• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

山さんwのブログ一覧

2016年11月07日 イイね!

男児焼死事故について思うところ・・・

発火の原因は白熱球を使ったということで本来ならLEDを使うはずだったとのこと。

LEDなら大丈夫?

いいえそんなことはありません。
放出する熱量が違うだけの話です。
熱は蓄積します。

と、そんな小難しく話す気はありません。
LED、熱量で見れば大まかに2つあります。
ひとつは私たちが日頃よく目にする小型のLED。
パソコンやテレビのLEDですね。

もうひとつはチップ型のLED。
こちらは光量も多いのですが、かなり発熱します。
なのでLEDだからといって安全、だなんて安易な判断は出来ません。

一方で知っておいてもらいたいのは、おがくずだけでも自然発火します。
これは主にバクテリアの分解熱によるものです。

世の中には火元がないように見えて実は危ないものがたくさんあります。

例えば、野積みされた大量の古タイヤ。
一つ二つ程度なら全く問題ありませんが、
これが数千となるとかなり危険です。

太陽熱もありますが、倉庫内に置いていたとしても火災の危険はあります。
これはタイヤが酸化する事で熱が発生するからですが、
これが数千となると莫大な熱になります。

これらのように、一見して大丈夫と見えたとしてもリスクがないわけではありません。

「酸化」、酸素が地球上にある限りこれは必ず発生します。
以外かもしれませんが、鉄くずから自然発火することだってあります。
スチールウールを小学生のころ燃やしませんでしたか?
体積に対して表面積が大きいものほど熱を吸収しやすく反応しやすいです。

これらのことが理解できていれば、このようなことは無かったでしょう。
なくなられた児童の冥福をお祈りさせていただきます。

その上で、これらのことを詳しく知らなかった方々も多いのではないでしょうか。
自分は、学生だけが悪いとは思えません。
勉強だけをやらせてしまった親達の教育方法にも問題があると思うのです。

自分は科学や数学が好きですが、
きっかけは火遊びです。

流体、力学が得意です。
きっかけは、用水路を破壊したことです。
せき止めてダム作って遊んだら鉄砲水の威力が強すぎて破壊してしまった。

小学生のころ、沢蟹を瓶で茹でたら沸騰する前に瓶が割れました。
真剣に考えて、熱膨張差という事に気がつきました。

一見するとクソガキですが、遊びの中から学ぶことは非常に大切だと思います。
遊びということを軽視する親が多く、
遊びから学ぶことが無い世代(ゲームは糞の役にも立ちません)

これらのことは、社会が引き起こしている事ではないでしょうか?
人を殴ればどうなるかだって、本来なら子供のうちから喧嘩で学ぶんです。
でも今は喧嘩をすれば親が一方的に子を叱る。
喧嘩だって勉強なんです。

高いところから飛び降りれば骨折だってする。
怪我をすることだって大切なことです。
怪我をさせない設備を作るのではなく、怪我を回避する力をつけさせる。

教育に対して社会そのものの考え方が間違っていると自分は思います。
危ない経験こそ、最大の糧になるんです。


その糧となる材料をもぎ取ってしまっている事こそが、最近の悲しい事故、事件を引き起こしているのではないでしょうか?
Posted at 2016/11/07 18:38:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

コルベットに乗ってます 基本安全運転です。 走り寄ってきた子供に「GTRじゃない!」って言われました 紛らわしくてごめんなさい
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/11 >>

   12 34 5
6 7 89 10 11 12
13 1415 16 1718 19
2021 22 23 2425 26
2728 2930   

リンク・クリップ

山さん工房 ボイジャーMarkⅢ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/01/21 23:19:41

愛車一覧

シボレー コルベット クーペ ベッティー (シボレー コルベット クーペ)
念願のコルベット。 本当は14年前に買うつもりだったんですが、キャンカー買っちゃいました ...
ヤマハ セロー250 ヤマハ セロー250
XR250Vからの乗り換え。 XRでは溢れるパワーを存分に楽しんだが、こちらはその半分以 ...
トヨタ ハイエースバン トヨタ ハイエースバン
キャンピングカーってすごく楽しい乗り物ですね! 今までいろんな車、スポーツカーからスポー ...
ホンダ その他 ホンダ その他
自由気ままに走れるアイテム、 97年式HONNDA XR250V(逆輸入車) 130k ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation