキンを準備願います。再使用は推奨されません。

スロットルのカプラーを外します。私は既にBIG THROTTLEに換えているので手順には慣れていたので順調に作業が進みました😊

スロットルの後ろにバキュームホースがあるので外しておきます。

黄色枠に白いカプラーがありますが・・これは燃料パイプとデリバリーパイプを接続しているものです。後にカプラを外して・・この燃料パイプを切り離す作業が待っています・・
どうですか？狭いでしょ？
私のゴツイ手では十分なクリアランスがとれません💦

なので・・スロットルを迷わず取り外します👍
２本のホースを取るのですが・・これは冷却用ホースなので・・そのまま外すとクーラントが漏れてきますので写真のようにホースを挟むホースクリッパーを用いて冷却水の漏れを止めておきます。
あると便利な工具です👍参考までに・・

多少はこぼれますが・・ウエスで十分に対処できる量です。

ボルト４本を取り外してスロットルを取り除きます。

次にブースト計をバキュームホースからミツマタで測っている人は分かると思います。ここは写真の様にセンサーを固定しているナットを取り・・センサーごと外します。もちろんカブラーも外してくださいね😊

サージタンクの左側のブローバイホースも取り外します。
結構ブローバイホースがあるので・・記憶するのが苦手な人は・・取る前に写真をおさめておくことをお勧めします。
まぁー付くようにしか付かないので問題はないのですが・・付け忘れ防止のためには有効です👍

これがインジェクター配線元のカプラーです。これを外します。

スロットル側の下にデリバリーパイプの配管がステーにより固定されているので・・このステーを固定しているボルトを取ります。私は6.5のラチェットを使用しました。多分このサイズのラチェットがないと苦しいかも・・・参考までに

この写真は・・抜き取る工程を取り忘れて・・再度・・仮つなぎになってしまいましたが・・白いロックカプラーを外して・・更に写真にはないですが緑色したリテーナーを外して矢印の方向に引っ張って抜きます。
何故ないかって・・・？？
そう上手く抜けずリテーナーが壊れました💦
でも安心してください。私は常にこいう柔い部品は必ず新品を準備しています👍
上手く抜けば再使用できるものですが・・・・💦
そのリテーナーは取り付けの写真で紹介します😊

この台形の金属部がデリバリーパイプという部品です。
ここで一端・・燃料を溜めて流れを整流させて均等にインジェクターに安定供給するようになっているのでしょう・・・インテークでいうのならサージタンク的なのも？推測ですが💦
赤枠のナット２個を緩めて取ります。

さて・・インテークに戻ってサージタンクの後部にあるバキュームホースを抜きます。

そしてここがポイントです☆彡
このピンが付いたままだとインマニ部がデリバリーパイプの真上にあり・・そのままデリバリーパイプごと引き上げてもクリアランスがないため・・・インジェクター部が抜けきれず取り外せません・・・ここで私は相当ハマりました💦
最初に赤枠のピンを先に抜きます。するとインジェクターがデリバリーパイプから抜くことができ・・インジェクターのカプラーが姿を見せます。そのカプラーのピンは向かって左側にしかないので・・
手の入りやすい左側のインジェクターから順に全て外していきます。すると左側のインジェクターを外せば外した分・・手の入るクリアランスが段々と確保されていきます。これならイケますよ♪
ゴツイ手でも！
インマニ外さなくても👍

写真は左側から順に全て外し終わったものです。
写真の絵が悪くて済みません💦
カプラーが捻じれてピンが右側に向いちゃっていますが・・・取り付け時にはこのカプラーを180°向きを変えてカプラーピンを左側にして取り付けます。

各気筒２本のインジェクターがありますが・・取説では各気筒の左側を交換します。カプラーの色は左側は黒色です。
参考に右側が茶色です。
取説ではOリングにシリコーングリスを塗るようになっていますが・・なんとこの日・・・持ってくるのを忘れてしまいました💦
急遽・・経験値からエンジンオイルで対応しましたけど・・
これでも全く問題ないですけどね👍

写真を見てのとおり・・純正インジェクターの方が丈があるんですね・・・

さて取り付けは逆順なのですが・・
①カプラーを付ける
②インジェクターをエンジン側に付ける
③デリバリーパイプを付ける
④インジェクターとデリバリーパイプを固定するピンを付ける。
この順を守ればスムーズにいくはずです👍参考までに・・

インジェクターとデリバリーパイプを取り付ける時には各切り欠きを必ず合わせてください。カプラーのテンションで切り欠き部が合ってないところもあるので
何度も確認してください。

赤枠のボルトにデリバリーパイプのステーを差し込み・・ナットで締め付けながらインジェクターをデリバリーパイプに挿入（圧入）していきます。
最初・・手で入れようとも私は硬くて入りませんでした💦💦（シリコングリスならスンナリ挿入できたのかな？）
この要領なら簡単に挿入させることができましたが・・・常に全ての切り欠き部の向きに注意しながら・・慎重におこなってください😊

全てが挿入し終えたなら・・最後に矢印のピンを差し込んで固定させます👍
あとは燃料が漏れないことを祈るのみです😊

さてさて・・・
こえがデリバリーパイプと燃料パイプを繋いだ後・・抜けてしまうのを防ぐリテーナーです。安全のため重要です！
ちなみに純正部品番号は17711SOXA31です。１個２５３円税込みです。

これをデリバリーパイプ側のパイプに挟み込み燃料パイプに差し込みます。
このリテーナーがロックピンとなって・・安全設計になっています😊
そして・・あの白いカブラーを被せます。
おっと・・ここで規定の２５工程なので・・残りはpart２にて・・・