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東京電力は12月7日夕に発生した三陸沖を震源とする地震の発生後、福島第2原発1号機で、圧力維持のため作業員が“手動”で装置を起動し建屋内の空気を外部へ逃がしたと発表した。

第2原発1号機では、放射性物質が外部に漏れないよう原子炉建屋内を大気圧よりも圧力を低く保つための装置を起動した。
東電によると、地震が発生した5分後の午後5時23分、作業員が建屋内の圧力計を確認したところ、圧力の上昇を確認。手動で装置を起動し建屋内の空気を外部へ逃がした。この操作によるトラブルは確認されていない。
2012年12月07日
[毎日JP]

女川原発で使用済み燃料プールの水位高低の警報
12月7日の地震後、東北電力女川原子力発電所(停止中)1号機でPLRの上部の振動大の警報、3号機使用済み燃料プールの水位高低の警報があったと原子力規制委員会が発表している。


http://mainichi.jp/select/news/20121208k0000m040031000c.html

補足説明をしておくと、一見怖い記事のように見えるんですが、原子力発電所では、こういった圧力調整はしょっちゅうやっています。
この放出については、フィルターを介しての放出になるので、通常時の放出と変わらないものと判断していいと思います。

＞1号機でPLRの上部の振動大の警報、3号機使用済み燃料プールの水位高低

これは、揺れのせいで水が左右に波打ったからじゃないかな。

いずれも、やばいとは聞いていないよ。

その時は仕事中でちょうど検査室入ったら揺れました。
仕事中は携帯とか弄れないので、情報は得られないんですけど、
とりあえずは部長に「ここから半径400km以内でm7～m7.5が発生したよ」って断言しときました(・∀・)


福一では、距離からして200gal以下の加速度になっているはずなので、影響はないはずですね。
津波も1m程度なら、仮設防波堤で充分防げるし。

まあ、こういったときはいろんな噂が錯綜するので、気をつけんといかんですね。

ちなみに震源域までの距離とエネルギー数は、揺れの周波数と幅でおおよそ感じ取れます。
距離があるとP波がほとんどなくなるので衝撃がほぼない揺れになるし、加速度も減衰するので。

ペアの地震とか言うけど、う～ん、今回がそれだとしたら、Ｍ９クラスのベアならあと２５回くらいは必要になると思うんだけどなぁ・・・

しばらくは注意したほうがいいかも。

ほんでもまぁこういったことをする人間もいるもんで、情報ってのはほんと注意しなきゃね。

「閉じ込められた。助けて」東北地震でデマツイート
http://www.j-cast.com/2012/12/07157349.html
この人間らしい。
https://twitter.com/reonandnene/status/276985009104113665


福一の情報だって同じだと思うよ。

悪意ある人間は物凄くたくさんいるから。

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帰ってきてからすぐ書いたので、ちょこっと補足です。
実際のガル数は25gal程度だから超ゆっくりな揺れだったようです。
HTR棟での異常警報（原燃、茨城県内）は、そこまで気にするレベルのものじゃなかったのでこれもおk。